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専用のチューンナップテーブル

 まず訂正。昨日チューンナップテーブルに使っている板について、ラワンとお伝えしましたが正しくは「パイン集成材」です。訂正してお詫び致します。

 ラワンは柔らかすぎてダメですよね。うっかり。

 で、そんなブログを書いたところ「専用チューンナップテーブルは使わないの?」とご質問あったのでお答えします。

 専用チューンナップテーブルは、精密な作業が必要なら必要かもしれませんが、必ず必要なものでもありません。かつて私も頂いたもの使っていましたが今のただの板の方が使いやすかったので、使っていたチューンナップテーブルはバイスと一緒に知り合いに譲ってしまいました。

 なぜか?と言うと、床が汚れるのが嫌だったんですよね。しっかりしていて良かったとは思いますが、作業の削りかすなどが床に落ちてツルツルの殺人床が出来上がったり、金くずが刺さったりと、一般住宅の部屋でやるには都合が良くなかったのです。

 そもそも、チューンナップテーブルはめちゃくちゃ高いです。知らない方は調べてみると驚く金額です。余裕でスキボが買えます。

 私の使うパイン集成材は平らで適度に板が柔らかいのでスキーを傷つけません。歪んだり曲がってしまうことは今のところ無いので、土台さえキチンとしていれば十分作業できます。そして長さが180cmあり、幅も十分あるので、作業のくずが床を汚しにくいです。
 ダメになったら板を丸ごと取り換えるだけですしね。こぼれたワックスもスクレーパーで簡単に削って除去できるのも良いですしね。

 このように、キチンと平らで安定していればチューンナップテーブルは案外何でもよいものです。ワックスぐらいであればテーブルが無くとも土台だけでも十分でしょうし、用途にあわせて選ぶと良いかとおもいます。
※ワックスの削りかすが床に落ちるとやがてツルツルの凶悪な床、殺人床が出来上がってしまいます。削りかすが落ちてもかまわないところか、ブルーシートを敷くなどして対処したほうが良いですよ!靴下に付着したワックスでもあるくたびに床がツルツルになります。作業の時はスリッパに履き替えるなどのことをするのもオススメします!

 ただ専用チューンナップテーブルも良さがあります。特にエッジチューンナップをする方は、初めてならば使った方が失敗しないかもしれません。しっかりしていて安定感があり、スキーバイスをきちんと設置できるのが強みなので、気軽に導入できる金額ではないですが、精密に作業したい方は検討してみても良いと思います。

 

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