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ビグスビーの弦交換攻略法

アメリカンって言葉がぴったりなちょっとレトロで無骨なルックスがかっこいいBigsby。
ブライアン・セッツァーの演奏で聴けるような緩やかでナチュラルな掛かりのビブラートサウンドもかっこいいですし、ギターとは無縁なバイク屋が開発したって逸話もめちゃくちゃかっこいい。
シンクロやフロイドローズと並ぶトレモロユニットのスタンダードなので使っているという方も多いとかと。
ただ、弦交換が少々厄介(ボールエンドを引っ掛けたはずがペグを巻いてる間にはずれてしまったり...)で慣れないと少し難しい。。。
結構相談されます。というか今日も相談されたのでこの記事を書こうと思った次第です。

ということで今回は厄介なBigsbyの弦交換対策を紹介しようと思います。
3パターン紹介するので、いろいろ試して自分にあった方法を見つけて貰えればと思います。

それでは。


1.布を挟んで抜けづらく

まず1つ目に紹介するのはBigsbyとボディの間に布を挟み込んでボールエンドが抜けるのを防ぐ方法。

こんな感じで。
これはギター磨き用のクロスを使ってますがちょうどいいサイズの布ならなんでもOKです。
(この写真撮ったときは気にしてなかったんですがクロス汚くてすみません。。。)

そして。。

あとはいつも通り弦を引っ掛けてペグに巻き付けてチューニングすればOKです。
挟んだ布がボールエンドが外れるのを防いでくれるというわけです。

これは誰がやっても失敗しづらい方法なので細かい作業が苦手って方にすごくおすすめです!

2.弦をあらかじめ曲げて抜けづらく

2つ目に紹介するのはブリッジに引っ掛ける前に弦を加工して抜けづらくする方法です。
どんな風に曲げるかと言うと。。

こんな感じで。

弦を張り終わったときの形に曲げてあげるイメージです。
ペンチを使ってもいいですし手でも簡単に曲がります。(手で曲げる場合は怪我に注意)

曲げ終わったら。。

こんな風に引っ掛けて、あとはペグに巻きつけていくだけです。

曲げただけでもかなり抜けづらくなるはず。

最初に紹介した方法に比べるとちょっと器用さが必要ですが慣れると一番すばやく交換できる方法かも。
個人的にはいつもこの方法で交換してます。

3.便利パーツを使う

最後はVIBRAMATEのSPOILERという便利パーツを使うという方法。
手元にパーツがなかったので正規代理店神田商会さんのページから写真を拝借。。。

こんな感じのパーツで。。

こんな感じで取り付けます。

見ての通りめちゃくちゃ簡単に弦交換ができるようになるので、取付後の見た目が気にならない方は試してみてもいいかも!


こんな感じでBigsbyの弦交換対策を紹介しました!
コツさえ掴めば全然難しくはないので良いBigsbyライフを過ごしてください👍


それと。。。
チューニングの安定性が悪いと言われがちなBigsbyですがこんな感じ↓(したのリンク参照)でチューニング方法やらなんやらを見直すと格段に安定します。

http://note.mu/guitarya/n/n736d0910fb7c

ブリッジ構造は違いますが、
・アームを効かせつつ何度かチューニングする。
・潤滑剤を使う。
これだけでかなりチューニングは安定するはずなのでこれも是非試してみてください~

記事を読んでギターの悩みが解消されてもらえればそれだけで最高に嬉しいですが、サポートしてもらえるとそりゃあ当たり前にめちゃくちゃ嬉しいですしモチベーションが爆上がりする現金な人間です笑