初対面の人にちょうどいいユーモアについて考える

ついにオラの社会人編がスタートしちまった!
オラぜんっぜんワクワクしねェゾ!

今日は新人研修の一環で、コミュニケーションの研修を受けたゾ!

事前に話すテーマと感情を決めて自分がそのテーマでどのような感情を相手に伝えたいのかを意識して話すってやつだゾ!

聞く側は相手がもっと話したいと思えるような相槌や質問をするという傾聴力のトレーニングだゾ!

オラ修行は好きだけんど会話のトレーニングなんてしたことねェゾ!

オラはいげェと緊張しいで言葉に詰まってしまうことが多いけんど、話すことと聞くことじてェにはそれほどてェこォがねェからなんとかなると思ったゾ!

それ自体にてェこォがあるやつはスッゲェキツかっただろうな!

3分間ずつ交代で話すという形式だったゾ!
結構長ェな!!

疲れたからこの口調やめっゾ!

相手の方の話は

サウナ内のテレビでWBCを見ていたら大谷が打席に立ったので、せっかくだから大谷が打つまで見ていようと思ったらファールなどが多く中々打たず、打った頃には18分くらいサウナに入っていて、すぐにサウナを出ようと思ったら他にWBCを見ていたおじさんたちも全員同時にサウナから出て水風呂がぐったりしたおっさん地獄になった

という話だった

ここまで話の内容を思い出せるのは、相手の方の話もうまく、自分もちゃんと聞けていたからだと思う。

初対面の人に対する話題のユーモアとしてちょうどいいな〜

と素直に感心してしまった

爆笑するような話題でもないが、つまんね〜〜〜!!!ともならない、そして、ウケるけどキメェ〜〜〜!!!ともならないちょうどいい塩梅

俺はこのちょうどいい塩梅がなかなかできない
どうしてもキメェ方向に走ってしまう

そもそも自分のキモさを曝け出すことでウケを取ることに慣れすぎて、それ以外の方法でウケを取ることが苦手になっているかもしれない

だって楽なんだもん
自分のキモさを曝け出すだけでウケを取れるんだったらコスパいいじゃん

でもこれをやっているとマジでモテない
誰がキモさを曝け出しているやつに恋するのって話

そんな俺が話した内容は

高校生のころ男女合同の水泳の授業があり、女子に肉体美を見せつけたかった俺は、日々筋トレに励んでいた。鍛え上げた筋肉をより目立たせるために、日焼けをすることにしたが、乳首は日焼けしたくなかったため、乳首に何かを貼って日焼けを防ぐことにした。そこで、コットンを丸く切りヨーグルトと蜂蜜を染み込ませたパックを乳首に貼った。これは乳首の色を薄くする効果があるらしく、叶姉妹のどちらかも貼っていたらしい。しかし、コットンを乳首より一回り大きく切ってしまったせいで、乳首の周りだけ白く日焼けしていないバケモノが生まれてしまった。乳輪の周りにもう一周輪があるような状態だ。カッコつけるためにやったことが、カッコつかない結果になってしまった

という話だ

初対面の人に話す話題としてはキモすぎる
完全にキモさでウケを狙うことに振り切っている

ウケはしたものの、若干動揺も感じられた
それはそうだよな、初対面の人がこんな話をしてきたら

今回の研修の狙いとは逸れているが、自分はちょうどいい塩梅のユーモアを出すことが苦手なのだと気づく良い機会になった

ちょうどいい塩梅のユーモアを出そうとしてまったくウケないことを恐れて、ウケる可能性を上げるためにキモさを曝け出してしまう

そもそもウケなければならないという決まりもないのに、俺はウケることに囚われすぎている

べつにそんなにウケなくても人間はやっていける
クッソおもんないのに結婚できている人間なんてこの世に5万といる

俺は子どものころから人前でウケることが好きで、周りも俺が何かウケることをやってくれると期待してくれていた

それが俺の気づかないうちにプレッシャーに変わり、常に期待に応え続けるためにウケを狙わなければならないという固定観念に囚われてしまっていたのかもしれない

子どものころは面白い人として男女問わず慕ってくれる人が多かったが、大人になった今はどうだ?

女性に話せるような話題だろうか?

終わりだよ、終わり

まあ終わってる人だからそういう話題がイケる女性には話してしまっているが、、

それは最初からその女性とは友達以上の関係にはなれないと、棄権しているようなものじゃないか

俺は社会人としてのマナー以前に、「ウケなければならないという固定観念に囚われる必要なんてない」と心から思えるようなリハビリを受ける必要がある

そして、キモさを曝け出さなくてもいいようにちょうどいいユーモアを学びたい

誰か俺のちょうどいいユーモアの先生になってくれ〜〜〜!!!!




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