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FSQとBSQ

今回は先日紹介させていただいたSQの応用となる、Front SQ(FSQ)とBack SQ(BSQ)を紹介いたします。


まずFSQですが、このビデオで動作をご確認ください。

バーの持ち方ですが、人差し指と中指の指の腹をバーに押し当て、息苦しさを感じる程度までバーを首に押し込みます。そうすると必然的に肘が上がります。その肘を上げ続ける筋力と、その時の手首の柔軟性がこの運動でのキーとなります。

下の写真のように、バーを握ったまま肘を上げるのが一般的ではあるようなのですが、やはり可能な限りいろいろな要素をこの運動に入れ込みたいので、GS PerformanceのFSQでは上の写真のようにバーを保持していただいています。

また、バーを持つ手幅は下の写真でご確認下さい。肘を上げる肩の筋力が弱いまたは疲労すると肘を広げたくなりますが、可能な限り我慢してください。

バーを保持したら、以前紹介したSQをしていただければFSQは完成です。


BSQの動作はこちらのビデオでご確認ください。

この運動はバーを首の付け根あたりに保持して行ってください。肩甲骨あたりで保持する「ローバー」という保持方法もありますが、GS Performanceは先に説明したバーの保持方法「ハイバー」で行います。
その際の手幅は肩幅より少し広い程度がベストです。

バーを保持したら、先述したSQの紹介文で解説した方法でSQ運動をしてください。


今回は非常に簡潔な説明だけになってしまったのですが、前回までに紹介したRLRDLDLSQが体に入っていれば、FSQもBSQも比較的簡単なはずです。
手首の柔軟性が足らず、FSQのバーの保持が難しい方もいらっしゃるかもしれませんが、どうしても上で紹介したバーの保持方法ができない方は、FSQをやらないという選択肢もあります。

それら運動以外にも、上半身運動や重量挙げ種目でもあるジャークなどの紹介文も出していますので、そちらで肩周りの柔軟性や筋力を鍛えておくこともお勧めします。
そしてそれらの鍛錬が、FSQやBSQの挙上重量を向上させますので、是非同時進行でやってみてください。


フォームに関する疑問がある方や、フォーム確認をなさりたい方はGS Performanceまでご連絡ください。

また、現在GS Performanceではアスリート対象のキャンペーンを実施中です。S&Cスペシャリストの真骨頂はやはりアスリートに対する運動指導の中で発揮できます。ご興味のある方は是非々々ご連絡ください。

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