閑話休題:写真が楽しい理由の一つは、目ほど万能じゃないから見える景色
カメラはハイテクの塊であるとしても、人間の目ほど万能ではないのが現状だと思います。思いつくだけでも、
瞬時にフォーカスを合わせる。
意識しているところはハッキリと見えるが、他については意識を邪魔しない程度にしか見えていない。
明るいところや暗いところでもある程度は自動で順応する
動体も追尾することができる
しかもブレに関しても自動で補正処理がなされる(だからいくら体を動かしても、自分酔いすることがない)
写真を趣味にしてから、生物ってすごく良くできている・・・なんてあらためて思うのです。
さて、カメラもだいぶ便利になってきています。ただし、そういったカメラは最先端で、高価なものなので、私には手がでません!だから私のカメラはそこそこ便利、といったところでしょうか。(それでも以前から比べれば格段の性能です)
そんなカメラが見せてくれる景色が写真ということになります。
万能じゃないからこそ、撮る側の意図が写真には入り込んできます。
何に焦点を当てるのか?
明暗はこんなもんかな?
広く写す?それとも狭く写す?
自分の感じ方、他人が見た時の感じ方はどうか?
などなど。
自動じゃない部分に、意図が入り込む。人が楽しむ余地が生まれるようです。
技術が進化しても、残る部分はこの「楽しさ」かな?なんて。
最後まで読んでいただきありがとうございます。感想・コメントをいただけると嬉しいです!