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子育てにGTD:問いかけて「見極める」を手助けする

行動を起こすためには、「次の一歩め」の明確さと「望む結果(ゴール)」がしっかりと決まっていることが重要ということを、GTDのステップは教えてくれます。

これはビジネスマンだけではなく、子供だって一緒だと感じます。

勉強、片付け、身の回りのこと・・・。

親であれば、子供がなかなか動かずに、それを見てイライラとしてしまう気持ちを我慢したり、それが漏れ出してしまったり・・・と毎日精神修行のような感じかもしれません。

子供からすると、どうしても、やった方がいいのに、テレビの誘惑に負けてしまう、などわかっちゃいるけどさ・・・という声も聞こえてきます。


ということで、一手間かけて子供とやりとりしてみましょう。

「宿題やりなさい」という声かけを少しGTDの「見極める」の要素を足してみると、

親「宿題、まず何から手をつけるの?」

子「算数だよ」

これは具体的な次の一歩ではないので、少し粘ります。(責めないように)


親「算数の何からまずやるの?」

子「今日は宿題のドリルが出ているから、このページまずやる」

ここまでの回答があれば、行動にも移せるはずです。


続いてゴールについて、

親「どこまでやった方がいいの?」

子「宿題は2ページ分だから、それを終えるまで」

ふむ。これで、

・次の一歩「算数のドリルの問題・◯ページ目をやる」

・ゴール「2P分を終わらせて、宿題を提出する」

ということが明確になりましたので、見えるところにこのセットを書き出しておきましょう。

物事を曖昧にするのではなく、物事を明確にして、行動にうつす癖を、親が補助して子供ができるようにしておくと、後々子供にとっての財産にもなるかと思います。



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