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GTDを実践するための手助けになる記事

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GTDは自転車と同じ。 自分なりの乗り方が見えるとこんなに便利な道具はない。 しかし、自転車と同じく乗れるまでは意外と大変。 そんなときにヒントになってくれそうな記事たちです。 … もっと読む
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#実践

子供のGTD、まずは集約点としてIN BOXを作る

子供のGTD、まずは集約点としてIN BOXを作る

物の準備は難しい(子供の話だが、大人も本質は一緒)

例えば国語の授業の準備をする時に、単純に教科書を準備したら終わりではないのです。

教科書や、授業用のノートや、書き取り練習用のノートや、宿題プリントや、その他副教材的な本や・・・。

というわけで、棚からかばんへ移し替えていく段階でよくわからなくなってしまいます。

そこで集約点としてIn Box(あつまるBox)を設定しました。

一旦集め

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ポータブルな「IN-BOX」の価値(ロケーションフリーでのGTDの活用)

ポータブルな「IN-BOX」の価値(ロケーションフリーでのGTDの活用)

GTDの仕事術の入り口は、何でも書き出して頭を常に空っぽにしておくことです。

そのためには、頭に溜めないようにするために書き出す場所や未処理の書類をとりあえず入れておく一時置き場「In-Box」が重要になります。

場所が変わっても、大丈夫なようシステムを作るコロナ禍の影響もあって、オフィス以外で仕事をする人も本格的に増えてきました。私も在宅とオフィスを使いながら働いています。

オフィス以外で

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ポストイットの魅力(GTDの第一歩・その実践ツールとして)

ポストイットの魅力(GTDの第一歩・その実践ツールとして)

ポストイットとは何事にも便利な道具です。

GTD仕事術をまわす上でも大変重宝します。

気になったら、秒で書き出すGTDのStep1把握する、というステップにおいては「気になること」をとにかく書き出すことをしていきます。頭に残しておくことは、頭に無用な負荷をかけることになります。

そのためには、気になったらその場で即書き出す、ということがポイントになります。この時に、少しでも書き出すことが手間

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リストにして、頭の作動を軽くする

リストにして、頭の作動を軽くする

GTDの仕事術において、「リスト」は生命線になります。

「リスト」とは、自分の一部分を外部化するということになるのでしょう。

ここで「リスト」というのは主に「望む結果リスト」と「次の行動リスト」と「保留リスト」の三つを主に想定しています。

これらのリストが明確になっていることで、頭の中でタスクを記憶しておく必要性はなくなり、そういったことに余計な容量を割く必要はなくなります。状態としては「安

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完璧は目指すな・少しずつやること(GTDの実践:in boxが一杯な時)

完璧は目指すな・少しずつやること(GTDの実践:in boxが一杯な時)

仕事には、時期によって「大波小波」が発生します。なかなか業務が一定の量で一年間流れていくことはありません。

忙しい時期には、GTDを実践していると「気になること」を書き出しておく「in box」が一杯になってしまいがちです。

あきらめない、むしろほめてあげる「in box」に書き出しておくことで、頭の外に気になることを追い出しはしているのですが、そこが一杯の状況を見るのはやはりストレスです。

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マネジメントは理解だけでなく実行をしないと意味がない(マネジメントにこそGTD)

マネジメントは理解だけでなく実行をしないと意味がない(マネジメントにこそGTD)

マネジャーがGTDの整理術をやることの利点は、「実行」を自分自身に促すことにある、と思います。

たしかに本を読んでマネジメントについて学ぶのも大事なことです。新しい考え方、フレーム、そういったものを知ることでやりやすくなったり、状況変化に対応できるだけの知識やスキルが手に入るかもしれません。

しかし、それを行動によって実践していかないといけません。理解しただけではなく「自分が行動する」「周囲に

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不安のないシステムを構築する(GTDの実践において)

不安のないシステムを構築する(GTDの実践において)

GTDの観点から見て、仕事術・整理術を実践していく上で重要になることの一つとして「不安のないシステム・やり方・体制」を作っておくことがあげられます。

「不安」大敵GTDによる仕事術では、焦点を定めて、集中することを重要視しています。そこで「不安なこと」があると、集中が阻害されます。例えば、

「メモ帳に書き出していたけど、そのメモ帳があと1ページ」

「スマホの電池が切れたら、リストが見られない

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リストは、消し込むものじゃない。書き換えて続けていくもの(「GTDのリスト」と「to doリスト」の違い)

