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GTDの実践:オーディオ趣味をやめたら、もっと楽しいことが待っていた!?(「行動しない」という選択肢はネガティブではない。終わりは始まりを作る)

オーディオ好きを否定しているわけではありません。念のため。
私は学生時代からオーディアが大好きでした。

そもそも音楽が好きだったのですが、アンプ・スピーカー・プレーヤーを組み合わせて、音が良くなる、音が変わるということに魅力を感じて、中古が多かったのですが、色々と楽しんでいました。

それもこれも実家で一軒家で自分の部屋を与えられていたことが大きかったです。なんにせよ、音量を気にせずに楽しめる環境であったのです。

個人的な考えかもしれませんが、ある程度音量をとれないと、良いオーディオでも、あまり良い音が鳴る、とは思えなくて。ある程度の音量以上をとれる環境だと、そこそこのオーディオ機器でも、結構満足できるものです。

さて、実家を出てアパートへ引っ越しをしてみると、状況が一変しました。一戸建ての時のように音量はとれません。

さらには、そうこうしているうちに子供も産まれると、重いアンプに大きなスピーカーは子供の安全を脅かすへのリスクにしかなりません。

いつの間にかそれらは部屋の片隅で風景と化していきました。


さて、そこで出会ったのがGTDでした。私は、このアンプやスピーカーに対して、見極めてみたのです。

これらは「行動をするものか?しないものか?」

私の判断は、残念ながら、涙ながらの「行動しない」でした。
正直、音を慣らす機会は少なくとも数年は訪れないだろう、とその時は感じました。

次の私の判断・行動は「捨てる」、正確には「手放して現金化する」でした。オーディオは、中古でもそこそこな値段で買い取りをしてくれます。またその決断は早いほうが評価額は上がります。

おかげさまで、まとまった現金化ができたのです。これはGTD様様でした。思わぬ「ボーナス」がありました。

さて何をしようか?

私はこの資金で二つのことをはじめました。

まずは、イヤホンとDAP。私は音楽を楽しみたい、という気持ちは変わらなかったので、現実的に音楽を楽しむ環境を家の外に求めました。

据え置きのオーディオに比べると、割安のため、おかげさまで、かなりしっかりしたポータブル音楽環境を作れて、音楽を楽しむ、ということは家以外で十二分に楽しめています。

次に、このタイミングで友人がうちの子をおさめた写真が美しかったことに触発されて、写真をはじめることにしました。

カメラは中古でしたが、そこから始まった「写真」という趣味は、それ以来今も継続中の私の大事な一部になりつつあります。

何かをやめる、終わらせることは、それに奪われていた物理的・精神的な意識を、新しい可能性や、創造性、余裕へと振り向けることになります。

「やる」ことばかりに価値があるのではなく、「やめる」ことが価値を生む土壌を作るのです。

私も「やる」に比べて「やめる」は苦手なのですが、思い切ってなにかを「やめる」、それも将来への選択肢ですよ。

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