Webぼくらワールド解体新書12表紙_03

『ぼくらワールド解体新書』(12)人類誕生

 ビッグバンによって生まれた放射線だらけの宇宙。そんな宇宙に地球は生まれ、ぼくらも生まれました。



地球が生まれてから、ぼくら人類につながる脊椎動物が誕生したのは、4億1600万年前〜3億5900万年前のデボン紀であると考えられています。

初期の海洋生物から魚類が生まれ、その魚類から水陸ともに生活圏としている両生類が誕生しました。

恐竜が絶滅した後、爬虫類よりも哺乳類が地球で栄えるようになりました。こうしてぼくら人類の原型となる類人猿が700万年ほど前にアフリカで生まれました。

約20万年前にアフリカで生まれたぼくらホモ・サピエンスは、約10万年前ごろにアフリカを出て、アラビア半島の南側へ移住したのを皮切りに、数万年の時をかけて世界各地へ移動し生活を作っていきました。(レイアウトの都合上、世界地図を横にしました)

さて、アフリカも出たところで、ここからは、人類の歴史からぼくらの生活や社会がどんな風に変わっていったのかを見ていこうと思います。

では、本題に入る前に、この後のおおまかな内容をお伝えします。

人類の歴史をおおきく3つに分けて見ていきます。

歴史を語るうえでさけて通れない暦(こよみ)は西暦を基準にします。

そして、忘れてはならないのは、過去は100%はっきりわかるわけではなく、数々の遺跡や発掘物、文献をもとにこうだろうと考えられているものを歴史としてぼくらは教わっているということです。

当然これから語る歴史のいくつかは今後の発見で修正されたり変更されたりすることもあるということです。事実がいくつか修正されたり変わっても、これからお伝えすることは決して無駄にはなりませんし、色褪せないことでしょう。

それではまた次回。





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