嘘を嘘と見抜けないようでは

さてさて賛否両論と陰謀論が渦巻くワクチン関連ニュース
ワクチン懐疑派はゼロ100のガチガチの二元論が目に付き
ワクチン推奨派は完全抗体を得たような振る舞いが目につく

こういうのって完全事実や完全嘘ではなく
事実の中に嘘が混じっていたりするんだよね
だからわかりにくい
接種の有無は個人の自由だから好きにしたらいいのだけれども
パスポートのせいで打たざるを得ないはお門違い
自己責任で自分の意志で行動する覚悟を持ち合わせているかどうか
一切の他責が通用しないことで他責要因を探すのはもうやめたら?

ワクチンを3回接種する「ブースターショット」がデルタ変異株への防御を高めるとファイザーが発表

ファイザーやモデルナが開発した新型コロナウイルスワクチンは
いずれも2回接種することが原則だとされています
ファイザーが2021年7月28日に同社のワクチンを3回接種する
「ブースターショット(追加接種)」が
新型コロナウイルスのデルタ変異株に対して有効だとする
研究結果を発表しました

ファイザーは7月28日に発表した2021年第2四半期の決算報告書の中で
「3回目のワクチン接種を受けた18~55歳の人では
デルタ変異株を標的とする抗体が5倍以上
65~85歳の人では抗体が11倍以上に増加した」と報告しました
非変異株の抗体は18~55歳の人では2回目接種後の「310」から
3回目接種後では「1547」に
デルタ変異株は「241」から「1321」へと増加したことが確かめられたほか
この効果は65~85歳の人でも同様に見られました

この試験結果は対象者が合計23人と少なくまた査読も受けていませんが
ファイザーの医療部門を率いるミカエル・ドルステン氏は
「ワクチン接種完了から6カ月以上が経過し
予防効果が薄れ始めたころに3回目の接種を行うことで
被験者の抗体価が最大で100倍まで上昇する
可能性があると示唆されています
この予備的な試験のデータはデルタ変異株が猛威を振るう中で
非常に心強いものです」と話しました

2021年7月の時点ではアメリカの保健当局は
ブースターショットの必要性について慎重な姿勢を示しています
厚生労働省のビベック・マーシー医務総監は、CNNの取材に対して
「人々がブースターショットの接種を受ける必要があるとは
考えていません」と述べています
専門家によると抗体レベルが免疫と
どのように関連しているかが未知数なため
単に抗体が増加しているからといって
新型コロナウイルスに対する免疫が増進しているとはいないとのこと
またB細胞やT細胞など抗体以外の免疫システムの働きも
完全には解明されていません

一方早期に予防接種を実施したイスラエル政府は7月29日に
国内でデルタ変異株の感染が拡大している状況を踏まえ
60歳以上の人に対して3回目のワクチン接種を実施することを決定しました
イスラエル保健省は2回目の予防接種の有効性が
39%まで低下するとの研究結果を示す一方で
3回目の予防接種により入院に対しては88%重症化に対しては
91%の有効性が得られるとしています
ドルステン氏は決算説明会で
「3回目のワクチン接種について規制当局との協議を継続しており
協議の結果次第では早ければ8月にもブースターショットの緊急使用許可を申請する予定です」と話しました

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