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病気ブログ×SEOは、病名×〇〇の掛け合わせがねらい目?元重病人ブロガーだからこそ言えること

2019年9月7日⇒公開 / 2019年9月17日⇒有料部分ボリュームUP

■病気ブログ記事を書いたけど、特にSEOを意識してないのに、検索結果に載れているので、実態を書いてみようと思います。

お前誰よ?

会社員兼業フリーランスライター・ブロガーの中村めぐみ(Twitter:Tapitea_rec)と言います。


湘南のとあるWeb関係の会社で働きながら、フリーランスとして音楽系の記事を書いたり、ブログで好きなことを発信したりしています。


私は、高校生のころに、血液ガンの一種である悪性リンパ腫を。社会人になってからバセドウ病を経験しました。これまでに受けた手術は、3回にのぼります(腫瘍摘出2回/甲状腺摘出1回)。


もともと文章が書くことが好きで、病気のこと/病気以外のことをブログで書いているうちに、ライターに成り上がりました。転んでもタダじゃ起きない精神って大事ですね。笑




そんな私が、今回は、「病気ブログ記事のSEO集客」について、元・重病人の立場から思うことや、実際に病気系の記事を書いて、アクセス解析をしているからこそ言えることを、お伝えしますね!


このnoteを書く目的

・元重病人の立場から、病気ブログのSEOの実態について、一例を伝えたいです。
・病気ブログは、人の役に立ちます。なので、「どうせ検索結果に載らないから…」と遠慮したり、書くのをあえてやめている人が、もっと病気について良質な発信をしてくればいいなぁと思います。

まずは、この情報を発信しようと思った経緯から、お伝えしますね!


この記事を書いたきっかけ。「え、病気ブログってSEO集客できないの?」


先日、アフィリエイター・ブロガーのクロネコ屋さん(@NINJAkusokuso)が、ブログで、このような記事を書いていらっしゃいました。

こちらは、アフィリエイター、マーケター、ブロガーとして『インチキ商品無しで病気ブログを書くなら、どうやって収益化するか?』のアイディアをまとめられたものです。

「病気ブログはSEO集客できない」を前提に、「SNS+アメブロ+ブログ村で集客する」「noteで有料記事を書いて、直接お金を払ってもらう」「Kindleで出版してみよう」などの、切れ味の鋭いアイディアが紹介されています。

ただ1点気になったことがありまして……

病名などで検索して頂くと分かると思いますが、病気系のキーワードを検索しても、個人の記事は出てきません。

公的な病院の記事だったり、医者の公式ブログなどが上位に来ます。個人の病気ブログは、Google検索結果に載りません。それはGoogleがフィルタリングをかけているからです。

というのも、健康・病気系のワードは、アフィリエイト目的で様々なメディアがあれこれ書いてしまい、中には深刻なデマ(フェイクニュース)が混じり社会問題になりました。その結果、Googleは病名や健康系のワードに関して、強いフィルタリングをかけたのです。

そのため、基本的に病気ブログというのはGoogleからの集客が絶望的です。それを踏まえて集客方法を考える必要があります。

(引用元:病気ブログで稼ぐ方法【インチキ商品なしで収益化】


こちらの文章を読んで、「あ、世の中的には、病気ブログってSEO集客できないんだ…?え…?と違和感を抱きました。


なぜなら、私が病気について書いたブログ記事には、検索エンジンからのアクセス流入が確認できていたからです。


体験を記事にしないのはもったいないです

数年前に、健康・病気系についてまとめたアフィリエイトサイトがないことないことを書いて問題になり、Googleがフィルタをかけているのは存じていました。

ただ、ちゃんと書いている体験談などは特に影響を受けてないんだろうな(まあちゃんと書いているから当然だけど)というのが私の認識です。


この感想を素直につぶやいたところ、クロネコ屋さんご本人にリツイートしてもらえた影響もあり、大きな反響を頂きました。

(いままで、クロネさんと、クロネコ屋さんを、同じ方だと思っていました…。失礼を働きまして申し訳ありません…!お優しいお言葉をどうもありがとうございます。涙)


また、この流れから、Twitterで、「病気についてブログで発信すると、Googleから嫌われそうなので、あえて書かないでいる」というご意見もあり、世の中的にそういうことになっているというのが、なんとなくわかりました。


えーもったいないなー…と思いました。


これは私が病人だったからこそ言えるのですが、患者本人やその家族は、すごおおおおく不安です。

なので、病院や医師による発信だけではなく、患者や元患者のリアルな声を知りたいんです。たとえ病状はひとりひとり異なると知っていても、です。


実際に私も、ブログ記事で闘病記を書いたところ、同じ病気で苦しんでいる方から、コメントを頂きました。

画像1

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こちらはすべて、検索で訪れてくれた読者様からのコメントです。


この経験から、私は、闘病記を個人が発信するのは、立派な人助けになれるんだ、と感じました。


そのため、病気を経験したブロガーさんで、文章を書く気力体力があり、発信するか迷っておられる方の背中を押せたらと思い、本稿を書くことにした次第です


多くの方に病気について発信してもらいたい気持ちがあり、今回、1年分のGoogle Search Consoleのデータを無料で公開しています。

(より詳細なデータは、有料エリアにしますが、無料エリアで大体の情報はわかりますし、ほとんどの人には必要ない話だと思うので、必要であれば買ってくださいませー。)

POINT

先に結論をまとめてお伝えします。

・病気ブログが、SEOで集客できないわけではない
・5記事の場合、1年の流入数5,700回程度。月間3桁とかの世界。(Googleに限った話であり、Yahoo,bing,キャリア系検索エンジンを含めると更にアクセス数があると思いますが、ここでは言及していません)
・個人ブログでも、アクセスが取れるワードの傾向は、存在する

