昨年の王者を撃破

2024年3月4日 22:23

ヴィッセル神戸　0-1 柏レイソル
少ないチャンスを生かし、昨年王者をアウェイで下したレイソル。
新加入選手の木下、島村で点を取れたのは大きかった。
前節ATでの失態を繰り返さなかった。結果だけ見れば、開幕2連勝がないJ1リーグで、2連勝に近かったのはレイソルだった。

プレスがハマる前半、ハマらなかった後半

前半は守備ではプレスがハマってショートカウンターが出来た事、ヴィッセルのエース大迫を自由にさせなかった事ができ主導権を握れた。
攻撃もヴィッセルの前プレを回避し、ボールを進められていた。
残念ながら、シュートシーンは少なかったが、失点の匂いはしなかった。
後半、ヴィッセルはプレスで追いすぎなくなった。逆に出しどころを失ったレイソル。
相手が引いた時のアイディア。動き出しの引き出しはまだまだなところもあり、ペースをヴィッセルに持っていかれる。

交代選手が結果を出すも気になる試合運び

結果的に流れを引き戻したのは3人交代。
長身の木下、タメを作れる島村、ボール奪取に長けた土屋。
中でも特に島村は素晴らしかった。
タメや技術もだが、セカンドボールへの反応が早い。決勝点に繋がったドリブル前も、その反応の早さが光った。
反対に木下の使い方はチームでも確立していないのか、点を取るまでは機能せず。
長身の木下に競らせるかと思いきや、低めの島村を競らせるボールが何回も出るのは…。
点を取ってからリズムが出たが、交代直後はなかなか厳しい時間が続いた。
最後は松本の好セーブで凌いだが、押し込まれる時間が続いたのも、まだまだ改善したい部分である。
が、しかしアウェイ勝利は蜜の味！勝つ事で自信に繋がるのは間違いないので次節に期待したい。