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RISE2019に参戦してきた #RISEConf

7/8-10までRISE2019@香港に参加してきました。
今一番イケてるテックカンファレンスはなに?と質問した中で情報筋の方から「絶対RISE!!もしくはWebSummit!!」と言われ、参加してきました。
会場やプレゼンテーターの熱量に刺激を受けたのでカンファレンスの内容を一部まとめたので折角なのでnoteで発信してみようと思います(๑╹ω╹๑ )


RISEってなに?

アジアの未来はここでチェック!!
アジア最大級のテクノロジーカンファレンス
RISEは、ダブリン生まれのテクノロジーカンファレンス「 Web Summit (ウェブサミット)」のアジア版です。ウェブサミットは 2010年からたった5年で全世界6万人の参加者を記録した今まさに旬のイベント。」のアジア版です。ウェブサミットは 2010年からたった5年で全世界6万人の参加者を記録した今まさに旬のイベント。
アジア圏には多くの展示会はありますが、テクノロジーにフォーカスしたカンファレンスはまだないに等しく、その中で唯一の存在といえるテクノロジーカンファレンスがRISEです。 RISEは2014年に香港でローンチしてからウェブサミット以上のスピードで成長しています。

RISE Appを入れて参加。
このアプリが結構しっかりしてて。
チケットからスケジュール管理から、参加者のみならずスピーカー・スポンサー・出展者・スタッフ全員登録されているのでアプリ上でチャットですぐ連絡したりとか。

僕も実際「ジャカルタでサイバーエージェントの方に会ったことあります。ぜひ挨拶させてください!」って連絡もらいました。
(´-`).。oO(たかさんのことかな?僕仲良しだけどな❤︎)

RISEのTracksは全部で15個!!

(画像のtrackは一部だけ・・・)
今回僕らが見たTracksは5つでした。毎日朝から晩まで予定をぱっつぱつに入れたのに半分も回れないのかRISE・・・ブースももっと回りたかった。
3人ぐらいで行ってパラレルで動くのが良いのかな。改善点です><

①PANDA CONF:マーケティング系。
 CMOやアドテク企業などが出るTrack
②FULL STK:データ系。
 データサイエンティストの登壇もあるTrack
③Auto/Tech:モビリティ系。
 コネクテッドカーやライドシェア等のTrack
④MONEYCONF:フィンテック系。
 CFOや暗号通貨などのTrack
⑤CIS Stage:業種バラバラ業界のリーダーが集まり議論するTrack


それでは本題に入ります

僕らが聞いてきたTrackの内容をまとめをつらつらと・・・長すぎるので個人的に良かったもののみ公開にします。

Uber's road ahead @Centre Stage

<Speaker>
Thuan Pham CTO, Uber × Shelly Banjo Asia Tech Reporter, Bloomberg

Q.入社してから今までどんな変化がありましたか?
A.まだ中では巨大なスタートアップ企業だと思っている。ここ何年かで我々が小さなスタートアップ企業から株式会社になるまでにしたことは、お客様に影響する日々の問題から目を背けないこと。日々の成功への業務とサービス向上への熱意とモチベーションを失わないこと。企業がどのステージであろうと、創業者の考え方を心に留めていれば成功を収めることができる。

Q.どのようにモチベーションを維持したのですか?
A.我々に関わるもの、サービス提供先のお客様に焦点を当ててきた。提供するサービスを向上させるためにどのようなテクノロジーを継続的に活用か、またお客様の乗客時間の短縮にも1秒単位でこだわっている。ここ6ヶ月で改善して更に短縮することができた。
この体験で便利さ、素早さを感じ、お客様が更に好きになってくれ、より利用者が増えることによって安価に提供することができる。

Q.1秒短縮することでどれだけ利益につながるんですか?
A.利益換算はなかなか難しい。利益よりお客様の体験を向上しようとしている。その中で信頼ができ、便利さ、素早さ、安さを感じれば利用が増える。お客様に良い経験をしてもらうことで顧客基盤ができる。
我々はプラットフォームビジネスなので事業分野を拡大していく。ライドシェア・Ubereatsなどを通じて、より多くのお客様に提供することで幸福につながり、我々のビジネスも長期的に発展する。

