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【ブログNo.102】藤井総太八冠

【ブログNo.102】藤井総太八冠

今日は、この話題にしておかないといけないかなと思います。

先ほど、将棋の藤井聡太竜王名人が王座を獲得して、八冠制覇をしました。これをリアルタイムで見ることができたことはすごいことだと思います。

しかも今回の王座戦は、予選から逆転の試合も多く、今日も本当に大逆転でした。

本当に見ごたえもあったし、なんでこんなにもうまく行くのかと思いました。

実は、将棋界全体で仕込んでいるのではないのかと思うくらい、奇跡的なことだったと思います。


よく、「事実は小説より奇なり」という言葉がありますが、
本当にその通りだと思います。

もし、今回のストーリーを小説や漫画で描いたら、出来すぎで面白くないぐらいです。それが現実で行われているのですから、不思議です。

普通、ここまで強いとアンチの人が居てもいいぐらいですが、
今回はそういう話も聞かないし、みんなに期待されていたように感じています。


私、その裏にはAIも関係しているのではないかと思っています。

囲碁・将棋については、AlphaGo以来、人間をAIが追い越したと思っています。

AIが強くなりすぎて、ゲーム自体の存在意義などが問われることもありました。

このタイミングで藤井さんが登場して、プロ入りから29連勝をはじめ、シンデレラストーリーが始まりました。
AIの強さより、人間が成功していく物語に注目が上がったのが良かったです。


さらに思うのが、AIの候補手との比較です。

最近はテレビ中継にAIの候補手が出てきます。
その候補手があるため、普通の人にも良い手なのか悪い手なのかが分かります。
AIが無ければ、良い手か悪い手かも素人には分かりませんからね。

棋士の方は大変だろうなと思います。


ここで普通ならば、人間はAIに及ばないからという話が出てくるところですが、藤井さんはAIの候補手をいとも簡単に指してきます。

これを見ると、人間もまだまだ捨てたものではないと勇気をもらうのです。これは、さすがに指さないだろうと思った手であればあるほど感動します。

これがあるからこそ、AIとの共存ができているのではないかと思っています。
人間対人間であったとしても、もしAIと全然一致しなければ、ゲームとしても飽きられていたかもしれないです。

今は、AIがあるからこそ実力アップもされていますし、素人でも面白く見ることができています。AIとうまく共存ができていると思います。

そこには藤井さんの存在も大きかったのではと思っています。


藤井さん八冠は歴史的な快挙でしたので、
今日はいきなり濃いめの内容を書きました。

将棋も人間ドラマがあって楽しいです。将棋界は藤井さん以外にも魅力的な人々がいます。ここ数年は、まだまだ楽しめそうです。

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