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GTDを実践するための手助けになる記事

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GTDは自転車と同じ。 自分なりの乗り方が見えるとこんなに便利な道具はない。 しかし、自転車と同じく乗れるまでは意外と大変。 そんなときにヒントになってくれそうな記事たちです。 … もっと読む
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#継続

GTDで、ため込まずにタスク整理と更新をする

GTDで、ため込まずにタスク整理と更新をする

仕事の管理をリストなどで行っていて、その管理が上手くできない理由に「リスト整理や更新を怠って、最新状態をキープできず、そのまま放置」というものをよく伺います。

GTDはリストの整理や更新を日常でも進められますGTDは、抱えている「気になること」を整理してリストに入れる段階で、把握・見極めをすることで、その「気になること」を明確化・具体化します。

そのため、リストは曖昧性が少なく、非常に具体的な

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継続とは「いかに戻るか」が重要(「いかに続けるか」ではなく)

継続とは「いかに戻るか」が重要(「いかに続けるか」ではなく)

「良い状態を続けて維持する」という思考は辛いものです。

人間良い時もあれば、悪い時もあります。

それを前提とするならば「いかに下がっている時に、戻す方法を持っておくか」、という思考が大事になります。

好調なんて続かないものです上手くいっている時は、物事がスムーズに片付きますし、頭も回転して体も快調!ということで、どんどんはかどります。どんどん仕事しちゃいます!

しかし、はかどればはかどるほ

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犬も歩けば何かが始まる(GTDで、止まらずに進みながら整理する)

犬も歩けば何かが始まる(GTDで、止まらずに進みながら整理する)

よく知られた諺「犬も歩けば棒に当たる」・・・あらためて辞書で調べると「でしゃばって出ていくと災難にあう」といった意味です。

しかし、今の時代はそうでもないようです。

棒に当たらないように、よく考えている間に状況は変化し、行動の効果半減してしまうのです。

やってみてから、計画を修正する(GTDの活用)とにかく手をつけてみることが大事です。最低限の計画でまず行動を開始することです。

「最低限の

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完璧は目指すな・少しずつやること(GTDの実践:in boxが一杯な時)

完璧は目指すな・少しずつやること(GTDの実践:in boxが一杯な時)

仕事には、時期によって「大波小波」が発生します。なかなか業務が一定の量で一年間流れていくことはありません。

忙しい時期には、GTDを実践していると「気になること」を書き出しておく「in box」が一杯になってしまいがちです。

あきらめない、むしろほめてあげる「in box」に書き出しておくことで、頭の外に気になることを追い出しはしているのですが、そこが一杯の状況を見るのはやはりストレスです。

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リストは、消し込むものじゃない。書き換えて続けていくもの(「GTDのリスト」と「to doリスト」の違い)

リストは、消し込むものじゃない。書き換えて続けていくもの(「GTDのリスト」と「to doリスト」の違い)

一般的な「To Doリスト」はチェックボックスがついていたりして、行動をとれば、消し込むことになります。

人によっては、作ったリストを全て消し込むことに快感を覚える人もいるでしょう。

それに対して、「GTDのリスト」では、消し込みがあまり発生しません。それは、とある行動をとれば、その次の行動が当然のようにつながって発生するので、消し込むのではなく「書き換える」ことになるからです。

「行動が終

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GTDの実践におけるセキュリティー問題と休日

GTDの実践におけるセキュリティー問題と休日

GTDをすすめる中でぶつかりやすいのが、セキュリティと効率の問題です。

GTDでは、最終的には各種「リスト」を使って日常をまわしていくことになります。当然ながら「リスト」で次の行動やゴールを明確化して管理することになります。

その場合に問題となるのが、セキュリティの観点になります。

仕事で取り組んでいることをリストに書き出す、それを管理する時に、リスクを感じて社内のみでの運用となることも多い

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自分スイッチを適切に設定する

自分スイッチを適切に設定する

某会社のCMではスイッチがどこにあるか?を探していましたが、壮大なものを探すのではなく、適切で身近なものを作ってまずはじめよう、という話です。

何か物事に取り組む時に、どうしたら「やる気」がでるのだろうか?何かやりがいや目標が明確になったら「やる気」は出るかもしれません。

でも、壮大な目標に対して日々のコツコツを積み重ねられる人は少数です。

ゴール:「プロ野球選手になる」

アクション:「筋

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書き出さないとポンコツな自分(GTDはやはりStep1から地道に・・・)

