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メガソーラー問題

昨日は、「全国メガソーラー問題中央集会」に参加。
ゲストに野口健さん。
メガソーラー問題をかかえる栃木、長野、千葉、京都、岡山から
代表の方より現状報告。

共通して言えるのは、
木を伐採するので、自然が破壊されること。
驚いたのは、千葉の鴨川は起伏が激しい土地なので
伐採するだけでなく山を削り、谷を埋めるらしい。
しかも、とてつもない規模。
そしてメガソーラーの事業者は東京の会社が多いこと。

野口さんが話されていたが、
ドイツではソーラー設置に対して
伐採した6倍の森をつくらなければならない。
その森に対して25年間責任を負う。
もちろん住んでいた動物たちのことも考え
寿命が20~30年と言われるソーラーの廃棄のことまで
決まりがあるらしい。

富士山の樹海の清掃を18年間続けている野口さん。
ブラウン管タイプのテレビがなくなっていった時
樹海には、ブラウン管がたくさん捨てられていたそうで、
将来ソーラーパネルが樹海に捨てられるんじゃないか。
と懸念している。

ソーラーパネルの有害物質には
カドミウムが含まれているものがあるそうで
日本4大公害と言われた「イタイイタイ病」の
原因物質になるそうです。

原発反対。メガソーラー反対。
と、反対するのが悪いわけではないけれど
何か代わりとなるエネルギーが必要で・・・。

とはいえ、私には思いつかないけど
知ることも大事なのかな。
と思って、参加してみました。

会の主催の方たちが今日「環境省」に
メガソーラーを環境アセスメントに加えてほしいという要望書を
そして「経産省」に要請書を提出されたそうです。

どうしたら、今あるこの自然を
子どもたちに残していけるのでしょう。

考えていきたい課題です。

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