見出し画像

GTDの選択:状況、時間とともに、自分の「資源」がある

GTDの5つのステップの最後は、「選択する」というステップになります。

選択以前の段階で、「把握」「見極め」「整理」が済んでいると、「選択する」という段階では、直感的に何をしたら良いかが見えてくる、とのこと。


まずは、置かれた「状況」。

居る場所や、手元にあるツールは何か?ということで、そもそもその「状況」でやれることが、自動的に絞れる。

続いて、「時間」。

どのくらいの時間、今使えるか?ということです。

5分?20分?使える時間によって、何をやるか?ということが変わってきます。ここでまた、選択の範囲が絞れます。

そして3つ目が、「資源」です。

今回記事のタイトルにもしましたが、それは前二つに比べて、選択の段階で黙殺されがちなのが、この「資源」の要素だと感じたからです。

GTDでいうこの「資源」とは自分自身の精神的・体力的なものがどういった状態か、という「自分の資源」についてを指しています。

いくら、「状況」や「時間」が許したとしても、疲れ切っている時には、複雑な仕事や頭をひねる仕事をするのは、効果的な方法とは言えない、ということです。それなら比較的単純なもの、機械的な手順の作業を進めてしまった方が良いということです。

逆に、「自分の資源」が豊富な、フレッシュな状態の時には、単純な作業を機械的に進めるようなものをやっているのは、もったいないのかもしれません。

ただし、期限に追われてしまうと、選択の順番を考える余裕なく、こなしていくという状況になりがちです。それを防ぐためには、実は「選択する」というステップだけでは防ぎようがない(つまり、その場の「優先順位づけ」だけで仕事の選択をしようとしても対処が難しい)。

王道ではありますが、選択される仕事がきっちりと見極められ、リストなどに整理されている、ということが重要になります。

だから、少しの時間であっても、仕事の整理にも力を使う意識が自分のことを後々助けることになりますよ。


最後まで読んでいただきありがとうございます。感想・コメントをいただけると嬉しいです!