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みどりの窓口に見るプロの技


眼前で展開する華麗な手技と快い応対を経験した。

みどりの窓口で、新幹線の指定席、乗車券を買った時のハナシだ。
券売機で乗車券はもちろん、特急券、指定席券、定期券まで何でも買える。「えきねっと」でチケットレス乗車もできる。窓口に並んだのは、障害者割引で乗車券を買うためだ。(2024年2月から買えるようになるらしい)

JR東日本ニュース:
「えきねっと」で障害者割引乗車券をお申込みいただけるサービスを開始します
https://www.jreast.co.jp/press/2023/20230704_ho01.pdf

知り合いは第1種障害者であるため、本人と付き添い1名の2名分の普通乗車券が50%割引される。(特急券や指定券の割引はない)
今回は3名で移動していたため、2名分割引、1名分は普通。
軽井沢から新幹線で東京へ戻る際、券売機で指定席3名一緒に買おうとすると、これは難題だ。

そこでみどりの窓口に並んだ。
軽井沢駅の小さな窓口は2つが稼働していたが、客はそこそこ並んでいる。次の新幹線にはギリギリか、と思ったらあまりのテキパキとした手さばきに驚いた。

「障害者割引2名様分、それと普通、3名様分ですね。席はお近くがいいですよね。あー、ちょっと混んでいまして別々になってしまいますがよろしいですか?」

この間、操作するタッチペンでトントン、コンコン手の動きが異様に速い。

「では割引入りまして、XXX円です。・・・、あっ、今3名様ご一緒の席が空きましたので替えますね、少々お待ちください
そしてまた、トントン、コンコン・・・。
モノの数秒で、新しいチケットが、しゃかーん、しゃかーんと人数分機械から吐き出された。
精算最中にも画面で探してくれていたということだ。

券売機では「あっ、今空きました・・・」とはならない。さすが「職人技」。こういう対応こそ「サービス」とか、「応対」と呼ぶのだと思う。

券売機も「えきねっと」もいいが、人の力も悪くない。


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