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GTDをやって感じること:生きている限りは常に「マルチタスク」と付き合うのが人生

どんな人でも、「マルチタスク」を抱えています。


ここで言う「タスク」というのは仕事の業務に限らずの視点で使っています。プライベートも含めて、人間は複数の「やるべきこと」「やりたいこと」が常にある状態に置かれていると言えるのではないか、ということです。

「子育てと仕事」「マネジメントと担当業務」みたいにわかりやすく区分されているものもありますが、もっと細かく突き詰めれば、担当業務で案件が二つ出れば、それだけで「マルチタスク」であるし、家事でも、「掃除と買い出しをしなきゃ」というのもマルチタスクです。

ここでポイントになるのが、マルチタスクを、「同時に」こなしている人間というのはいない、ということです。身体は一つしかないですので、

「メールしながら企画書を作る」

「掃除しながら料理を作る」

はできないのです。「いや、やっているよ!」という人でも、よく分解してみると、

「素早くメール処理してから、企画書を作っている」

「料理の工程を一つやって、その次に掃除へ」

といった形で、本当に右手と左手で違うことをやって両立している、ということはできないのです(できるとすればかなりの曲芸!)


結局人間は、「別の何かを抱えながら、今やることをこなしていく」という構造の中で生きていて、それは死ぬまで変わらないようです。

だから「別の何か」をどのように忘れておくか、ということがストレスから解放されるポイントになるように思います。

その方法として、例えば瞑想や座禅といった方法もあるし、運動に打ち込んで忘れる、といった方法もあるのでしょう。GTDもその一つであると思います。

GTDの良い点は、「常に浮かんでくる、気になる別の何か」に対して、シンプルな方法で対処ができるシステムである点です。

それは、簡潔に言ってしまえば、

・雑念は書き出せ
・書き出したら、明確化しておけ

という2点にまとめられます。ただ本質をおさえても実践は複雑な日常が待っています。

そこで、実際にどうやればより良いか?という点の助けとして、色々と本やセミナーなどがある、というわけです。


さて、実践していて一つ困るのが、書き出すことができない状況に陥ることです。私は常にメモができる状況で生活をするようにしています。スマホか、紙とペンを常に持つことにしています。

何か思いついた時にいつでもメモで書き出せる。そのシステムと切り離されると私は途端に不安になります。

GTDは自分の短期記憶を信じられなくなるシステム、とでも言えるのかもしれません 笑

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