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雑記

10連休もすると明日から仕事とか信じられないし、ゆっくりし過ぎて寝れない。と言うわけで睡眠導入剤代わりに、このマガジンのテーマである「あまり馴染みのない地域の音楽」になぜ興味を持ったのかを備忘的に書いておく。

日々、僕は主に洋楽を聴いている。国で考えるとアメリカ、イギリス、カナダ、スウェーデン、オーストラリアで95%を占めるのではないだろうか。しかし、これらの国々は世界全体で見ると一部に過ぎない。かつ、当然ながらそれ以外の国にも音楽は存在しており、その音楽を生活の糧にしている人々が存在する。

以前、CIRKLの項で書いたように、僕は北欧を旅行した経験があり、その際、現地のレコードショップに行って「日本じゃ知り得ないようなオススメの音楽を教えてくれ」とお願いしてみたところ、様々な音楽を教えてもらった。例えばこれ。ストックホルムのレコードショップ、Pet Soundsで教えてもらったスウェーデンのシンガーソングライター、Kristofer Åström。

このレコードが非常に素晴らしかったことが、知らない音楽をもっと知りたい!と思うきっかけになった。

そんなことを考えているといいタイミングで始まったのがご存知Apple Music。ストリーミングサービスは、ダウンロード以上に味気ない、そして自分も音楽をやっているので思うところもあるけれど、作り手への還元が少ない等、否定的な意見があることも事実。しかし、知らない音楽を知るのに、これほど優れたツールはない。(YouTubeもいいけれど、アルバム単位で聴くことは出来ない)そして、これいいな!と思うミュージシャン、バンドを見つけたらLast.fmでSimilar Artistを探す。これでさらに見つかる。

色々と探していると、やはり土地柄のようなものが見えてきて面白い。例えばエストニアのバンドになんとなくロシア的なものを感じて、音楽から歴史が透けて見えたりする。そして、いくつか地域を変えて見ていくと自分の好みの音楽が存在しそうな地域もわかってくる。今のところバルト三国に好みの音楽が多いかも。

例えば、アフリカで爽やかなギターポップとかあったらすごく興味深いけれど、そもそも、あまり存在しないような気がする。(ギターポップじゃないが)Desmond & The Tutusなんて南アフリカだけど、白人のバンド。いや、白人のバンドがダメってことではなく、まずアフリカなのに白人のバンド?って思う段階で、「アフリカは黒人の国」だと言う思い込みが自分自身あって・・・とか色んなことを考えてしまう。そうすると、南アフリカの歴史って?アパルトヘイトって昔社会の授業で習ったけど実際今はどうなんだっけ?などと言う思いに結びついて来る。

そういや最近ちょっとWeb上で見かけた、南アフリカ、ケープタウンの女性SSW、Alice Phoebe Louがよかった。この人も白人。そして白人らしい音楽をしている。どんな経歴なんだろう。お父さんが外交官で子供の時に南アフリカに移住してきたんだろうか?とか想像する。うーん、書いていると自分がただの暇な人に思えてきた・・・。

無理やりまとめると、僕は自分と同じ時代に生きている人が、どんな音楽を聴いて、どんな生活をしているのか興味がある、ということ。僕自身の音楽活動におけるちょっとした目標でもある日本全都道府県でライブのモチベーションと少し似ているところがある。

こういうことを日々考えていると、どこか実際に行きたくなる。とりあえず、英語の勉強から近々始めようかな・・・と言うわけで今日この辺でおやすみなさい。明日から仕事の人、お互いがんばりましょう。

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