「頑張る」にも限度がある(過剰な強み)
何かに打ち込んで頑張ることは、楽しい。
それによって目に見える成果や成長実感を得たりすることができます。しかし何事も、過ぎたるは及ばざるがごとし、でしょうか。
頑張ろうとしても限度があります。限度を振り切って頑張り続けると、無理がたたって調子を崩し出します。自分は好調だ、と思っていても段々と疲れが増してきて、無自覚なうちに不調に陥りはじめます。
怖いのは「無自覚なうちに」というところです。
自分の例
私はどうしても、自分の「居場所(存在価値、でしょうか)」を作るということと、精一杯頑張ることを近い存在としてとらえられているように思います。
つまり、頑張ってないといる価値がないような気がしてしまうような人間です。
そして、自分にとっては、「頑張れ!」以上に「もう頑張らなくていいよ」が怖い言葉のように思えるのです。それは肩の荷が降りる言葉ではなく、私にとって存在を否定されるような言葉だからです。
・・・そういえば、同じ言葉を「劇場版エヴァンゲリオン:Q」の序盤で、主人公が言い放たれていましたね。
役割から解放されて良かったじゃん・・・とはすんなり行かないのです。役割に生かされていた主人公には堪えたはずです。
映画のその後では、そんな主人公の暴走にも似た活躍(?)が全編を通しているように思います。
・・・だいぶ屈折していますが、人間にとっての強みも、あまり行き過ぎると過剰な強み=弱みとなってしまうので、ご用心、ということですね。
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