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三峰結華という人が好き

お久しぶりです。Gm@s会長のさいほーんです。シンデレラでは佐城雪美の担当、シャニマスでは白瀬咲耶の担当をしております。

今回は私の担当アイドルと同じユニット「L'Antica」に所属している「三峰結華」について語りたいなと思います。浅いことを長々書くだけになるかもしれませんがご了承ください。ただひたすら結華が自分の中で最近来てるんです。


我儘なままday2に参加

私さいほーんはこの間、7/22,7/23開催の283PRODUCTION SOLO PERFORMANCE LIVE「我儘なまま」の「day2」に行ってまいりました。


素晴らしいデザインのロゴ

この「我儘なまま」はソロパフォーマンスライブだからこそできることをたくさん行ってくれました。アイドルたち全員のソロ曲歌唱はもちろん、特別なメンツでの歌唱(Killer×MissionとAmbitious Eveやばかった!!!!!!!!)などなど。

そんな特別なライブで一番興奮させられたのは「ストーリー」でした。
シャニマスのライブのストーリーパートは今年の5thの時のように「ユニット単位」で展開されることが多いと思います。しかし今回はソロパフォーマンスライブユニットの垣根を越えたオリジナルストーリーが展開されました。このアイデアはアイドルたちの新たな一面、可能性を見ることが出来る素晴らしいものでした。私が参加したday2では「放課後クライマックスガールズ」の「有栖川夏葉」と「L'Antica」の「三峰結華」の二人を中心に物語が展開されていきました。

大学生 三峰結華

あらすじ

我儘なままday2の朗読劇は、大学に入学したばかりの三峰結華と有栖川夏葉が出会うところから始まる。夏葉はインターン、結華は音楽サークルに入り、それぞれの大学生活を送っていた。しかし結華の大学生活のほうは決して順調とはいかず、音楽性の違いによってバンドメンバーが集まらなかったり、己の音楽センスを曲げてまで人の顔を窺う。そうした日々を過ごし、彼女は精神的にも疲弊していき、音楽への情熱も失っていく・・・(詳しくは円盤を買って見よう!)

大学生の夏葉と結華

いつもとは違う結華

性格などは似ているけれど、私たちの知らない「普通」の大学生の結華。この「普通」の大学生であるゆえに生まれる悩みや不安を三峰結華というキャラクターに投影し、曇らせる脚本はとても見事でした。結華のソロ曲「プラスチック・アンブレラ」を歌い出すタイミングも最高にマッチしていて素晴らしかったです。

やはり結華の曇らせは最高だぜ!!!ここからしか得られないものがあると感じた日でした。

後述するL'Anticaのコミュでも結華の曇らせがありますが、このライブでの結華の曇らせ方は「アイドルの結華ではない」ことがとても重要だと考えています。なぜなら、今回は三峰結華という個人の内面的な部分をいつもより深く見ることが出来ているからです。私も彼女と同じ大学生。同じような悩みを抱えることがあり、共感性が高いということも影響してるのでしょう。

私は咲耶担当なのでL'Anticaのコミュや、同ユニットアイドルのコミュはいくつも読んできたのですが、この「我儘なまま」での結華の曇らせ方はいつもとはまた違う刺激を受けました。この刺激が今回の三峰結華について書きたくなったきっかけになっています。

三峰結華である故に

L'Anticaの最新コミュを読む

好きなロックバンドのライブを見に行って、我儘なままも参加して、遊んで、バイトとテストもこなすというとても我儘な日程を乗り越えて、「さあ!シャニマスのコミュでも読むか!」となり読んだ「L'Antica」のコミュ「月が焦がれる太陽/月」
(ここから先はこのコミュのネタバレが含まれます。)

S-SSR 【焦】三峰結華

こちらのコミュでもやはり彼女が曇ります。

このコミュの素晴らしいところは前述した「我儘なまま」と同様、普通の女の子という側面の三峰結華を描きながら、アイドルとしての三峰結華も描かれているところです。

あらすじ

「アイドル・スター・ショーダウン」というコンテストに出るL'Antica。しかし、悪天候の影響でリーダーの「月岡恋鐘」が現場入りできないアクシデントが発生。恋鐘がいない分全力で、と切り替えるL'Antica。しかし結華は恋鐘なしで出場することがとても不安だった。ふいに生まれてしまった大きな不安に結華は真摯に向き合っていく。

結華以外の三人はすぐに切り替える
不安だった理由がまだつかめていない結華

普通の女の子 三峰結華

WINGで結華をスカウトしたとき、結華がアイドルオタクであるというアイデンティティがありました。今回のコミュの冒頭では結華がどのような経緯で、どのようなアイドル像に憧れたのかが少しですが描かれています。

結華が抱いた悩みの原因はこの最初に憧れた最高のアイドルと恋鐘を重ねてしまったこと。つまり、オタクとしての結華がアイドルの恋鐘を好きすぎたのが原因というわけです。そんな憧れでもあり、大好きなアイドルと並ぶことに少しおびえ、自信のない結華は恋鐘に無意識に依存していることに気付いていきます。

他のコミュを見てもわかるようにL'Anticaの中で最年長の結華は周りが良く見えています。そのためなりたいアイドル像というものがしっかり見えているゆえの葛藤なのでしょう。ユニット最年長とはいえ19歳という多感な年齢。理想像と現実の乖離はもちろん、結華のように本心を心に秘めておくような子の葛藤というのは見ていてとても「人間らしさ」を感じることが出来ます。また、こういった多くの人に共感される心情描写は、結華がアイドルである以前にみんなと変わらない普通の人間、普通の女の子であること感じさせます。

アイドル 三峰結華

そしてこのコミュのいいポイントは、アイドルオタクかつアイドルである結華だからこそ描くことが出来る葛藤の乗り越え方です。

普通のアイドル好きの女の子が本当の意味でのアイドルに変わった。

アイドルオタクであり、アイドルである
社交的であり、本心を隠すこともある

こういった「二面性」をもつ三峰結華という人間だからこそ、アイドルの三峰結華はこんなにもかっこよく、美しく見えるのではないだろうか。

月は太陽に照らされて美しく光る。太陽がなければ月は美しい光を放つことはできない。また、月が太陽のように光りたいと思ってもそれはできない。太陽があるからこそ月は美しく輝き、月にしかない美しさが生まれるのである。

コミュのタイトル良すぎですね

P-SSR あなたと、月の満ちる頃

283プロ所属アイドル達の生き様

ここまで三峰結華について語ってきましたが、シャニマスは結華以外のアイドル一人一人に語り切れない程の魅力がたくさんあります。育成コミュやイベントコミュ、どれをとってもいいものばかりです。シャニマスのコミュの魅力は丁寧な心情描写と背景、状況設定だと私は考えています。あるユニットは人間関係も背景もどす黒く、とても見ごたえのあるシナリオだったり(SHHisとかやべーからな!!)、独特な雰囲気の中で友情が描かれるものなど様々です。また、どのアイドルにも共通して感じられるのが「生きてる感」です。今回の記事でその「生きてる感」が伝わったかどうかはわかりませんが、ほんとに一人一人の描写が丁寧すぎるんです。

たくさんカードもってるのに読んでないそこのアナタ、損していますよ。

この記事を読んでシャニマスのコミュちゃんと読んでみようかなとか思ってもらえるととてもうれしいです!

ここまで読んでくれた方、ありがとうございました!会誌の方も自分が参加しますので、11/3-5まで行われる学祭とコミケで頒布する予定出すのでぜひよろしくお願い致します!


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