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山のロートルは眠らない

タイトルの元ネタ知っている人は
ミリオタか映画好きですね
最近感情の起伏が少なくなってメンタルミニマリストです

■意味を感じられないと、人は壊れる。日本企業のビジョンは重要な要件を満たしていない

ニュータイプ最終章です
最後は新入社員の時、会社の研修で聞いたわぁというワード
WHAT・WHY・HOWです

WHAT=目的は何か?
WHY=それはなぜ大事か
HOW=どうやってやっているのか?

これらの原則は基本全部大事ということは分かるが
ポイントは”それぞれのプライオリティは状況や文脈に応じて変わってくる”ということ

記事での例を紹介する
市場競争が固定的で大きな変化がない場合、会社は”HOW”を選択する
変化がないので、”どうやって競合よりも効率的にやるのか?”が重要になってくる
また、一刻の猶予もない危機的状況の場合も同様に”HOW”が難局を乗り切るために重要だ
これは具体的な数値が図りやすい上に相対評価が可能であり手軽に対策や自社の立ち位置を確かめるのに有効だ

特にこの”HOW”はオールドタイプは重視傾向にある
ただ、HOWだけでは組織に方向づけを与えることも、モチベーションを引き出すこともできない
逆にニュータイプは”WHAT””WHY”にフォーカスしモーメンタムを与え、モチベーションを引き出し組織のパフォーマンスを高めている

なぜか?

人間の根本的な性質に戻ってみよう
”目的(WHAT)””理由(WHY)”もはっきりしない営みに人は”意味”を感じることはないということ
人は全て理由、動機なき行動への心理的抵抗から極度のストレスを感じるらしい
戦後の”食べ物世代”からバブルの”お金・モノ世代”を経ていま”Z世代”が働く理由を求めている姿は正にそうだろう

働くで言えば記事では”働き方改革”にも言及している
労働時間という”量の削減”に対する取り組みに腐心し”仕事の質”に対する議論がないがしろにされているという
まったくその通りである
視点を変えてしまえば”充実したプライベート”などと言う甘い言葉の裏には”コスト削減”が見え隠れしている

量と質で言ってしまえば
モノが過剰(量)になり意味(質)が不足している時代において
なぜ働くのか?という問いに対する仕事への意味があまりにも希薄となってしまっている

こうなってしまった背景には史実が物語る
過去の日本企業は徹底的に”HOW”を磨き上げることによって形成された経緯がある
なぜ”HOW”で高度経済成長をして世界一の経済大国の地位になれたのか?

答えは2つ
”目指すべき姿(WHAT)”はすでに欧米先進企業が目に見える形で示していた
”目指すべき理由(WHY)”はゴールすることで幸福になると盲信していた
奇しくも重要な2項目がお膳立てと思い込みによって結果オーライ状態であった
残すHOWを全力でやっていればよかったのだ

だが1990年代前半日本はリープフロッグし追い付いてしまった
ここで明示されていた”目指すべき姿(WHAT)”が喪失した
またバブルが弾けて幸福の実感が得られなく”働く意義(WHY)”の説得力がなくなってしまったのだ

まだHOWの栄光が忘れられなく多くの日本企業がWHAT、WHYなきビジョンを掲げている
WHATやWHYをビジョンに取り入れるためには最も重要な要件”共感”が必要で
”リーダーシップ”を発現するための”フォロワーシップ”が不可欠だという
あ、これって”ゆうこす”のことか…(笑)


■ブロックチェーンで「正義」が保証される世界をつくる──イーサリアム財団トップ女性の哲学とは


イーサリアム財団 エグゼクティブディレクター 宮口氏の話
宮口氏は英語高校教師からMBAを取得しイーサリアムに参画するという異例の経歴の持ち主だ
現在はブロックチェーン技術を使って非中央集権型のコミュニティプロジェクトに着手している

ブロックチェーン事業へ足を踏み入れたきっかけは
”世の中を変えれるのでは?”という好奇心だけだという
これって、まさにニュータイプですね

好奇心で実行し信念という力に変えられる人は本当に強いしブレない
また、一番大切にしていることは
”弱いものに対して守ってあげなければという正義感”という
うん、それ言っちゃうと”綺麗事過ぎだろ!”とムズムズしちゃう自分はオールドタイプなんですかね?

詳しく掘り下げると
インターネット・テクノロジーが起こした格差が大きく世の中のバランスが崩壊している
これはインターネット黎明期にあった”世界を平等にする”という思想をブロックチェーンを活用し取り戻したいのだという

あぁこれは少しわかる
黎明期はユーザこそ少なかったが平等感はすごくあった
いつからだろうかデジタルデバイドが激しくなってきたのは…
もはやスマホは人権と言わんばかりの世の中になっちゃったなぁとロートルは思うのですよ


■はあちゅう語る「夢を偽る副業ファーストの人」


はぁちゅうの読書感想文
読んだ作品はこれ

なかなか読み応えのある感想文でした
この本は成功哲学の本だと勘違いされるが
(はぁちゅうもそう思っていたみたい)
サードドアって成功者の軌跡や名言、成功のコツには触れられてないく
”著者の体験をシェアする本”だという
”現実は偉人が名言ばかり吐いているような世界ではない”ということがわかる

また、SNSバズの件では”誰にでも起きている事だが、その面白さに気が付いて表現できるかどうか?”が大事だという
昔から思っていた、考えてはいたんだけども~は行動していない
日常で誰もが気が付けることにフォーカスしていく難しさよ、パイオニアになる勇気よ
なかなかできるもんじゃねぇなと

んでタイトル回収はまさかのウォーレン・バフェット
何かに挑戦すれば人生が充実するだろうという”やりたいことリスト”量産してしまう人
本当にやりたいことか?
本業がままならないのに副業を広げてしまう人
本当にその副業はあなたの夢ですか?
(あぁこれで回収するのね笑)
バフェットは”やらないことリスト”をつくり明確にすることにより結果的に自分のやりたいことをしっかり
やり遂げることができるとした

こういった作者が体験したことを追体験できる本人の自伝・武勇伝でもないビジネス本はちょっと面白いコンテンツだなと思った
はぁちゅうは成功とは幸せの形は人それぞれなので答えはないよねって言ってたけど
はぁちゅうが言う”幸せの形”は説得力あるぜ

ここまで記事書いてこの本読めてません(笑)
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