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Split Squat

2018年始めに、直接運動指導を出来ない方々にもGS Performanceの運動テクニックを知っていただきたいという希望をもって始めたこのシリーズですが、春に一気に世に出すべきものを出し切って以来、しばらく更新することなくいました。

理由は単純で、紹介するべき運動が尽きたのです。文章と映像でのみの運動指導となると、やはり限界はあるのです。

ただ、今年も目の前に来てくださる方々に、精いっぱい運動指導をさせていただいて、その中でいくつか新しいアイデアや知識や技術が私の中に芽生え、やっと1つだけ、皆さんに紹介したい運動ができました。

このシリーズから得た知識を活かしつつ日々のトレーニングに励んでいらっしゃる読者の方々に、今最も役に立つであろう運動を、2018年が終わろうというこの日に紹介させていただきます。


GS Performanceの運動でもReverse Lunge(RL) という運動は、重要性においても、そして習得までに困惑を引き起こす度合においても、別格の存在になっています。

私としましても、様々な工夫をしつつ、このRLという運動が効果的に指導対象者の体に染み込んでいくような指導ができるよう努力を重ね、現在に至っています。

そして最も新しく、最も効果があると認識している工夫は、今回紹介するSplit Squat(Sp SQ)の活用です。


しかしながら、このSp SQをプログラムの中に取り入れるためにも、ある程度の臀部の筋力は必要となるので、このシリーズで紹介しているRDLDLH.T.を事前に習得し、日々のトレーニングに取り入れて鍛錬を積み重ねた状態を作っておいてください。


もう一点ご購入の前にお伝えするべき点は、このSp SQは理解が難しい運動だということです。ここでは可能な限り理解しやすいように工夫を凝らして説明いたしますが、動作中の力の入れ具合や荷重の方法等、文章と映像だけで明確に見て取るためには、比較的高い質の動作に関する知識や経験が必要になるはずです。その点をどうかご了承のうえでお読みください。


とはいえこのSp SQは、RLの技術をより深くそして明確に理解する上でも、重要な要素が詰まった運動なので、多くの方に習得していただきたいです。

また運動指導者の皆さんにとっては、理解し習得に至れば、指導の質向上につながることをお約束いたします。


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