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茅葺き屋根の家や合掌造りの家の中に入ると囲炉裏がある家が多いことに気がつくと思います。囲炉裏があると風情があって良いですよね。
囲炉裏の魅力はどんな所にあるのでしょうか。

【囲炉裏の魅力】
・囲炉裏で料理を作れる
・囲炉裏の暖かみが味わえる

【囲炉裏の役割】
・湿気対策 ※防虫.防腐
・乾燥目的 
・防臭効果

※夏に囲炉裏を使う際は、上記の役割と家屋を涼しくするために使います。

【囲炉裏はコミュニケーションの場】
囲炉裏を囲んで団らんが出来ることで非常に場が和みます。
私は囲炉裏でお話をすることが好きです。

囲炉裏には必ず灰床がある。灰床にある灰には色々な使い方がある。

【灰の利用方法】
・畑の肥料
・凝固剤 ※山菜のアク抜き 
・洗剤がわり
・融雪剤
・殺菌 ※灰はアルカリなので殺菌作用がある。
・蒸し焼き ※長野県や群馬県では灰埋めで「おやき」が作られた。
       おやきは文化の結晶である。

灰床はきれいに維持することが大事で、使われてない囲炉裏は汚いことが多いとのこと、昔から灰床にゴミを入れたり燃やすことは、ご法度と言われてる。私も以前囲炉裏の灰床にタバコの吸い殻が捨ててある所を見たことあるが、火事にならないとはいえ、あまり気持ちの良いものでなかった。

【枯れ枝はコスパ高い】
枝が枯れる理由は病気や虫食いである。しかし最大の理由は、木の成長や葉っぱが増え日が当たらないことにより、光合成が出来ないことである。
光合成が出来ないことや日が当たらないにより枝が枯れ、風がある日に自然に落下します。
枯れ枝なんて拾っても仕方がないと思われますが、まきの燃料はほぼ無料に近くコスパは高い。ただしメンテナンス代がかかるのがネックである。

【囲炉裏とおやきの関係】
長野県では囲炉裏を使っておやきを作っていたことがあると私の知り合いから話を受けました。当時は茄子や野沢菜が人気だったようです。

囲炉裏自体を見かけることがないとは思いますが、囲炉裏は人と人の絆が結べ、気持ちが満たされます。茅葺き屋根職人の方も年々減ってるが、いつまでも残ってほしい日本の文化のひとつでもある。

本日はお読み頂きありがとうございます。

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