見出し画像

ギター初心者の壁「F」コードを克服するには?

こんにちは!
GT SOUND LABのTAKUYAです!!

今回のテーマはギター初心者の壁と言われるFコード。
それほどにFというコードは難しく、僕もギターを始めた当初は相当苦労しました。 そもそも音が鳴らないし、 指使いも複雑です。 こんな難しいコード、一生鳴らないんじゃないかと思ったものです。
しかしFコードが弾けるようになると、とても沢山のメリットがあります。

Fが弾けるとギターが急に楽しくなる(Fを弾くメリットとは?)


Fは最初こそ苦労しますが、弾けるようになるとギターが急に楽しくなります。Fが弾けることによるメリットは下記のようなものが挙げられます。


①弾ける曲が増える

Fというコードは頻繁に出てきます。 例えばギター初心者の定番曲として取り上げられるスピッツの「チェリー」という曲。この曲は基本的にコードを5個しか使いませんが、曲全体の1/4くらいFが出てきます。 つまり4回に1回はFが出てくる。Fを克服しなければこの曲が弾けないことが容易に想像できると思います。
Fが弾けるということは、 Bmなどのバレーコードも弾けるようになるということ。 FもそうですがBmも音楽にとって非常に重要なコードですから、このFとBmのふたつが弾けるのであれば世の中のほとんどの曲が弾けるようになります。 それくらいよく出てくるし、避けては通れないコードです。


②Fでいろんなコードが弾ける
Fというのは1フレット目でバレーだとFのままですが、 3フレット目をバレーにしてFを弾くとこれはGになります。同じく5フレット目でバレーだとAです。 ひとつの押さえ方なのにフレット位置を変えるだけでいろんなコードが弾けてしまう。 覚えることがひとつですむなら楽だと思いませんか?


③ カッティングがしやすい
ジャッジャッジャッジャッ、と音を切りながらストロークすることをカッティングと言いますが、Fのようなバレーコードはこれがしやすくなります。 先ほどFでいろんなコードを弾けると言いましたが、 カッティングを多用したフレーズを弾くためにはFの形でコードを弾いておいたほうが楽です。
ちなみにカッティングが綺麗にできるようになると急にうまく聞こえます。


④コードの耳コピがしやすい
Fでいろんなコードが弾けるということは、曲のコードを自分で探す時に非常に役に立ちます。
例えばFを4フレット目で弾いて曲とマッチした場合そのコードはG#ですから、 カポ1でGを弾けば同じ音が出ます。そういう理屈を知っていればコードがわからない曲を弾きたいと思った時、Fがいい仕事をしてくれるでしょう。


このようにFというのはギターにとっての必須スキルというのがご理解いただけたでしょうか。
弾けない、指が痛い、音が綺麗にならない、ギター初心者の壁、という悪いイメージばかりが先行するFですが、弾けるようになると一気に世界が広がりギターを弾くのが楽しくてしょうがなくなります。
というかFコードを克服できた途端に自信がついてギターをやめようという気はさらさら起きなくなります(笑)

とはいうものの、僕も最初は指が思う位置に定まらないところから始まり、押さえてもキレイな音が出ないといったみんなが通る悩みを一通り経験しました。
曲の中でFが出てくる時にはその手前あたりから緊張するし、そして気合を入れて弾いてみてもやっぱりFはうまく鳴らない。僕もそんな感じでした。

しかしそんなFコードにもうまく突破するコツがあります。
それでは早速やっていきましょう!
まず下の図がFコードの押さえる場所となります。

Fコードを克服するためのポイント


Fを克服するためには、まずはセーハができるようになるところから始めてください。そのためには、以下のポイントを気をつけてみてください。
それぞれのポイントを詳しくみていきます。


①試しに5フレット目でセーハしてみる
ギターというのは1フレット目よりもちょっと高いフレット位置の方がセーハしやすいです。
それはナット側の弦高、つまり1フレット目の方の弦高が高いからです。1フレット目でセーハがうまくいかなくても、もしかしたら5フレット目でうまくいくかもしれません。


②親指にしっかり力を入れる
セーハというのはカポをつけるのと同じことです。カポって結構バネの力が強いですよね。弦を押さえるためにはそれくらい力がいるということです。 セーハする時、人は人差し指にばかり気を取られがちですが、実はそれを裏で支える親指が大切。親指と人差し指を使って弦をしっかり挟み込んでください。 人差し指にだけ意識が向きがちですが、 それを後ろで支える親指がとても重要です。


続きのページでは重要なポイントの続きからおすすめの練習方法など
を詳しく解説してますのでよかったらチェックしてみてください。
なお、10部販売したら値上げします。

ここから先は

1,726字 / 1画像

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?