マガジンのカバー画像

GTDを実践するための手助けになる記事

119
GTDは自転車と同じ。 自分なりの乗り方が見えるとこんなに便利な道具はない。 しかし、自転車と同じく乗れるまでは意外と大変。 そんなときにヒントになってくれそうな記事たちです。 … もっと読む
運営しているクリエイター

#整理

あなたは「復活の呪文」をもっていますか?(休み明け・繁忙期後に良い状態へと自分を戻す)

あなたは「復活の呪文」をもっていますか?(休み明け・繁忙期後に良い状態へと自分を戻す)

RPGのドラクエであれば、復活の呪文によって前回の状態からゲームを再開することが可能でした。

リアルな生活の場合、復活の呪文をあなたは持っていますか?

休み明けや嵐のような繁忙期の後に・・・例えば休み明けであれば、仕事を再開するときに、どこから手を付けるべきか、何をやっていて何から再開すべきか、そういったことがわからなくなってはいないでしょうか?

そんなときにどうやって自分の頭や手元を整理し

もっとみる
完璧は目指すな・少しずつやること(GTDの実践:in boxが一杯な時)

完璧は目指すな・少しずつやること(GTDの実践:in boxが一杯な時)

仕事には、時期によって「大波小波」が発生します。なかなか業務が一定の量で一年間流れていくことはありません。

忙しい時期には、GTDを実践していると「気になること」を書き出しておく「in box」が一杯になってしまいがちです。

あきらめない、むしろほめてあげる「in box」に書き出しておくことで、頭の外に気になることを追い出しはしているのですが、そこが一杯の状況を見るのはやはりストレスです。

もっとみる
マネジメントは理解だけでなく実行をしないと意味がない(マネジメントにこそGTD)

マネジメントは理解だけでなく実行をしないと意味がない(マネジメントにこそGTD)

マネジャーがGTDの整理術をやることの利点は、「実行」を自分自身に促すことにある、と思います。

たしかに本を読んでマネジメントについて学ぶのも大事なことです。新しい考え方、フレーム、そういったものを知ることでやりやすくなったり、状況変化に対応できるだけの知識やスキルが手に入るかもしれません。

しかし、それを行動によって実践していかないといけません。理解しただけではなく「自分が行動する」「周囲に

もっとみる
手軽であること+抜けがないこと(GTDの良さであり、継続のためのポイント)(後)

手軽であること+抜けがないこと(GTDの良さであり、継続のためのポイント)(後)

個人的に感じているGTDの良さであり、継続する上でのポイントで、重要と感じる点を絞って、二つあげます。後編です。

後編:抜けがないこと仕事術や整理術において、抜け漏れが発生して、そのままに放置し始めると、継続しなくなります。これはなぜか?というと、

「あの『リスト』を見ても、古いし、漏れているから信用できないよ」

という気持ちになるからです。信頼を失った「リスト」はもはや意味を失ってしまいま

もっとみる
手軽であること+抜けがないこと(GTDの良さであり、継続のためのポイント)(前)

手軽であること+抜けがないこと(GTDの良さであり、継続のためのポイント)(前)

個人的に感じているGTDの良さであり、継続する上でのポイントで、重要と感じる点を絞って、二つあげます。

前編:手軽であること(常にIn Boxに書き出す)GTDの最初のStepでは、「気になること」を書き出すことになります。簡単そうに見えて、この部分を徹底して自分が手軽にできるやり方・ツールにしておくかということがGTDの継続・実践・効果の実感にかなり大きな影響を与えます。

日常生活では、あら

もっとみる
「リスト」は一元管理する(GTDにおける「リスト」は脳機能の外部化にあたる)

「リスト」は一元管理する(GTDにおける「リスト」は脳機能の外部化にあたる)

GTDでは、「気になること」を把握、明確化し、最終的には「リスト」に整理します。その「リスト」についてです。

「仕事」と「プライベート」のリストを分けるリスクよく「リスト」を仕事とプライベートで分けて管理しようとする人がいます。セキュリティー上そうせざるを得ない場合はしょうがないのですが、そこに問題がない場合には、「リスト」を仕事とプライベートで線引きして別途管理するやり方は、個人的にはオススメ

もっとみる
まずはリスト化して、明確にする!(子供の「入学準備」について整理する)

まずはリスト化して、明確にする!(子供の「入学準備」について整理する)

学校に入学するにあたっての準備っていろいろとありますね・・・。

物の準備、書類の準備、物の準備には、購入と名前の記入もあります。それらが、指示されるのですが、書面と説明だけだと、正直わかりにくいものです。

リスト化→明確になる→コントロール感を得る結局、エクセルに抜き出して簡単なリストにしました。リストにすると一枚で一覧ができ、把握が進むことで「コントロール感」が上がります。

