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皆さん、こんばんは。
Grounding Lifeのゆかです。

昨日から子供達が私の故郷に遊びに行っており、一人で静かな時間を持っています。

とても貴重なタイミングなので、前からとても行きたかった葉山に足を伸ばしました。

葉山には、昔から繋がりがあるけれどもしっかりと対話したことがなかった知人が暮らしています。

数年越しで叶った対話。
とても豊かなひと時でした。

互いに「問い」を投げかけあい、それぞれの内側を深く尋ねる時間。コーチ同士だからこそ、の深く濃いひと時でした。

今日はそこで話題に上がった、
「何を手放すか」
について、書いてみます。

この写真は札幌でキツネと出会った時のものです。動物が象徴するメタファは色々とありますが、キツネは「直感」を表すとも言われます。

さて、「手放す」ということについて、です。

これは、昨日の晩から始まっていた問い。

一人で自分のことに思いを馳せていた時に、「なんか色々抱えてて重たい」という感覚になりました。

何かを降ろして、少し自分に余白を持ちたい、と。

そこから、じゃあ何を降ろすの?いつ?どうやって?という具体に頭が回り、結果として事柄に意識が向きすぎ、苦しくなって寝ました。

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コーチングの特徴の一つに、
「事柄に焦点を当てすぎない」
というものがあります。

色んな表現がありますが、
例えば何かの出来事についてクライアントがお話しされる時、日常的な感覚だと、
「それっていつ頃の話?」
「それは誰が他にいたの?結果どうなった?」
と矢継ぎ早に事柄を尋ねてしまいますが、コーチングでは、その事柄の中身ではなく、
「その事柄を受けて、どう思ったのか」
「それを通じて、何を学んだのか」
といったように、その人そのものにフォーカスし、その感情を深掘ることで「何を大事にしてるのか(価値観は何か)」をクリアにしていきます。

何か、心理的に「重い」という感覚がある時に、「具体的に何を降ろして課題解決するか」という思考を回したために、感情がほぐれず、余計に苦しくなったのでした。

手放す事柄に意識が行き過ぎる自分を自覚した時、私は「手放すということをするなら何かインパクトのあるものでなければ!」と思い込んでいたことに気がつきました。

言い換えるならば、
「手放すものを気負って考え込んでいる」
感じになっていたのです。

その気負いこそ、私が重くなっている原因。
何もかも、気負ってる。そりゃ、心理的にリラックスできないはずだ!!

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というわけで、今回の問いにおいては
「私は、気負いを手放す」
ということにしました。

しっかりやる、
インパクトのあることをする、
やるなら成果を出す、
そういった思い込みをやめ、とにかく気負わず気楽に考える。

きっと、私が気負わずにいたら、
私の力みは取れて、新しい何かが私のスペースに入ってくるはず。

そんなことを思いながら葉山を後にしたのでした。

問いのパワフルさ。
ぜひ多くのかたに体験してほしいです。
一人では深めきれないことも、対話を通じてより深い部分の自分に気がつくことができます。

あなたは、
何を手放して生きていきますか。
手放しすことで生まれる余白は、あなたにどんな新しいものをくれますか。

#コーチング
#直感
#手放す



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