Q.プラットフォームビジネスにおいて、Uberが他の企業と差別化できる点は何ですか?
A.今やろうとしていることに集中すること。
我々はプラットフォームビジネスで培った能力がコアにある。人とテクノロジーでただ運ぶのではなく掛け合わせてビジネスをしている。
ドライバーとお客様の需要と供給がマッチして絶えず規模が大きくなりサービスが民主的になる。そこで我々はテクニカルケイパビリティを持つことができる。この経験からオペレーション化が可能になる。オペレーション化していることで次の新しい分野の立ち上げでも容易にすることができる

Q.外部にプラットフォームケイパビリティの提供を考えていますか?
A.事業の立ち上げ、不正検知、マッピング、ルーティング(経路決定)
これらを他に提供できないわけがない。

Q.Uberは利益を出すことができますか?
A.他の競合もいる中で積極的に戦う必要がある。利益を大きく出すことが目的ではない、輸送を民主化させること。競争することで会社は強くなる。中国からは撤退したが、そのギャップを埋めるように動いている。

Q.次のサービス展開を考えている3つのエリアはどこですか?
A.全世界を見ている。法律や規制に合わせてテクノロジーを作る必要がある。大陸で大事なのはアメリカ、西ヨーロッパとアジアだが全ての消費者が重要である。

Q.スタートアップの人たちへアドバイスをください
A.どのような問題解決をしているか焦点を当てること。このサービスが消費者にとってどんなメリットがあるのか?テクノロジーがあるから作るのではなく、人々が困っていることに対して問題解決できることを素早く動くこと


Data storytelling: The essential data science skill everyone needs @FullSTK + binate.io

<Speaker>
Brent Dykes Sr. Director of Data Strategy, Domo


データを扱う上でデータを使う能力として、
①理解する②処理する③価値を見出す④可視化する⑤伝える
このスキルが次の10年で最も重要なスキルになる。by Hal Varian,Google Chief Economist

データを伝える上で3つのポイントがある。
Narrative・Data・Visualsの円の掛け算で説明できる。


①釈明する(Explain):Narrative × Data
②教える(Enlighten):Data × Visuals
③引き込む(Engage):Narrative × Visuals

①×②×③によってデータのシナリオによって変わる。

Descision Makingについて
ロジック/ファクトとエモーション/ストーリーどちらを取るかとなった時に、人はエモーション/ストーリー側を取ることが多い。
感情に障害のある人にランチアポの設定をした時に、それぞれの店の良い点(ファクト)は理解できるけどどっちが良いかを選べない。=人は感情で物事を決断している


我々は戦略を聞いている時ですら、物語を感じている。人間の気持ちはストーリとして処理したく、論理を処理したいわけではない 
例:ベットルームから二人の声が聞こえてノックした。セールで新品の赤ちゃんの靴があった。ここからは人は何も感じない


オーディエンスはストーリーがある方が受け入れやすい。
ファクトだけでは批判的・懐疑的な気持ちになり、警戒心を持つ。
ストーリーがあると警戒心がなくなる。

ストーリーテリングするための3つのTips
①深掘りするより意味を伝える方が重要
 Discover<Communicate
②比較の有効性
③物語の応用 
 1.Setting 2.Rising Insight 3.Aha Moment 4.Solution & NextSteps

出てくる数字というのは伝えるべきとても大事なストーリーである。
みんなあなた達から説得をもらえることを信じている。

Shiseido's digital makeover @Centre Stage

<Speaker>
Masahiko Uotani President & CEO, Shiseido × Tracey Chang News Anchor, CGTN

Q.そもそもなぜ資生堂という化粧品メーカーがこのテックカンファレンスに来たのか?
A.(動画が流れる)資生堂はただコスメを扱っているわけではなく、消費者の幸福度などを追及していきたいと思っている。そのためには美容というのはライフスタイルなので、イノベーションを起こそうとしている企業とコネクションを作っていきたいと思い参加した

Q.社長になる中でチャレンジというものはなんでしたか?
A.二つミッションを掲げて社長になった。
①資生堂をグローバルな企業にすること
②土台を作って次の100年でも必要不可欠な会社にすること

Q.あなたが会社に入るタイミングで資生堂の日本での成長が鈍化していた。そんな中あなたは2020年の販売計画を3年も早く達成し、成功まで持っていいきましたね。何を変えていったんですか?
A.問題が何かということを毎日消費者と接している2万人の美容コンサルタントたちに話を聞きにいきました。悪循環の中でコストを削減することが最優先だと考え、ブランド構築のためのマーケティングは実施しながら、投資を抑えました。店舗に商品の在庫が溜まってしまい販売に苦戦していました。この状況を打破するためにもマーケティングへの投資を増やしました。
グローバル組織をつくるためにも何が起きようと減らすつもりはないと言って突き通してきました。

