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中小企業診断士二次試験不合格者インタビュー そして伝説へ…

*試験直後のインタビュー*

フエコ選手、合格発表お疲れさまでした。不合格、残念でしたね。
ありがとうございます。番号がなかった時にはさすがに「あ~」と思いましたが、試験後の2カ月である程度心の整理がついていたので、心配したほどの落ち込みはありませんでした。もう、近所のセミセルフレジも、職場近くのフルセルフレジも、心の痛みを感じることなく使っています。これが試験直後の精神状態だったら、ちょっと立ち直れなかったかもしれませんが。

この2カ月はどのように過ごされましたか?
懸案の事例Ⅳに取り組んでいました。「30日完成」を3周追加して、遅ればせながら完成が見えてきました。全知全ノウも少しは仲良しになれた気がします。あとは、再現答案を各方面に送ったり、解説会に参加したりしていました。

再現答案、あの心境でよく作られましたね。
ねぇ。自分の失敗に向き合うのはそりゃあもう嫌でしたけど、振り返りや予備校選びに必須かなと思っていたのでやりました。学校との相性って、やっぱり大事そうじゃないですか。なので、再現答案の評価や解説会の説明がしっくりくるか、というポイントでいろんな学校を比較したいと思ったんです。結果的には、再現答案の評価はそこまで分かれなかったので、解説会の印象を重視して絞り込むことになりました。でもなんだかんだ言って、再現答案の結果が返ってくるたびにtwitterがお祭り騒ぎだったのが純粋に楽しかったので、それだけでもやってよかったなぁ、と。

予備校はどこにされるんですか?
それがですね、むちゃくちゃ迷ったんですが、最終的には今年もまずは独学メインでスタートして、学校はオプション講座やスポットで使うことになりそうです。

また独学ですか? こんなこと言っては何ですが、リスクが高くないですか?
失敗したら、また一次からやり直しですもんね。だから本当に死ぬほど迷いましたよ。でも、なんだか独学でやれることがまだまだあるような気がして、それをやってみたいという気持ちの方が強くなってしまったんです。プロス・コンスやフィージビリティも考えたけれど、最終的には自分自身の気持ちを優先しました。社長の思いは絶対、と似てますね(笑)。あとは、勉強がうまく進まなかった場合には、R4一次合格者と一緒に夏から学校のお世話になる、という選択肢が残っているのも大きかったと思います。

なるほど。たしかにストレート組のことを思えば、充分許容できるリスクなのかもしれません。
でしょう? なので安全ネットを睨みつつ、まずは半年挑戦してみようと思ったんです。

この一年、いや半年かもしれませんが、どんな戦い方をされますか?
まずは去年足を引っ張った事例Ⅳを徹底的に強化したいです。勉強時間の半分は事例Ⅳに使うつもりです。結局のところ、点差が開くのって事例Ⅳなのかもしれないですね。正解のない事例Ⅰ-Ⅲはどうしても平均点前後に集中するでしょうから、よほどの大事故やファインプレーがない限り、最後は事例Ⅳ勝負になったとしても不思議はないな、って。基礎は少しできてきたと思うので、あとはプロセスをしっかり固めて、ミスをなくすための練習をしたいと思います。予備校のオプション講座も取って、応用力もつけたいです。あとは、去年は手が回らなかったポエム対策も今年は頑張ります。

事例Ⅳ以外はどう取り組みましょう?
過去問にとことん向き合いたいです。去年は5年分を2回流すのが精いっぱいで、本当に表面的な勉強しかできなかったので、まだまだ過去問から学べることはあると思うんです。現場百篇で「診断士脳」を育成します。去年の本番は事例Ⅲまででエネルギーを消耗しすぎたので、そこまで労力をかけなくてもメッセージが浮きでて見える境地まで行けたらいいんですが、それは望みすぎかな。

そこまでいったらちょっと怖いですね。二度とこっち側に戻ってこれなくなりそうです。
ですよね。じゃあ、やっぱり普通に体力作りの方を頑張ります。あとは、アウトプットの力もつけたいので、100字トレーニングにも挑戦します。

やることがいっぱいですね。
不思議なもんで今はちょっとワクワクしているんです。壁にぶつかったらウジウジするかもしれませんが(笑)。あと半年以上あるので、ゆっくり地道に進みます。

それでは最後にファンの皆さまに一言。
今年の年末にはいい色のメダルをお見せできるようにがんばります。これからも応援よろしくお願いいたします。

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