自己啓発・自己学習こそGTDで見極めて進捗させる
今回は、中途半端な優先度合の事柄たちについてです。
これは、特にGTDの本に書いてあるわけではないのですが、例えば、抱えている「気になること」をこんな風に分類したらどうなるでしょうか。
1:やるべきこと
2:やりたいこと
3:やったらプラスになること・今後のためにやっておいた方がいいこと(これは例えば、自己啓発・自己学習、強制度合は高くないけど、特にやりたい、でもないこと)
1と2については、結構進捗します。
「1:やるべきこと」は、やらないと生活に支障がでるからです。
「2:やりたいこと」は、多忙で見失いがちですが、明確になっていれば、そもそもやりたいことだから時間を作ってやる、ということになります。
しかし、「3」については、結構残ってしまうものです・・・。
どうしたらいいのでしょうか。
ポイントは、やはり「明確化すること」です。
一つ目は、それを「行動するか?しないか?」ということを決めましょう。それによって、行動しない、と決めたものは潔く保留にしておくことです。
ただし、その保留事項は、「いつもう一度真剣に考えるか」を決めておくことです。最低限ここまではしておけば、曖昧な状態を引きずることはなくなります。
そして、「行動する」と決めたのならば、自分が動き出せる具体的な「次の行動」を決め、さらにどうなりたいのか「望む結果」までを明文化しておくことです。
「人を動かす」(D・カーネギー)という古典的名著がありますが、GTDはそれ流に言うなら「自分を動かす」という感じでしょうか。上手く自分で自分を操縦するための効率良いやり方です。
その鍵になるのが、この「明確化」になります。
自分を上手く操縦するためには、出来るだけシンプル・具体的にしておくことです。そうすれば将来の自分を上手く行動させることにつながります。
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