リストは、消し込むものじゃない。書き換えて続けていくもの(「GTDのリスト」と「to doリスト」の違い)

一般的な「To Doリスト」はチェックボックスがついていたりして、行動をとれば、消し込むことになります。

人によっては、作ったリストを全て消し込むことに快感を覚える人もいるでしょう。

それに対して、「GTDのリスト」では、消し込みがあまり発生しません。それは、とある行動をとれば、その次の行動が当然のようにつながって発生するので、消し込むのではなく「書き換える」ことになるからです。

「行動が終

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「塩漬け」じゃなくて「大事にあっためておく」ようにする(GTDにおける「保留」の位置づけ)

「塩漬け」じゃなくて「大事にあっためておく」ようにする(GTDにおける「保留」の位置づけ)

何か行動をしようと決めても、なかなか実行がなされないようなものが、堆積していく様について、よく「『塩漬け』になっている」という表現を使います。

「to doリスト」の中で、まさに漬け物のように、存在を認識しながら、重い石で蓋を閉めておいてあるように存在を続ける項目です。

あなたのto doリストにもそんな項目ありませんか?

さて、どうしたらいいのでしょうか?

まずは決めること:やるの?やら

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GTDの実践におけるセキュリティー問題と休日

GTDの実践におけるセキュリティー問題と休日

GTDをすすめる中でぶつかりやすいのが、セキュリティと効率の問題です。

GTDでは、最終的には各種「リスト」を使って日常をまわしていくことになります。当然ながら「リスト」で次の行動やゴールを明確化して管理することになります。

その場合に問題となるのが、セキュリティの観点になります。

仕事で取り組んでいることをリストに書き出す、それを管理する時に、リスクを感じて社内のみでの運用となることも多い

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書き出さないとポンコツな自分(GTDはやはりStep1から地道に・・・)

書き出さないとポンコツな自分(GTDはやはりStep1から地道に・・・)

GTDを実践では、ちょっとしたことも書き出す、または確実な方法(玄関に置いておく、かばんに入れて準備しておく、など)で「『気になること』を頭の外に出しておく」を常に行うことになります。

これが習慣になって、他人からは「書き出し中毒」と見える位になる頃には、物事が上手くコントロールできて、生活を動かしている感覚を得られていると思います。

しかし時間が経ってくると、この「上手くコントロールができて

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3つの「更新する」(GTD:Step4:更新する、を実践するために)

3つの「更新する」(GTD:Step4:更新する、を実践するために)

GTDの仕事術を継続していく中で、Step4の「更新する」が壁になる人が多いようです。

この壁を越える鍵は「Step1~Step3を溜めずに整理する」という点です。

溜めずに整理するというためには、個人的には3つの「更新する」というものをイメージしています。

1:日常の「小更新」日常でなるべく溜めない、というのはGTDを実践する上でキーになるポイントです。ちょっとした時間を「業務遂行」ではな

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GTDの実践:リスト関連の「機能追加」に気をつけろ!

GTDの実践:リスト関連の「機能追加」に気をつけろ!

GTDを実践していく中で、リスト管理をする、Step3「整理する」とStep4「更新する」にあたる部分はこだわりはじめるとどんどん複雑になっていきます。

リストの分類項目・カテゴリーを増やす

締め切り設定の出し方を工夫する

工程表と紐付ける

アクションにかかる時間予想を入れる・・・などなど

こういったことにこだわり始めると、一見リストは豊かになっていきますが、実践する上ではとても危険です

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「いつも持ち歩く」ということが写真でもGTDでも大事なこと

「いつも持ち歩く」ということが写真でもGTDでも大事なこと

写真で大事なことは、とにかく「カメラを持ち歩くこと」と考えています。
とにかく持ち歩かないと、写真は撮れないのです。(だからカメラは、十分な画質などが確保できれば、とにかく小型・軽量であるにこしたことはない、と私は思っています)

すごく当たり前のことなのですが、軽量のミラーレス一眼が登場するまでは、重さや大きさの点で、持ち歩くことを敬遠して、そのまま疎遠になり、写真を撮らなくなる、という人も多か

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