見出し画像

自律駆動型人材の育て方

こんにちは、GUiDEEの開発チームです!
今回もGUiDEEペアクラウドという新サービスへの想いについて書いていきたいと思います。

ざっくりこれまでの流れを振り返ると、

「ヒトと正面から向き合うこと」を理念として掲げる私たちキュービックが、社内においてもヒトと正面から向き合うことに取り組みはじめた。そのためのツールが今作っているGUiDEEペアクラウドである。
(→ GUiDEE note はじめます

私たちが育てたい人材は、ずばり「自律駆動型の人材」である。言われたことを忠実にこなすのではなく、自分で課題を見つけて解決できる人。自ら成長していける人。GUiDEEペアクラウドによって、そんな人材を生み出すサポートをしたい。
(→ キーワードは「自律駆動」

というお話しでした。

さて、問題は「自律駆動型の人材」ってどうやって育てるのか、ということです。自律駆動するには、一人一人が自発的に考え、失敗を恐れず積極的にチャレンジしてみる。そんなことが推奨される環境が必要です。

そこでキーになってくるのが上司と部下の関係です。上司と部下の関係がうまくいかないと、部下は「こんなことをしたら叱られるかも」「上司はこんなことは期待していないのでは」という不安を抱え、なかなか自律的に動けません。上司の本心が読めず、遠慮したり萎縮したりしてしまうのです。

反対に、上司に十分信頼されていると感じていれば、自分から動きやすくなります。上司は「自分の挑戦を歓迎してくれる」「もし失敗したとしてもフォローしてくれる」という信頼があれば、積極的にチャレンジしやすくなります。これを心理的安全性といったりします。

上司と部下の関係構築をテクノロジーでサポート

GUiDEEペアクラウドは「上司と部下のペア」にフォーカスし、信頼関係を築くことを目指しています。中心となるのは「1on1」です。多くの会社で導入されているのでご存じの方も多いでしょう。定期的に上司と部下が1対1で話す時間を設け、密にコミュニケーションすることで関係を構築する手法です。

ただし、的確な1on1を実施するには上司にもスキルが必要です。部下のタイプに合わせたコミュニケーションだったり、やり方を教える「ティーチング」と自発的な行動を促す「コーチング」、能力開発を支援する「メンタリング」の使い分けなど、1on1のメンターとしてのスキルは誰もが短時間の研修で身につけられるものではありません。

それなら、その部分をテクノロジーを使って埋めようというのが、GUiDEEペアクラウドのアイデアです。例えば、自分の考えを粗削りでもどんどん話す人もいれば、じっくり熟成させてから話したい人もいる。そんな人のコミュニケーション特性をある程度パターン化できれば、上司と部下がお互いどんなタイプかを知ることができ、どんなコミュニケーションをすればいいのかの手がかりになります。

あるいは、毎回の1on1はうまくいっているのか。それを可視化すれば、次回の改善につなげることができます。そして経営者や人事部も、課題のあるペアを早期発見できます。

各ペアの関係はどのくらい深まっているのか。それを定量化できれば、チームの状態が分かり、組織としての強みや課題も見えてきます。

果たしてそんなことができるのでしょうか。GUiDEEペアクラウドの開発チームは、数多くの経営者にインタビューし、人材の専門家たちと定期的にディスカッションし、論文を読み、立てた仮説を元にしてサービスを設計しました。

現在は、社内で実際にサービスを使い、仮説を検証している段階です。こうして磨き上げたサービスを、秋にはクローズドα版として少し範囲を広げて検証していく予定です。開発状況は順次、こちらのnoteでお知らせしていきます。お楽しみに!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?