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多分、ダメなやつ

歩くことが苦ではない時期がありました

もともと動くことが嫌いで、歩くことも、そのひとつになりました。でもこのままだと、もう何年かしたのちに車いすになってしまうんじゃないだろうかと思うくらい動いてない。やばい気がする。でも、気持ちがついて行かなくて

小学校の頃、2時間も続く図工の時間が大嫌いでした。それは、うまく作れないし、うまく描けないからだった。大人になって、それらが実は好きだったのだと気づいた。作ることも工作も、描くことも落書きも、嫌いじゃないんです

同じように体育が嫌いでした。走ってもビリだし、苦しいし、今でいうところの「達成感」を得られなかったから。大人になったけど、図工のように、せめて歩くことくらい好きだったかもしれないと思える時が来るかなぁ…。無理だろうなぁ
「歩くことが好き」「散歩が楽しい」って言える人になりたいけれど、多分今は無理

当然ですが、ちょっと歩くだけで疲れます。びっくりするくらい汗だくで「荒れ地の魔女」になります。たぶん、同年代の人に比べたら、体力もないと思います。そして、もちろんデブです。「ふくよか」とかいう問題じゃない。まぁ当然の結果です
勿体ないこと、してるんでしょうねぇ、きっと
体重計に乗ると「体年齢」が実年齢より常に+20歳です。コレはさすがに驚きました(ㅇ_ㅇ)

小学生の頃あることをきっかけに、わたしは「ひとめ」をものすごく気にする子どもになりました。それ以来、近所のスーパーに買い物に行くことも、学校にひとりで行くこともできなくなりました。特に性格はおとなしくありません。むしろうるさいくらいに喋りますし、お調子者で元気です。そんなわたしが実は「羞恥心」の塊で「度胸なし」で、というとわたしを知ってる周りの人間は信用しません。今はその「羞恥心」の部分に関しては克服したというか、「おばさんはなにをしても許される」という魔法の言葉のもと、本来の自分を取り戻せたような気がします。でも、度胸はないです、相変わらずビビりです

人目を気にして外に出なくなってから、動くことも億劫になり、もともと嫌いだった運動から一切手を引きました。ものすごく潔いような言い方をしていますが、これダメなやつです。解ってます。でも楽しめない

実はスポーツと名のつくものは、見ることも好きではない。ので、ルールも知らない。オリンピックの年は地獄です。TV難民です。できないことから目を背ける、おそらくここだけがわたしの人生の中の「マイナスポイント」

一時期友人(?)と「ウォーキング」なるものをしていたことがあります。誰かがいるとできます。わたし「意志薄弱」なので続かないんです。誰かいればなんとかなるんです。でもその友人は、忙しいことを理由にやめてしまいまして、当然わたしも続ける理由がなくなりました。そのまま続けてればよかったのですが、無理でした

こうやって書いてると、てかきっと、読んでる人はきっと「イラっ」としているはずです。でも、人にはそれぞれ「どうしてもだめなこと」ってあると思うのですが、わたしの場合は「動くこと」「運動すること」がそれです
あまりに出掛けないので、出掛ける理由を作ろうと、虫歯もないのに「歯科医院」に通ってみました。歯石取りだけで、切開したり麻酔をしたり、苦痛を我慢しての一年でしたが、定期的にという部分がどうにも苦になって(飽きた)、自主的に区切りをつけました。そんな毎日です

最近とても眠いです。子どもたちが大学生になったら、実に自由な毎日で、しかも夏休みとか長くて、雨の日の送迎とか、バイトの送り迎えをしていたらあっという間に昼夜逆転生活がやってきました。それ以来、芸能人のような、Rock歌手のような、FUNKYな日常に慣れてしまっていたのでした。自由って言ったら聞こえはいいけど、多分これ、人としてダメなやつです

いつもお読みいただきありがとうございます とにかく今は、やり遂げることを目標にしています ご意見、ご感想などいただけましたら幸いです