これはGTDで

もっとみる
依頼事は、口頭ではなくメモを見ながら合意する(家庭にて・・・)

依頼事は、口頭ではなくメモを見ながら合意する(家庭にて・・・)

仕事では当たり前ともいえる「仕事を受けるときには、メモを見て、確認をして理解して受ける」ということを家庭でも丁寧にやったら、ストレスが減ったという話です。

家庭で起こる・・・言った・言わない・聞いてない→やらない・やってくれないちょっとした買い物や、家事を相手に頼む時に家庭で起こりがちなのが、口頭でやって欲しいことを頼むのだが、つい忘れてしまうという問題です。

頼んだ方は、当然ですが、やってく

もっとみる
事柄の連続的な捉え方:後編(GTDStep5:「6つのレベル」から発想されたこと)

事柄の連続的な捉え方:後編(GTDStep5:「6つのレベル」から発想されたこと)

続きものです。前編はこちら。

さて、今回は後編です。

前編では「高度マップ」は、自分にとってのミクロからマクロまでをつなげて考えようとする見方・思考であると書きました。

この見方や思考は、何も「自分」だけではなく、世の中や周囲のことを考える上でも、「高度マップ」の考え方は使えるのではないだろうか?というのが今回です。

会社や組織(「家族」までも含む?)について「6つのレベル」で考えてみる例

もっとみる
思い出の品、捨てる・捨てないの問題(GTD的な見方で)

思い出の品、捨てる・捨てないの問題(GTD的な見方で)

「必要な物」以外にも、日常には「物」があります。例えば「思い出」と紐づいた物たちです。

GTDだと「資料として保存する」に分類される例えば、アルバムを手にとってみましょう。それ自体について今、具体的2行動を起こす必要はありません。そういったものの仕分けとしては、

1:捨てる・・・必要なければ捨ててもよい。

2:保存する・・・資料・情報として蓄積する。

3:保留する・・・今じゃないけど、行動

もっとみる
どうしたら、片付くのだろうか?(「保留」を活用する)

どうしたら、片付くのだろうか?(「保留」を活用する)

部屋を片付けておきたいのに、なぜか散らかってしまう・・・。

早く片付けなさい・・・とは言われても・・・子どもが部屋で遊んだ後に、おやつやお風呂の時間になる時に、始まるのが、「お片付けの時間」です。これがなかなか曲者です。

どうしても親としては、決めた分類に、おもちゃを片付けさせようとするのですが、子どもにはなかなかその「分類」が伝わっていないのです。

最近気づいたのですが、これは私自身も同じ

もっとみる
電車通勤の通勤時間も悪くない

電車通勤の通勤時間も悪くない

こんなにもやることが制限され、そして一人になれる時間が現代に他にあるだろうか?いや、ない。(特にこの記事の焦点は、電車通勤の方です)

電車通勤の良いところ1:選択肢の限定まず、やれることが制限されます。使えるツールは、スマホや手帳、本くらいになります。その結果、やることの選択が容易にすることができ、焦点を定めやすいのです。

なまじオフィスにいると、他からの仕事の依頼も来れば、パソコンも開けるの

もっとみる
GTD「プロジェクトサポート」の効果(行動におけるtipsメモが便利)/Microsoft To Doの場合

GTD「プロジェクトサポート」の効果(行動におけるtipsメモが便利)/Microsoft To Doの場合

GTDを実践する上で、ツールによってやり方は若干違うのですが、メインになる「次の行動」や「プロジェクト(望む結果)」と紐付けて、「メモ/備考欄/プロジェクトサポート」というものを作っておくのが運用上便利です。

私が使っているMicrosoft To Do では「次の行動リスト」のそれぞれの具体的行動の中の「メモ」の欄を活用しています。

メモ欄の便利さ行動やプロジェクトに関する情報をメモしておく

もっとみる
できるだけ少ない集約点に集める(「書き出す」は「書き散らす」ではない)

できるだけ少ない集約点に集める(「書き出す」は「書き散らす」ではない)

GTDを実践する上で、「書き出す」ということが入口になります。ただし、むやみに書き出すだけでは上手くいかないでしょう。

集約点(書き出す場所)「書き出す」ことで、頭の中の気になることが外に出て、スッキリします。しかし、そこら中のメモに自由に書き出したり、スマホやパソコンなどそこかしこに書き出してしまうと、結局どこに書いたかわからなくなってしまい、その結果として「あれ、書き出したか?書き出してない

もっとみる