そして組織をブランド毎、地域毎に構築しました。私が権限を与えた人を地域の最高責任者に任命しました。

会社を変える時は当たり前ですがまず文化を変えなければなりません。変えることで人のマインドセットと行動を変えることができます。組織階層を無くさなければいけませんでした。無くすためにも人の多様性、会社で何年も働いている人や社外で特有の経験、専門知識のある人と働きたいと考えました。つまり、ハイブリッドな多様性です。
 
Q.ダイバーシティの中で女性が働いていますよね?
A.私は一つのコミットメントを作っていて、会社の中で女性のマネジメントを30%作るというのを掲げました。日本の企業にとってはチャレンジングな課題でしたが30%は実際に達成し、2020年までには40%を目指します。

ここで日本の弱みについて話します。
英語でのコミュニケーションが弱い。東京の本社では2018年から英語を公用語にしました。社内でのプレゼンや提案は全部英語になっています。英語を話せるんだけど、英語を話すことが恥ずかしい人が多い。

Q.90%の中国消費者がEC化が進んでいる中ネットでのレビューをもとに化粧品を選んでいる。美容業界が変化していく中で資生堂はどのようなことをしていこうと思っていますか?
A.テクノロジーというものがとても重要な役割を担います。若者や中国消費者の中ではテクノロジーは当たり前のように使われています。我々はこのテクノロジーを美容業界に入れることはとても前向きです。これから商品をテクノロジーを使ってECで売るだったり商品開発に生かしていきたい。

人それぞれ違うのでそれぞれに合ったものを。これまではマスマーケティングだったものをOnetoOneマーケティングにシフトする必要があります。それがテクノロジーを使うことで可能になっています。
人によって肌のコンディションが変わったりするからスマホで測ることができます。実際にバーチャルでつけた体験が画面上でできる。あなたの肌の色に合わせてファンデーションを選べるものです。
MATCH COというサービスです。

もう一つ新しく始めたサービスがあります。
オプチューンです。

オプチューンは8万通りのスキンケアのコンビネーションを5つの素材から作
ることができます。気温やその人の体調に合わせて毎日作れます。
 
Q.パーソナライゼーションがこれからの未来で重要ですね。
A.中国がイノベーションの中心になっています。中国が世界の中でもイノベーションをリードしています。資生堂もイノベーションチームを上海においています。中国アメリカ日本というのがイノベーションの核になります。
中国のイノベーションセンターではITのみならず、ヘルスケア・ライフサイエンス・ウェルネステクノロジーのパートナーの皆さまとも手を取り一緒にやっていきたい

Q.これからの時代の成功への鍵はなんですか?
A.大きいビジネスをやってるかなどは関係なく、変化させたいなら伝えるだけでなく、あなた自身でコミットしないとダメです。あなた自身がそこを変えようと動かない限りは何も変わりません。

Modern marketing: A masterclass@Centre Stage

<Speaker>
Deirdre McGlashan,Global Chief Digital Officer, MediaCom × Jessica Spence,Chief Commercial Officer, Carlsberg

>Moderator
ブランドが新しいコミュニケーションチャネルを活用してメッセージを伝えるために必要な方法を2人の専門家に共有していただきます。この2人が取り組んでいることについて得られた教訓を教えてもらえますか。まずソーシャルメディア、インターネットが普及したことでビールのマーケティングはどのように変わりましたか?

>Jessica Spence,Chief Commercial Officer, Carlsberg
基本的にマーケティングは変わっていません。新しい世代に伝えないといけないということは非常に魅力的です。特にカールズバーグのようなブランドは、素晴らしいメッセージを伝えることがあります。基本的な方針は同じですがが、ビジネスパートナー、サプライヤーなど顧客を含む誰もがメッセージを伝える語り手になることができると考えています。

>Moderator
テクノロジーを活用してブランドプロモーションを実施した事例を教えてください。

>Jessica Spence,Chief Commercial Officer, Carlsberg
最も強いプロモーションは、バーやレストランでバーテンダーがカールズバーグをお客さんに薦めることだと考えました。直接対面して相手と接点があることが最も強いセールスチャネルです。4万人ものバーテンダーがいるが誰もカールズバーグで働いている訳ではない中で、どのように自分たちの商品のメッセージを正確に語り手になるのか?そこでテクノロジーが大きな役割を果たすと私たちは考えました。

我々はバーテンダーのトレーニングアプリを作っています。毎週そのアプリでカールズバーグの価値を伝えていくことでブランドの語り手としての知識をつけてもらえると考えています。5年前では不可能だったことがテクノロジーによって可能になりました。

>Moderator
消費者相手ではなく、お客様を相手にするBtoBにアプリを提供して、自分たちのブランドストーリーの語り手になってもらうということですか?

