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僕と広島

楽しかった広島生活。
一生忘れることはない広島生活。

この文章を書いている今、大学の卒業式に参加するために広島に来ている。

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不安で押しつぶれそう

振り返れば4年前、静岡から広島に進学し、右も左も後ろも前も知らない人ばかりで、『俺、やっていけるのか…』と不安しかなかった入学式。

頭では理解していても、入学した当初は物凄い孤独感と孤立感に襲われ、とにかく辛かった。

『静岡に帰りたい…。』

そう思う日が何日もあった。

『しかし、ここで帰ったら自分自身が成長できる機会を自ら逃すことになる。』

そのことを頭では理解出来ていても、精神的な、心の部分では未だ現実に追い付いていなかった。

入学してから最初の1ヶ月は不安だらけの毎日だったが、時は流れ5月、6月となるにつれて友人が増えていった。

その背景には自ら行動したことで得れたものだと今になっては言える。

大学1年の夏

静岡に帰省し、たっぷりと1ヶ月間、満喫した後、後期に備え広島に戻り、精神的にも地元に帰省したことで落ち着いてきた。

広島に戻ってからは、後期の講義に備え、履修登録などを自ら進め、友人と話し合ったり、少し余裕が生まれてきた。

ただ、仲の良い友人が大学独自のプログラム『体験実践』に参加していたこともあり、なかなか会えない日々が続いた。

さらには、自分の英語力よりも高い英語の講義を履修してしまい、ついていくのがしんどく、大学に来た意味を見失いかけていた。

今思えば、何ともない経験だが、当時としては本当に辛かった。

ただこの経験は後々になって生かされてきていたのは今になって感じる。

また、2年次からの基礎演習というゼミの簡易版の履修も考えないといけない時期もあって、精神的に追い詰められていた。

大学2年

大学2年になってからは履修してみたい科目を履修することもでき、大学生活にも慣れてきた。

大学で学んでみたいドイツ語を履修したものの、文法が滅茶滅茶難しすぎて覚えられず、気付けばドイツ語の講義が嫌になっていた。

単位さえ取れれば、何でもいいや

そう思っていた。

初夏になって基礎演習が始まり、全く国際協力に関心がなかったのに対し、基礎演習の講義を重ねるごとに興味を持っていった。最終回の講義でネパールの孤児院で活動されている竹中俊さんをゲストスピーカーに迎えた時には、国際協力に滅茶苦茶興味を抱き始めていた。

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夏休みが来て静岡に帰省し、たっぷりと夏を満喫し終えた9月、

マジシャンとしての活動
体験実践としてのカンボジア🇰🇭活動

など、今振り返れば大学2年のこの時が1番輝いていたかもしれない。

また、10月には今では仲良い友人のトルコ国籍のトルコ人に広島を英語で説明するといった非日常的な経験もしていた。

12月には、『来年、何しよう』と考えていたが、年が明けて直ぐに思いもしれないアクシデントが来ていた。

それがコロナ禍

今も続く新型コロナウイルスだ。
これはやりたかったことが全て台無しになってしまった瞬間でもある。

コロナ禍

新型コロナウイルスの感染拡大や緊急事態宣言の影響で先が見えない自粛生活が始まり、我々の生活が一変した。

大学の講義もオンライン授業となり、パソコンに向き合いながら講義を受け続ける日々。

画面上では友達や学部の仲間と話せるのに対し、現実は孤独の時間。

そんな毎日を過ごしていくなかで、自分のなかで変化が起きた。

コロナ禍を上手く活用して、さらに勉強しよう

ちょうどゼミが始まり、オンラインではあったものの、学ぶことの楽しさを実感するようにより一層なっていった。

それはなぜか。

コロナ禍での度重なる自粛生活や緊急事態宣言などで疲弊している大学生も沢山見てきたが

『いつかコロナ禍は終わる。その時にスタートダッシュをしているようでは遅い。』

そう感じたことがきっかけとなり、様々な情報を得ようとした。

今になって思うのは、この時に学んだことがその後の生活を一変させたと言っても過言ではない。

例えば、
・カンボジアの歴史
・肉が環境破壊を与えている
・衣服ロス問題
・ルワンダ内戦
・コンゴ内戦
・紛争鉱物

こうした社会問題に対して学び出すようになったのもコロナ禍がなければなかったのかもしれない。

就活

2020年10月から就活を開始し、様々な企業さんから情報を貰っていくなかで、日に日に迷う自分がいた。

なぜ僕は就活をしたいのか

周りは就活に向けた準備に向け、尽力している反面、まだ就活を実感していない自分がいた。

自分のしたいことが分からない

そう感じていたが、様々な業界や職種があるということを知り、何とか志望するところまで辿り着いた。

選考に関しては2月から開始し、苦戦はしたものの、当初から掲げていた「4月のうちに内定得る』という目標を達成することができた。

大学4年

無事に就活を終えたはものの、どこか心残りが残っていた。

それは大学生のうちに経験したかったことがあまり出来ていなかった。

そこで、やりたいことを闇雲に探しながら気になっていた人に何人か会いにあちこちに行った。

それも今思えば良い学びだったと言える。

大学生のうちにやりたいこと

大学入学当初に目標としてリストに挙げていた「大学生のうちにやりたいこと』。沢山ありすぎて覚えていないが、2021年7月から12月にかけ、後悔しないようにやっていたことは

・高知県に行って坂本龍馬さんの故郷を巡り、桂浜行き、カツオ食べる

・派遣のバイトしてみたい

・サッカー観戦行けるだけ行きたい

勿論、コロナ対策のこともあり、他にやりたいことは多数あったが、それらは20代のうちに叶えようと思っている。

・アフリカ大陸に行く

・シンガポール🇸🇬に行く

ただ、当初に目標としていた海外に行くという目標はカンボジア🇰🇭に2019年に行ったこともあり、達成済みなので目標が全く叶えられなかったというわけでもない。

あれから4年

あれから4年。出会えた多くの方々の支えや共に学び合ってきた仲間、共に切磋琢磨してくれた友人のおかげで無事に卒業のこの日を迎えることが出来た。

出会えた方々に感謝しかない。

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今後

僕にとっての大学生活は2月19日に終わってしまった。

本当の意味では、ここからがスタート。

大学生活は確かに楽しかったが、まだ若いし、20代という勝負の時間はたっぷりと残っている。だからこそ挑戦し続けていきたい。

それとともに学び続けていきたい。まだまだ知らないことばかりであるからこそ、知識と教養をさらにつけていきたい。

広島で培った知識や経験を今度は静岡で生かしていきたい。それは、僕が尊敬している人物の一人であるサッカー日本代表MF川辺駿選手(広島県広島市出身)が、かつて磐田(静岡県磐田市)で経験を積んで、広島に恩返ししたみたいに。

今日は以上です。
最後まで読んで頂き有難う御座いました。

今後とも宜しくお願いします!

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#大学卒業は終わりではなくスタート

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#若き挑戦者の物語

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