書き出さないとポンコツな自分(GTDはやはりStep1から地道に・・・)

GTDを実践では、ちょっとしたことも書き出す、または確実な方法(玄関に置いておく、かばんに入れて準備しておく、など)で「『気になること』を頭の外に出しておく」を常に行うことになります。

これが習慣になって、他人からは「書き出し中毒」と見える位になる頃には、物事が上手くコントロールできて、生活を動かしている感覚を得られていると思います。

しかし時間が経ってくると、この「上手くコントロールができて

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3つの「更新する」(GTD:Step4:更新する、を実践するために)

3つの「更新する」(GTD:Step4:更新する、を実践するために)

GTDの仕事術を継続していく中で、Step4の「更新する」が壁になる人が多いようです。

この壁を越える鍵は「Step1~Step3を溜めずに整理する」という点です。

溜めずに整理するというためには、個人的には3つの「更新する」というものをイメージしています。

1:日常の「小更新」日常でなるべく溜めない、というのはGTDを実践する上でキーになるポイントです。ちょっとした時間を「業務遂行」ではな

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いかに「全て」を書くか(GTDのStep1または発想力のタネとして)

いかに「全て」を書くか(GTDのStep1または発想力のタネとして)

夢に見た名案も、起きて少ししたら忘れてしまう…。

天才的なヒラメキをした気がしても、あっという間に忘れてしまうのが人間というものです。(その割にくだらないことばかり記憶に残ってしまっていたり・・・)

ままならないものです。

というわけでテーマは「いかに漏らさずに書き残すか」です。

ポイントは、どれだけ「書く」ことのハードルを下げることができるかにかかっています。

「書くこと」のハードルを

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GTDの実践:リスト関連の「機能追加」に気をつけろ!

GTDの実践:リスト関連の「機能追加」に気をつけろ!

GTDを実践していく中で、リスト管理をする、Step3「整理する」とStep4「更新する」にあたる部分はこだわりはじめるとどんどん複雑になっていきます。

リストの分類項目・カテゴリーを増やす

締め切り設定の出し方を工夫する

工程表と紐付ける

アクションにかかる時間予想を入れる・・・などなど

こういったことにこだわり始めると、一見リストは豊かになっていきますが、実践する上ではとても危険です

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意外とオススメ・月曜朝(休み明けの朝)に週次レビューをするサイクル(GTDの「更新する」について)

意外とオススメ・月曜朝(休み明けの朝)に週次レビューをするサイクル(GTDの「更新する」について)

GTDを実践する上での難関である「更新する」について、また昨日の投稿と関連する、「休みと仕事」の話です。

仕事術と呼ばれるものならば、基本的に定期的なメンテナンスをしないと、システムが荒れ果ててしまい、結局見なくなって放置してしまう、ということがよく見られます。

そこで、整備をすることが求められます。GTDではステップ4「更新する」という部分になります。

よく休前日に週次レビューをして、スッ

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「いつも持ち歩く」ということが写真でもGTDでも大事なこと

「いつも持ち歩く」ということが写真でもGTDでも大事なこと

写真で大事なことは、とにかく「カメラを持ち歩くこと」と考えています。
とにかく持ち歩かないと、写真は撮れないのです。(だからカメラは、十分な画質などが確保できれば、とにかく小型・軽量であるにこしたことはない、と私は思っています)

すごく当たり前のことなのですが、軽量のミラーレス一眼が登場するまでは、重さや大きさの点で、持ち歩くことを敬遠して、そのまま疎遠になり、写真を撮らなくなる、という人も多か

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「実行の誘惑」から自分を引き戻すには?

「実行の誘惑」から自分を引き戻すには?

GTD(に限らず仕事術全般)を継続する上で難しくなるのは、「実行の誘惑」に負けずに整理する時間を確保することだと感じています。

たとえば、10分だけ時間が出来たとします。その時の選択として、作業を進めるという「実行」をとるのではなく、状況の「整理」にその10分を使うという選択をすることが、GTDの継続には大事です。

もちろん毎回「整理」を選択する必要はないですが、「整理」を日常的に進めることが

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