カペシタビン(ゼローダ)

〇各種抗がん剤の特徴

ピリミジン代謝拮抗薬
細胞の増殖に必要なDNA成分のピリミジンと呼ばれる物質がある。
カペシタビンはピリミジンに似た構造をもっている。
DNAの合成の過程でピリミジンの代わりにカペシタビンが取り込まれることによってDNAの合成を阻害する。

〇投与方法

<腎障害の投与量の目安>
Ccrが30ml/min →投与しない(禁忌)
Ccrが30ml~50ml/min →75%用量
Ccrが51ml/min以上 →減量不要


〇副作用

手足症候群(URLを貼る)
用量規制因子(抗がん剤投与量を制限している因子)。
・手足症候群(URL)
用量規制因子(抗がん剤投与量を制限している因子)。

手のひらや足の裏の感覚が鈍くなったり過敏になる。
ヒリヒリ、チクチクする、赤く腫れあがる、皮膚にひび割れや水膨れが生じる。
保湿剤を使用したり、強い刺激を与えないなどでセルフケアを行う。


下痢
水様性の下痢が起きた場合は脱水を予防するために水分摂取を十分に行う。
止瀉薬の処方があれば服用する。下痢が続く場合や、発熱・嘔吐など他の症状を併発している場合はすぐに連絡。

口内炎
うがいやブラッシングを行い、口の中を清潔に保つようにする。
痛みや症状がひどい場合は連絡する。


〇注意点

ワルファリンカリウムと併用する場合は、血液凝固検査を定期的に行う。

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