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GTDは一部実践からでも効果がある その3:行動~さぁ、やるぞ・・・ って何やるのさ?~

さて、前回は「やる?やらない?」のスクリーニングをしてみる、ということを取り上げました。

ところで「人が行動をとる」ということはとても具体的なことです。
当たり前のことです。

例えば、

「コンビニで牛乳を買う」
「お店でお土産品を選択する」
「掃除機をかける」
「お店の予約をとる」

みんな具体的ですね。

不思議なことに、人は計画立案やto-doリストを作ろうとすると、途端にこの具体性を失ってしまうのです。

「牛乳の補充」
「お土産買う」
「掃除」
「飲み会する」

具体性がないリストはちょっと人を混乱させます。

これはストレスです。「飲み会する」とリストにあったところで、即飲み会はできないのです。当然ながら「その前にすることがあるだろ!」というつっこみが入ります。(おそらく「店の検索する」なのか「参加者に声かけメール」だとか)

「GTD」では、日常において行動を起こすために、本当に行動ができるような具体化をリストの段階でしていることを求めます。

私はこれが整備されたリストを勝手に「真のto-doリスト」といっています。本当にやることが、やれる具体性でならべてあるのです。


さぁ、皆さんもぜひ、
「近いうち飲みに行きたいね」という友人に対して、

「そうだね。飲みに行きたいよね」ではなくて、

「じゃあ次の行動は、店の候補を決めてメールをすることで進めます」

と、「GTD」的な行動の具体化で迫ってみましょう(笑)

相手がどんな顔をするかは、わかりません。

ただし、大量に抱えているタスクのその一つひとつが確実に進む、という効果があることは保証します。

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