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ひろしまジュニア国際フォーラムに参加しました

皆さんこんにちは!Global Shapers Community 横浜ハブの品川です。


2019年8月20日に広島県主催「第4回ひろしまジュニア国際フォーラム(Hiroshima Junior International Forum 2019)」にGlobal Shaperとしてお招きいただき、参加者のチームビルディングアクティビティをファシリテーションしてきました!


横浜ハブで何故広島のプログラムに・・・?という疑問を持たれるかもしれませんが、実は長い繋がりがあります。
Global Shaperでは前回の記事で林が紹介したように、SHAPEというイベントが毎年世界各地で開催されています。

(以下前回記事より引用)
SHAPEとは?Global Shapersは、世界各国において、ビジネス、芸術、政治、学術など各分野で活躍する若者のコミュニティ。せっかく様々な専門性を持ったメンバーがいるのだから、互いに交流して理解を深め、協力していかなければもったいない!という趣旨で、年に数回、Global Shaperが一堂に会する国際会議が開催されます。それがSHAPEです。

2016年に当時GSC東京ハブのメンバー(現横浜ハブメンバー)が広島でのSHAPEを企画・開催しました。その際に広島県の方々にも多方面で協力いただいたことがきっかけで、世界中から若者が参加する今回のフォーラムの一部をGSC横浜ハブで企画・ファシリテートさせていただくことになり、今年で2回目となります。


今回は私(品川)と同じく横浜ハブの加藤の2名で担当させていただきました!


◆ひろしまジュニア国際フォーラムとは?

詳しくは公式サイトにもありますが、広島県内だけでなく世界中のユースが集まり「平和」について専門家である大学教授や被曝体験者等からもインプットを得ながら対話する熱気溢れる場でした。


開催概要:海外・国内の外国人高校生等及び県内留学生,日本人高校生等が,ともに国際平和に ついて考え意見交換することにより,相互理解を深め,「核兵器のない平和な世界」の 実現に向けたメッセージを広く世界に向け発信します。


テーマ平和な世界の実現に向け私たちができること(核兵器廃絶と復興・平和構築に向けた取組み)


参加者:高校生を中心とした10代の若者 約80名(半数は外国人で20カ国以上から集います)


◆チームビルディングの内容
Global Shaperとしての任務は、1日目に今後のチームディスカッションを活性化させるためのチームビルディングを企画しファシリテートすること!
20カ国、約100人が初めましての状況でここから4日間の議論がより深くなるための重要な役割。


ということで、実際どのようなワークをしたのかをこちらで公開します!


1つ目のワーク:彫刻ワーク
これは演劇のワークショップとしても使われているのですが、その人が持つ創造性や他者の創造性を自分の体に取り入れてみることで、表現の幅を広げたり多様な価値観に触れることができます。
具体的にどんなことをするかというと、まずペアになり彫刻役と彫刻家役を決めます。そして、「Happy」「Peace」という抽象的なワードを表現するために彫刻家が彫刻を自由に動かして自分だけのアートを作ります。

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ペアを組む、とは言いましたが「グループでコラボしてはいけない」とは言っていないので、高校生から自発的に他のペアとコラボレーションしたチームでのアートを作っているところもありました。HappyやPeaceという抽象的な言葉だからこそ、それぞれの表現が多様化します。


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ワークでは、アートを作るだけでなくできたアートをお互いに見てどんなコンセプトで作ったのか、どういうところがユニークか、を全体で共有しそれぞれの異なる価値観に触れます。



2つ目のワーク:折り鶴ワーク
こちらもとってもシンプルなワークですが、多国籍なチームになり一緒に折り鶴を折るというもの。
午前中に参加者全員で平和祈念資料館を訪れ、Sadako’s paper craneの展示なども見たあと、改めて広島という街で平和について語り考えることの意味、自分たちの思う「平和」に思いを馳せながら、折り鶴を作ります。

日本人高校生が見本を見せたり、言葉で補足しながらわいわいと楽しみながらどんどんと色とりどりの折り鶴が出来上がっていきます。


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最後には出来上がった折り鶴に、それぞれが考える「平和」そしてこの4日間の意気込みを書いて、メンバーにシェアしてチェックアウト。

チームビルディングまでは基調講演等が多く静かに真面目に聞いている様子でしたが、この2つのワークで会場の温度も一気に上がり、その後に控えているディスカッションへのスイッチになったのではないでしょうか。


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◆参加してみて
<品川>
広島県主催でこのような高校生向けの平和学習プログラムがあることを今回初めて知りましたが、世界中から集まる同世代のユースでいろんなことを見聞きしながら共に未来について語る場があること、そしてそれを4年続けてきているという主催者の方の情熱に、感動しました。
私自身は広島へ行くことも実は初めてでしたが、この場で平和について語ることの意味を感じ、Global Shaperとしても今後日本各地、そしてもちろん横浜でもこのような未来について市民と、世界の人とともに語るような場づくりをしていきたいと感じました。
 

<加藤>
全世界から集まった高校生と一緒に、共に平和について語る機会はかけがえのないものだと感じました。そして何よりも沢山の友達ができたことが、一生の財産になると思います。今日の日が彼ら、彼女たちが大人になった時に、忘れられない1日になって。将来それぞれの道で、平和に向けてのアクションをとってもらえると信じています。


このような素晴らしい機会をいただいた広島県庁国際課の皆様、ありがとうございました!

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