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Shaper Apac 2019 レポート!(前半)

Global Shapers Yokohamaハブの林です。


8月2-4日にモンゴルで開催された、Global Shaperの国際会議SHAPEに日本代表として参加してきたので、様子をレポートします!

SHAPEとは?


Global Shapersは、世界各国において、ビジネス、芸術、政治、学術など各分野で活躍する若者のコミュニティ。せっかく様々な専門性を持ったメンバーがいるのだから、互いに交流して理解を深め、協力していかなければもったいない!という趣旨で、年に数回、Global Shaperが一堂に会する国際会議が開催されます。それがSHAPEです。横浜ハブも、実は2016年に広島でSHAPEを主催し、その時は世界30か国あまりから100名を超えるShaperたちが参加してくれました。

今年のAPAC(アジア太平洋地域)の開催国はモンゴル。個人的に行きたい国リストに入っていたこともあり、日程が告知された瞬間に飛行機のチケットを予約して、休日を調整したのでした(笑)


宿泊地はモンゴルの大草原のテント!


空港からいざ会場に向かうと、車はどんどん街から遠ざかっていく 周りに草原が広がる...ようになっていき、車を降りると目の前には遊牧民のテント(ユルト)が並んでいました。ここが今回の会場。街から隔絶されたユルトの中で3日間の濃密な時間を過ごしました。

プログラムの構成は、文化体験に始まり、ゲストによるレクチャー、テーマに関する議論、環境問題に関するワークショップ、そして毎晩大自然に囲まれての交流パーティなど「INPUT」「OUTPUT」「FUN」のバランスが程よくとれていた印象。



今回のテーマは”Shaping Happiness”


「国際会議」ということで、毎回テーマがあり、それに応じた議論のセッションが設けられます。今回のテーマは「幸福」について。

普段、各国のShaper同士が集まって話をすると「科学技術」「経済発展」などのトピックで「どんな社会を作りたいか」という壮大な話題になることも多いのですが、個々人が活動する中で「心のバランス」も大事にしなきゃいけないよね、という潮流が世界レベルで生まれてきているようです。


日本でも「ブラック企業」「ワークライフバランス」などのキーワー ドが聞かれるようになって 久しいですが、仕事を頑張りすぎてしまうのは世界共通 のだな、と興味 深く感じました。ちなみに、SHAPEは「ShaperによるShaperのための会議」なので、多くの場合、セッションの講師や パネリストもShaperが務めます。

今回の場合は、コミュニティビルディング や組織 コンサルティング、心理学者など、テーマに関連する専門性を持ったShaperが様々なセッションを受け持っていました。どんなトピックでも、必ずその専門性を持った人がいる、という多様性がGSCの強みです。



↑セッションの一つで学んだ「メンタルモデル」。


プロジェクトを回すときPDCA(Plan→Do→Check→Action)を意識するのと同じように、自分の心についてもきちんと振り返りをして改善をする、という正のループを生み出 すことが出来れば、心の健全さは保たれる、というお話でした。


もちろん、Funな要素も!


難しい話題について議論する合間にも、Funの要素 が組み込まれていて、初めて会ったShaperとも仲良くなれるプログラムになっていたのが素晴らしかったです。


みんなでユルトを作ってみたり




モンゴル相撲を見たり




草原で朝ヨガをしたり


などなど。


さて、今回の投稿はSHAPE APAC 2019の概要ということで、ここまで。次回のポストでは、会議中に聞いた話で興味 深かったものを少しご 紹介出来ればと 思います!


乞うご期待!

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