>Jessica Spence,Chief Commercial Officer, Carlsberg
そうです。ただアプリで一方的にブランドを伝える内容にするのではなく、バーテンダーとして必要なスキルなどに直接関わるような要素を含める必要があることがわかりました。バーテンダーとしてのトレーニングソリューションが盛り込まれています。彼らにとって本当に価値のあるものを与えることで我々のストーリーを語るための機会ができました。

>Moderator
Deirdre、あなたはメディアコムで働いてとても大きなブランドを担当されてソーシャルなチャネルを活用していますが、いくつか成功した事例を教えてくれますか?

>Deirdre McGlashan,Global Chief Digital Officer, MediaCom
モダンマーケティングを語る上で重要なのはブランドストーリーからブランドの真実・立証(brand truths and substantiation)へと移行しています。なので私たちはそれらをクリエイティブなストーリーではなくクリエイティブなシステムとして考えるのを好んでいます。

スニッカーズと働くのはとても好きです。
お腹が空いている時の自分自身ではない感じの面白いTVCMは良いですよね。ですが、オーストラリアではデジタルを活用した少し違う方法で取り組みました。オーストラリアの社会での感情をデータ化しました。オーストラリアで人々の「怒り」が増すことでスニッカーズの価格が下がるキャンペーンを実施したのです。社会や、社会の感情を活用してユニークなことができたとても良い事例です。マーケターとしてエンターテインメントファーストで考える傾向があります。ですが、今日において実用性に価値があるため、10秒でブランドストーリーを伝えるより強力です。

>Moderator
自分たちのブランドストーリーを作るうえで何が必要ですか?

>Jessica Spence,Chief Commercial Officer, Carlsberg
アイデアの核心をもっていることです。当たり前のことではあるが、難しい。自分の中では具体的で鮮明になっているがそれを保つことが難しい。

>Deirdre McGlashan,Global Chief Digital Officer, MediaCom
自分のブランドがなぜ存在するのか知ることです。5つのスタートアップのメンターとして参加して、各企業の紹介をしてくれました。これらのスタートアップは社会・消費者の問題を明確にし、彼らの商品がどのような解決になるかを教えてくれた。企業は私にどのようにするかを伝えて、なぜそれをするのかの説明がない。なぜやるのかが最も大事なことである。

>Jessica Spence,Chief Commercial Officer, Carlsberg
何を伝えようとして、誰に伝えようとしているかを常に考えること。そしてそれをどのように伝えられるかを考えること。特に予算がないときは、これを考えることがとても大事です。お金を使うまえにロジックが固まってないと。

How ridesharing technology is shifting gears to enhance safety and experience@Centre Stage

<Speaker>
Zheng Bu Chief Security Officer & VP of International Business Technology, DiDi × Shelly Banjo Asia Tech Reporter, Bloomberg


Q.DiDiは中国市場において成長を続けているがこれはどのような意味をもたらしますか?
A.この1年は様々な出来事がありました。
DiDiはプロダクトの向上にフォーカスしています。マルチサービスプラットフォームを続けて拡大しています。私たちは、5億5000万人のユーザー全員と3100万人のドライバーにサービスを提供しています。その一方で何百もの安全性の向上を発表しています。また、主要な機能をリリースする前に、一般の人々と話をしてフィードバックを得て、製品反映できるという公共相談プログラムも開始しました。そしてもう1つは、世界規模で始めたことです。DiDiは国際的な拡大を始め、インターナショナルビジネステクノロジーという組織を結成しました。

Q.国際的拡大について、Uberとたたかうためには、またはラテンアメリカでどのように差別化できるのでしょうか?
A.DiDiは「人が好んで利用したいと思えるサービス」をつくることのみにフォーカスしています。そして世界的にも地域的に見ても既存の解決策ではあまり解決できない多くの問題があることがわかりますね。その解決に向けてソフトウェアを開発しようと思っています。3つのポイントがあります。
①Listen 聞く
②Localize 地域適応
③Collaborate 協力/共同

