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玉虫厨子-5回目

しりとり5回目
「ブッタ」→「玉虫厨子」
誰もが小学校の社会の授業で習ったことある超有名な国宝ですね

法隆寺の大宝蔵院に保管されている玉虫の羽6,000枚で飾り付けた
高さ2.3mの厨子です

玉虫厨子は日本最古の工芸品ともいわれ
飛鳥時代推古天皇が使っていたとされます
推古天皇といえば蘇我馬子の姪っ子ですよね
玉虫の羽は死んでも光沢が残り色褪せないことから、当時は最高に美しいとされていました

殺生を禁止している仏教で虫めっちゃ死んでるじゃん!ありなの?という意見もありますが
おそらく厨子という高尚なものに使われるため輪廻転生でより高次元への転生を良しとしているのかもしれません

また、玉虫厨子の中には「捨身飼虎図(しゃしんしこづ)」が描かれており
ブッタが生前 崖の下にいる飢えそうな親子の虎のために崖上から身投げし
自らの身体を食べさせたという話です(‼アンパンマンもびっくりです)
「自己犠牲」の教えですね

でもブッタの最後はキノコ食べてお腹壊してサーラの林に横たわり入滅したとするのが定説なんだけど…
生きてたのですかね…?
(追記:良く調べたらブッタの前世の話でした…)

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ともあれ老朽化して当時の輝きはもう見れない玉虫厨子ですが
2008年に当時の製法でレプリカが作成されたとのことで
当時の美しさを見ることができるそうです

死ぬまでに見てみたい…

次は「し」

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