見出し画像

1001tracklistsについて〜1001tracklistsの見方 1

ダンスミュージック業界において、どんなDJにどれくらいサポートされたかが
アーティストの成功の鍵となる現在、
それはリスナーにとっても「聴きたい曲」の指標となる。

ダンスミュージックを愛してやまない人ならば、「1001tracklists」というサイトを一度は目にしたことがあるだろう。
今回はその1001tracklistの見方について説明したいと思う。

画像1

まずはTOPページから。

上段のExplore。
これはDJのTracklistを検索出来るだけでなく、
曲名やイベント名、フェス名からもTracklistが検索が出来る。
ちなみに1001tracklistsでは旬のアーティストにインタビュー+Mixをアップしている企画「Stories」もあり、その検索も可能となっている。

それでは、まず1001tracklistsを開くと出てくる一覧表から気になるところを説明。
アーティスト名、Podcast名またはイベント名の下に色々なマークがありますが、
これについて。

画像2

①→トラックリストを作ったアカウント名。
カッコの中の数字は、そのアカウントが1001tracklistsに登録した曲数を表している。なので、この数字が多ければ多いほど、1001tracklistsへの貢献度が高いということになる。
時々「System」というアカウントがトラックリストを作成している。これは1001traklistsがトラックリストを作ったという意味。

②→プラスのマークは、いつこのトラックリストが作成・登録されたか。
ちなみに、DJがプレイする前にトラックリストを作成してしまうと違反行為となり、そのアカウントはプレイリストが暫く作れなくなるといった罰則がある。


③→目のマークは総閲覧回数。
多ければ多いほど注目度が高い。


④→セットの曲数と内訳。
この場合は全曲数4曲で全てクレジットがあるということ。
例えば、Ephwurd &Ricky Westのトラックリストは35/44と表記されているが、
これは44曲中35曲しか登録されていない。
なぜなら、残り9曲はIDが登録されているからだ。


⑤→時計マークは音源の時間


⑥→鉛筆マークは最終更新時間。
フェスのトラックリストはその場でトラックリストをアップし、後々修正を加える人も多いので更新時間に注意してトラックリストを確認したほうが無難。
また、IDが入ってるトラックリストはIDについての情報が出ると1001職人がその情報をアップデートするため、気になるIDがある人は、そのIDがプレイされているトラックリストがいつ更新されたかチェックすると、いち早くそのIDについての情報が手に入れられるかもしれない。

⑦→登録されている音源のマーク。
ALPHA 9はSound Cloud、iTunes、YouTubeの音源が登録されている。時々ビデオのマークも登録されるが、それはファン動画が曲ごとにアップされていることが多い。

⑧→セットのジャンル。
概ね、このジャンルのトラックで構成されたセットであることを意味している。
ちなみに、
トラックリストを作ると、大体このジャンルの曲が多いと1001側から情報提供される。
それに異論がなければトラックリスト作成者が提供されたジャンルを選ぶだけとなっている。

最初の一ページだけでもこれだけの情報量を持っている1001tracklists。
また機会があれば次のステップをお知らせしたいと思います。