Q.ラテンアメリカやドライバーへの資金調達について少し教えてください。A.これは私たちが確認した問題の一つです。ブラジルを例に挙げましょう。車を運転できるドライバーは沢山いますが、銀行口座をもっていないためDiDiのドライバーになれません。ラテンアメリカの30~40%の人は銀行口座を持っておらず、銀行サービスを受けることができません。そこで我々は銀行サービスがうけられる「99カード」というサービスを提供しています。DiDiドライバーとして登録するとそのカードが渡され、そこで報酬を受けることができます。

Q.お金がなくてもDiDiドライバーになり銀行口座がつくれるということですね?
A.はい。これは安全面の向上にもなります。例えば現金を多くもっていると盗難にあう可能性もありますが、カードがあることでオンライン上で支払いを受けることができます。地域の金融機関とも協力して提携しています。ブラジルの99という会社を買収しましたが、今でも99のブランドのままで動いてます。我々は1,200人の雇用を生み、仕事の機会を提供しています。

Q.UberのTuanと話した際、競争することで両社を高めあうことができると言っていましたがあなたはどう思いますか?
A.消費者の視点からだと、より選択肢が増えるので競争することは正しい。
結局我々が気にするのは消費者で、消費者にサービスを提供することが最も重要なことである。そのためには消費者が好んでくれるようなサービスを作りたい。

Q.日本で新たな発見があったんですね。少し教えてください。

A.日本のあるタクシードライバーと話しました。彼のサービスはとてもよく、相手からもアプリを称賛してくれましたが、白い手袋をはめていても画面がタッチできる機能を作ってほしいと言われました。日本のタクシードライバーは皆手袋をすることが決まりとしてあります。手袋をとって画面をタッチしていると危険や消費者への返答におくれクレームにつながってしまいます。

(音声入力での解決策をサービスとして実装)

このようにテクノロジーで問題解決することができます。タクシーを運転する環境では、風や雑音が入ってしまうのですが我々の技術で防音することができました。

Q.このように安全面におけるアプローチをしたんですね。DiDiが紹介している顔認識、AI、マッピング機能について少し教えてくれますか?
A.安全面では数百もの機能を開発しています。例えば、安全に関するデータをもとに地域の安全レベルを設定して都度ドライバーに通知で警告を発することができます。顔認識では本当にDiDiに登録しているドライバーか判別するプラットフォームもあります。

Q.登録するときに顔をスキャンする必要があるんですね。ドライバーとしてエリアから離れてしまうと通知とかくるんですか?
A.我々のソフトウェアですべてを監視している。例えば急に車が停車すると事故があったのかがわかり、それがセキュリティの部に通知が届くようになっています。

Q.DiDiはいつから利益が出るんですか?IPOの予定はありますか?
A.IPOの予定などは公開していない。だけど誰もが偉大な会社を作りたいと考えるうえで、ユーザーへの価値が最も大事なことである。プロダクトがユーザーにとって役立っているのかが大事。本当に問題を解決できているのか?そのために我々はプロダクト開発をしている。

RISEでめっちゃ役に立ったアプリ

Otter.Aiというサービスがめっちゃ役に立ちました。リアルタイムでしゃべっている英語をまとめてくれるサービスです。詳しい使い方はこのengadetのこの記事が詳しいので貼っておきます。

テックワードは普通の英語より理解できるんですが、「今なんて言った?」ってのはこのアプリをみてテキストググって判断してました。Googleドキュメントでも音声対応できるってなってたのでそっちで最初は対応してたのですが、Otterの精度が圧倒的に良くてずっとそっちを使ってました。海外カンファレンスには必須なアプリです。

RISEでよく聞いたキーワード


・Empowerment・・・能力開化/権限付与
・Transition/Change・・・過渡期 / 移行期 / 変革期
・Adapt・・・適応
・Sustainable ・・・持続的

デジタルトランスフォーメーションを求められる中で上記のワードが多くのTrackで聞くことがありました。海外でこの温度感なので日本はまだまだこれからという感じだと思いますが、業界的にど真ん中にいるので一生懸命海外に追いつけ追い越せで盛り上げていきたいと思います。

あと有識者の先輩方、まじで良い英語の勉強法教えてください。まずはリスニングから。。。もう少し聞ければ情報の質がもう少し上がるはず><



最後に。
一緒に行ってくれたポチが通訳から翻訳から本当に色々手伝ってくれました!本当にありがとう(๑╹ω╹๑ )


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