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カメラは私の世界を広げてくれた相棒なんだ📷

カメラと写真が好きになったきっかけについて書いてみる。

高校生までは使い捨てカメラを使っていた。

今の現役、写ルンです


その頃はプリクラと同じような感覚で撮っていた気がする。
カメラに向かってハイチーズ!
みんなで変顔したり、カメラ目線の写真が多かったかな。
写真屋さんにカメラを持っていって出来上がる日が待ち遠しかった。
現像した写真にポスカで直接文字を書いたりして。
それも楽しい使い方だった。
とにかく友達との写真、人物ばかり撮っていた。

◇◇◇

18歳。地元を離れ初めての一人暮らし。
日々の記録用に人生で初めてコンパクトデジタルカメラ(以下コンデジ)を買った。

CANON IXY DIGITAL 10


当時オダギリジョーさんがCM起用されていたカメラ。
とにかく見た目のデザインに惚れた。

角ばったデザインでスタイリッシュ。
グレーとブラックの配色がクールでかっこいい。
薄くてフラット。
手に馴染む大きさでコンパクト。
とってもお気に入りのコンデジになった。

コンデジを買ったばかりの頃は高校時代と同じような使い方をしていた。
友人との写真ばかり撮っていた。
ふいうち写真とか皆の集合写真とか。
今日の出来事の記録として相変わらず人物ばかり撮っていた。

◇◇◇

その頃、私は終わった恋を引きずっていた。
とある日、学校からの帰り道。
いつものように自転車をこいでいた。

ふと見上げるととてもキレイな空に出会った。
この空を見た途端、同じ空の下に生きているんだなと思った。
この空はどこにいても繋がっているんだ。
そう思ったらなんだか元気が出てきた。
うつうつとしていた心がだんだん晴れやかになっていくのを感じた。

素敵なものはこんなに身近にあったんだ。
この空を切り取りたい。
これが私が写真にハマるきっかけだったと思う。

そこから人物ばかり撮っていたのが一変し、毎日毎日空の写真を撮った。
色んな表情を見せてくれる空。
飽きることなく夢中で撮った。
明るさを少し調整して撮ったりするうちにカメラの魅力にもはまっていった。

その頃撮った写真(今から16年前)

気づけばいつもかばんにカメラを入れて持ち歩いた。
何気ない日常の中で心が動いた瞬間にシャッターを切る。
いつのまにか私の習慣になっていった。

私にとってカメラと写真は新たな希望の扉を開いてくれた。
視野を広げてくれた。
なくてはならない大切な相棒になった。

カメラと写真に出逢えて幸せ。

それでは。

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