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1on1で構築される関係性を可視化すると見えてくるもの

こんにちは、GUiDEE開発チームのモイです!
今回は僕たちが作っているGUiDEEペアクラウドがどんなプロダクトなのかをご紹介します。

GUiDEEペアクラウドのコンセプトは、「自立駆動型人材を育てる」こと。そのために私たちは「上司と部下のペア」にフォーカス。1on1による信頼関係構築を、しくみやテクノロジーによってサポートしようとしています。

3つのアセスメントで状態を可視化

GUiDEEペアクラウドでは、1on1を通じて上司と部下のペアの間の信頼関係を構築していきます。1on1は正しく使うと有効なツールですが、メンターとなる上司側に高いスキルが要求されます。そこで上司も1on1を通じて学び、成長していくことが不可欠になります。そこでポイントになるのが、「ペア診断」「ペア・ダイアログ・スコア」「ペア・エンゲージメント・スコア」という3つのアセスメントツールです。

ペア診断」は、上司と部下のペアが最初に行うアセスメントです。数十問の質問に答えることで上司・部下それぞれのコミュニケーション特性を割り出し、どんな内容から話すといいのか、何に気をつけるべきかといったアドバイスを提供します。

「本当に役立つの?」と思う方もいるかもしれませんが、これはお互いについて情報を持つことがポイント。相性がいいペアであれば、診断をしなくても自然に話せるかもしれません。でも相性が合わないと「なんかあの人苦手」「何を考えているか分からない」と、感覚的な好き嫌いの話になってしまいがちです。

また上司は熱心に対話をしようとしているのに、その伝え方が適切でないために、伝わらない、共感が得られないという空回り状態になってしまうことも少なくありません。ちょっとしたボタンの掛け違いで、上司が良かれと思ってやっていることが逆に部下に悪影響を与えてしまうことすらあります。

そんなときに相手のコミュニケーション特性を知り、伝え方のコツを学ぶだけで「あの人はこういうタイプだから次はこういうアプローチをしてみよう」と、改善に向けたアクションを起こす手がかりになります。

ペア・ダイアログ・スコア」は、1on1を実施するたびに算出されるスコア。上司と部下の話す割合や 会話内容の解析など複数の指標によって「部下が話したいことを話せたか」という視点から1on1を評価。上司にフィードバックします。

「今回は話が弾んだな」「今日はあまり深い話ができなかっな」など、同じ人との1on1でも、うまくいくときとそうでないときがあります。それをしっかりと記録して可視化することで、次につながる大切な材料となります。上司も1on1の対話を通じて学び、成長していく。それがGUiDEEが目指す姿です。

ペア・エンゲージメント・スコア」は、ペアの信頼関係がどの段階にあるのかを可視化するツール。これは、数カ月に1回、定期的に行います。上司と部下の関係がどこまで構築できたか、お互いのことをどの程度深く把握できているかを、質問を通じて可視化していきます。

このスコアは当事者である上司や部下が見るのではなく、経営者や人事が見るものです。上司と部下のペアの関係構築は進んでいるか、うまくいっていないペアがいないかを数値で見ることで、うまく関係を築けない上司には早めにアドバイスするなどの対策を打つことができます。どうしても相性が悪く関係構築が進まないペアがいる場合は、配置を変えるという判断も有効でしょう。

現在地と方向が分かれば進んでいける

このように、単に1on1でコミュニケーションを促進するだけでなく、ペアの状態を綿密に測定し可視化する。そしてその結果に基づき改善のための方法を提示する、というのが、GUiDEEペアクラウドのコンセプトです。

人は、現在地と向かう方向が分かれば、進むことができます。GUiDEEペアクラウドは、ペアの現在地を知るための地図、そして 関係構築という目標地点を示すコンパスのような存在になりたいと考えています。

GUiDEEペアクラウドの紹介ページ

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