見出し画像

失敗は成功の母

「失敗は成功の母」という格言もありますが、「失敗」だけでは「成功」にはなりません。
 
「失敗の積み重ね」だけなのですよね。
 
「失敗」を「成功」に変えるには、実践して「成功」する必要があるのです。
 
審判技術というものは、「失敗の積み重ね」ではありません。
 
「成功の積み重ね」だけが、審判技術の向上となるのです。
 
多くの審判の方達は、「失敗を反省すること」だけしかしていませんので、審判技術は向上しないのです。
 
ですから、同じ間違いを繰り返すのです。
 
反省しても「成功」は絶対しません。
 
「成功するまで検証して、成功したらそれを継続すること」で、審判個人としてのノウハウとしての積み重ねとなるのです。
 
反省するだけは、誰でも簡単です。
 
反省する事で「成功したつもり」になるのは怖いですね。
 
多くの反省会は、このような状況ではないでしょうか。
 
反省会の意味が間違っていますよ。
 
成功するまで継続して、初めてそのプレイの判定を理解したという状態になるわけです。
貴方の財産は、「成功」だけなのです。
 
成功した数が多ければ、その審判技術は正しいという事になります。
 
当たり前ですがね。
 
同じ事を繰り返してミスっているのであれば、根本から変えないと「成功」する事はないというべきかもしれませんね。
 
その根本とは「審判に対しての取り組み」も入りますよ。
 
審判技術だけの向上を求めても、それは無理だと言わざるを得ません。
 
今頃体力の維持のために走ったり、散歩の時間を長くしたりしても、疲れるだけですよ。
 
オフシーズンの過ごし方も大事なのですね。
 
この事は「こっそり審判」でも書いた事があります。
 
体力的なものは、直ぐにはつかないのですから、長い期間の積み重ねが大事だという事です。
 
長い試合を審判する事は大変な体力と精神力が必要なのですが、何か自分が欲しいものを買う場合に貯金を前もって準備する事と似ていますね。
 
貯金が無ければ、いざという時には何も買えません。
 
審判にとっての「いざ」は、いつ来るのか分からないのです。
 
次のプレイかもしれませんし、既に過ぎているかもしれません。
気がつかない場合もあるかもしれませんね。
 
その瞬間のために、毎日「何か」を継続しなければいけないのです。
 
ハッキリ言いまして、試合後に反省をする方が多過ぎですね。
反省をしないように常日頃から努力しているのかという事を自分自身に問うて欲しいと思います。
 
何もしていないのに反省などする状況ではありません。
反省以前の話ですよ。
 
反省会と称して「お酒を飲む」のが楽しいから審判をしているとすれば、勉強などする必要はありませんね。
 
その場限りの判定を続ければ宜しいと思います。
 
ただし貴方が判定したものは、すべての審判の判定としての「前例」となる事を肝に銘じる必要があります。
 
間違いましたで済む事と、済まない事があるのです。
 
所詮アマチュアだからなんていう言い方は、自分の判定から逃げていると言われてもしょうがないと思いますよ。
 
試合を担当していくらからのおカネを貰い、オフシーズンになればまとめて組織の審判部から大金を貰う事を楽しみに審判をしている方も多いと思いますが、それだけで審判をされているとすれば、寂しいとは思いませんか。
 
お金を貰う事を楽しみにしているだけの方も少なからずおられると思いますね。
 
その場限りの判定で良いと考えている方達はそうなのです。
 
貴方はもちろん違いますよね?
 
 
 
 
終わります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?