板を踏まないで。。。

 シーズンインするとちょいちょい悲鳴が上がるリフト待ちでの板踏み。
 なんとかならないものですかね。。。

 リフト待ちって、油断するとどんどん前に入られて前に進めず、かと言って周りを見ずにガンガン行こうぜ!ってのも違うと思います。

 でもそれも人それぞれ。足の間に板を差し込んできたり、踏んでも平気な方はいらっしゃいます。

 私はあまりに酷い場合は声をかけるようにしています。短いスキーボードだからなのかわかりませんが、結構お構い無しに踏まれたり板を差し込まれる事が長板などに比べると多いようです。普通に並んでいて、足の間から長い板がニョキっと。多少はお互い様と我慢しますが、酷い時はキチンと注意します。
 大体これで引いてくれますが、稀に注意されたあとに並ぶラインを変えてそちらでガンガン行こうぜとやっている方もみかけます・・・。とても残念ですね。

 リフトに並ぶのってどうしても利用者のモラルが必要ですが、最低限「板を踏まない」と言うことだけでも皆さんで周知、徹底するのが最も効果的だと思います。板の価値は見た目で分かりませんが、とても大事にしている方はいらっしゃいます。安くともすごく悩んで買ったものや、記念にプレゼントしてもらったものなど、それぞれに価値があるので、早く滑りたい、割り込まれたくないからと踏んで並ぶのはちょっと残念じゃないかな?と思います。

 最低限「板を踏まない」ように並ぶだけで、ずいぶんリフト待ちのモラルやトラブルは改善されると思います。小さなお子様や、スキーに不慣れな方が同行している場合など特に経験者たる私たちが率先してモラルを遵守することで、お互いに気持ちよく1日を過ごせるようになると思います。

 また、そのお子さんたちについて。お子さんたちは教わらないと「リフト並びはどんどん行くもの」と覚えてしまい、悪気なく板をぶつけたり踏んでいってしまうことが多くあります。その都度教えるのはもちろんですが、まず最初に「板を踏まない」と指導してあげるだけで、シンプルにトラブルを防ぐことができると思います。

 スキーやスノーボードでは20万越え、スキーボードでも組み合わせによっては10万を超える板もあります。そう言う板をもしお子さんが何も知らなく踏みつけてしまいトラブルになったら・・・かわいそうですよね。

 一番は譲り合いの精神ですが、シンプルに「板を踏まない」とだけでも意識される方が増えれば、モラルは自然に向上すると思います。
 様々な方が様々な理由で滑るスキー場。共有して利用する施設などではこうしたモラルを意識しつつ、充実した1日を過ごして頂ければと思います。

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