それでも良いよーという方のみお読みください。

まずは、私のブログ記事の内容と、1年間でどれくらい検索からの流入があるかをお伝えします。

私のブログ記事

私がこれまでに、病気の体験談を書いた記事は、大きく分けて2種類あります。

1)バセドウ病体験談(ブログ記事)

こちらの5記事は、バセドウ病手術についての体験談を、はてなブログで書いたものです。

バセドウ病手術体験記~血液検査で発覚。初期症状から診断まで~
バセドウ病手術体験記~薬の副作用(蕁麻疹)と手術が決まるまで~
バセドウ病手術体験記~入院期間と手術、退院まで~
バセドウ病手術体験記~術後の後遺症と手術痕~※写真有
バセドウ病手術体験記~手術費用と術後の傷痕隠しと麻酔のこと~

当時は、文章を書いてお金をもらうという発想がなく、全文無料で公開しています。(その後、AdsenseやAmazonアフィリエイトで収益化しています)


2)悪性リンパ腫の体験談(note)

noteで悪性リンパ腫の体験談を書いています。


この2種類のうち、私がアクセス解析を導入してるのは1)バセドウ病記事のブログです。そのため、今回は、バセドウ病記事のSEOについてのみ言及しますね。

また、無料部分には、Google Search Consoleのみに基づいた情報を公開しています。

よりマニアックなGoogle Analyticsの生データや、Yahooやキャリア系の検索結果は有料エリアにありますことをご承知おきください。たぶんほとんどの方には関係ないと思うのですが…。


全体の状況

こちらは、Googleで「バセドウ病」を含むワードで検索し、私の書いた記事にアクセスした方がどれくらいいるかを示したグラフです。

画像3

2018年9月から、2019年の8月末までのうち、バセドウ病関連ワードでの流入数(クリック数)は5,756回です。(特にSEOを意識せず書いています)

月によって上下はありますが、月間平均で、475回以上はクリックされているのがわかりますね。


寒い時期は減って、暖かくなりはじめると増える傾向のようです。

これは個人の感想かつウワサレベルですが、花粉症の時期に、バセドウ病が悪化すると聞いたことがありますので、それが関係しているのかも?(※個人の感想かつ噂レベルです。大事なことなので2回言いました)


※Google検索以外からの流入もありますので、それらを足すともう少し多くなると思います※ ⇒2019.9.17 Google以外からの流入ユーザーや、詳細なPVを有料エリアへ追記しました。


それでは、個々の検索ワードも見てみましょう。

まずは、掲載順位がメチャ低いワードからです。


検索上位に行けないワードの傾向

こちらは、サーチコンソールの結果を、「掲載順位が低い順」に並べたものです。

左から、クリック数、表示回数、CTR、検索順位です。

画像4

画像5

「病名そのもの」や、「(病名) ×  治療」、「(病名) ×  ~になったら」、「(病名) ×  治る」、「(病名) ×  原因」など、基本情報、お医者さんに聞いた方が良い情報の掛け合わせでは上に行けないのがわかります。

一番低いもので151位(検索結果の16ページ目)です。クリック回数も少ないですねー。


上位に行けるワードの傾向(5位以内にランクインしているワードの一覧)

こちらは、逆に、検索キーワードを掲載順位が高い順に並び替えたものです。

画像6

画像7

5位表示まではこんな感じです。

この結果から言えるのは、「必ずしもタイトルに狙ったワードを盛り込まなくても、上位表示ができるし流入が見込める」ことです。

たとえば、私が書いた記事のタイトルは、
バセドウ病手術体験記~血液検査で発覚。初期症状から診断まで~
バセドウ病手術体験記~薬の副作用(蕁麻疹)と手術が決まるまで~
バセドウ病手術体験記~入院期間と手術、退院まで~
バセドウ病手術体験記~術後の後遺症と手術痕~※写真有
バセドウ病手術体験記~手術費用と術後の傷痕隠しと麻酔のこと~

であり、どの記事にも、「ブログ」という単語は入れていません。

しかし「バセドウ病 手術 ブログ」というワードでは、掲載順位2.2位、CTR34.6%高順位&高CTRを記録しています。

Googleのロボットが「おっこれはブログ記事なんやな!ちゃんと書いてるっぽいし上に上げたろ~」と判断しているのが伝わってきます。


・・・というわけで、ここまでで、病気SEOの大体の概要を掴めると思いますので、上記の内容を無料提供とさせていただきます。


より詳しいデータは有料としますが、ほとんどの方に関係ないと思うので、必要であれば買ってください。

有料エリアに含まれている内容は、

・検索ワードごとに、検索順位5位~10位以内表示のデータと傾向
・検索ワードごとに、CTRが高い順に並び替えたデータと傾向(半年間のクリック数10回以上)
・私の個人的なアドバイス

・Google/Yahoo/その他検索エンジンからの流入を含めたセッション数(2019年9月17日追記)

・検索エンジン別 セッション比率(2019年9月17日追記)

です。

(以下、2019年9月17日追記)

想定していたよりも多くの方にお買い上げいただいたので、感謝の気持ちを込めて、より正確な内容を有料エリアに追記致しました。マニアックな内容も入れて、生データもバンバン貼り付けているため、追記後の値段は450円にします。必要であれば買ってくださいー。

ガチで病気SEOをやりたいぜという方とかは、参考になるかもしれません(もしいらっしゃればの話ですが。汗)

(以下、有料エリア)

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