11/11 鈴猫日記

読む人へ
今日の日記には、人を不快にさせる言動を聞いたこと及び鬼滅の刃の映画のネタバレが含まれています。気をつけてください。


今朝は寒くて少しだけ二度寝した。猫に起こされたから15分くらい。昨日寝る前にりんご酵母のバケット生地を仕込んであったので、それを分割して休ませてから、朝ごはんを食べた。今日はレディースデーだったから、鬼滅の刃の映画を見に行く予定だった。朝一の上映なら人が少なめかなと思っていたが、バケットの二次発酵が間に合わず、次の時間にする。次の時間にするならと、図書館に行くことにした。図書館に本を返して本を選んでいると、どこからかおじいさんとおばさんの話し声が聞こえてきた。おじいさんの方は耳が遠いのか大きな声で喋っていて、正直うるさい。でも、普段の生活に話す人がいないのかもしれないと思った。しばらく世間話をしていたみたいだったが、急におじいさんの大きい話し声が聞こえてきた。不快だったし、忘れたいので具体的には書かないけど、女性蔑視のテンプレを1から10までおじいさんがおばさん相手に話していた。おばさんは軽く諫めるような話ぶりではあったが、図書館の職員さんだったようで、話をあわせざるを得ないようだった。腹の中が煮えたぎるような、頭に血が上って震えるような激しい怒りが込み上げてきた。職場でその手の言葉を聞いたら間髪入れず怒っていたが、さすがに怒ることは出来なかった。本当に腹が立った。自分だって女から生まれたくせに、結婚しているなら、たぶん家のことのほとんどは奥さんがやってるんだろうに。

腹を立てながら本を借りて、車でショッピングモールへ。映画館でチケットを買った。いい席はだいたい埋まっていた。通路側の席を取れた。無印で必要なものを、手芸屋さんで毛糸を買った。映画館へ戻る。すごい人。平日なのに。

正直、今朝観に行くの面倒だなあと思っていたが、行って良かった。すごくよかった。ネタバレは読んでいたし、泣けるとは聞いていたが、わたしは映画やドラマでは泣かないので、ちょっと舐めていた。少なくともわたしはただのお涙頂戴物とは思わなかった。最後の辺で泣くのだろうかと思っていたが、序盤、中盤、終盤それぞれ泣きそうになり、というかほぼ泣いていて、必死で唇を噛んでいた。途中ネタバレサイトに書いてあったツッコミがもろそれで笑いそうになったが。あまりにTwitterなどで煉獄さん煉獄さんと聞いていて、いいすぎだろと思っていたが、観たあと、頭の中で煉獄さん…が止まらなかった。あんな風に強く生きていきたいと思う反面、この世はクソだ明日もまた仕事に行かないといけない、もう何もかも嫌だと思う。でも、本当にあんなに高潔に生きられたらどんなにいいか。物語はわたしにとって救いだ。炭治郎が最後あんな風に言ってくれて、煉獄さんも救われただろう。もっと彼の活躍を見たかった。この先、どんどん人が死ぬのに、耐えられるのか?それぞれにこんな物語があるんでしょ?つらい。早く漫画買いたい。

映画の後はインドカレー屋。南インドカレーのランチセット。初めてマサラドーサを食べた。美味しかったので、今度来たら北インドカレーのセットにする。

帰って、何も手につかない感じだったが、とりあえずミトンのもう片方に着手。リングフィットで筋トレ。強くなりたい。

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