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2022年の「やっぱハロプロだな~」と思ったできごと

こんにちは、ぐみといいます。フリーランスのライターをしており、エンタメ系のコラムなどを書いています。こちらの記事、本当は12/22のもっとハロブロを読まれたい!ハロヲタブログ Advent Calendar 2022に載せたかったのですが、年末仕事が立て込んでしまったことと急な体調不良などなどで、遅いタイミングになってしまい大変申し訳ありませんでした。

テーマ、何で書くか悩んだのですが、個人的な「やっぱハロプロだな!!」とあらためて思ったコンテンツやできごとについて書かせていただきます。娘。多めかも…

ドラマ「真夜中にハロー!」


https://www.tv-tokyo.co.jp/mayonaka_hello/

まさかこのタイミングで、ハロプロを題材にしたドラマが観られるなんて思っていなかったので、大変うれしかったです! どんな作りになるのか想像がつかなかったのですが、放送を観てなるほど~と思いました。

アイドルを好きになるファンになる、みたいな話ではなく、普通の人の普通の悩みにフォーカスし、突然見せられるパフォーマンスや曲に背中を押される、というコンセプトが何ともハロプロらしい。ハロプロの曲にこうして励まされてきたなとじーんとしてしまうところもありました。企画・プロデュースの北野篤さん(ビヨのMVなども担当されている)のハロプロ愛は以前から感じていて、信じられる~! と思いました。
突然ド○えもんのどこ○もドアみたいな扉が現れて開けると楽屋、突然メンバーに下の名前呼び捨てで呼ばれるというのは唐突なのですが、そんなトンチキ感もハロプロだなぁと。

ちなみにこちら、CINEMAS+さんで毎回レビュー兼コラムを書かせていただいていました。このような機会をいただけて本当にありがたかったです。
特に思い入れのある初回・3話・最終回ぶんだけリンクを。

つんく♂さんと北野篤さんにインタビューさせていただいた

https://cinema.ne.jp/article/detail/49151

いやもうこれ、今年の個人的な最大の出来事かもしれない。上記のコラムを書かせていただいたからなのか、インタビューのお声がかかり、参加させていただきました。今年からインタビューのお仕事も増えてきて、もしかしたらどこかでハロプロ関連の方にインタビューさせていただく可能性もあるかなとは思っていたのです。ただ、ハロプロメンバー・元メンバーは想像していたのですが、いきなりつんく♂さんにインタビューする機会がくるとは思いませんでした。

つんく♂さんは、私にとって神と言っても過言ではない存在でして……神様は信じていないけど、もし私にとっての神様がいるとしたら、この二人だなと思っている人が音楽界におふたりだけいて、その1人がハロプロと数多くのハロプロ楽曲を作られたつんく♂さんでした。いきなり神。

私は芸能人の方にインタビューさせていただくことがあっても、そんなに緊張することはないのですが(そんなことよりきちんと聞くべきことを聞いたりお話ししていただいたりできるかのほうが大事なので緊張している場合ではない)、このときばかりはものすごく緊張しました。ちゃんと話せるか心配で、早朝に目が覚めて発声練習をしてしまったほど。

※ちなみに仕事のインタビューだからそこまで緊張しないですが、推しと握手その他イベントのときは死ぬほど緊張して様子がおかしい人になります。無理

タイトルにある「ハロプロはもう一人のつんく♂」というお言葉は、質問させていただいた「モーニング娘。がデビューしてから今年で25年、ファンの中にはハロプロを人生の一部のように感じている人も多いと思います。いまお二人にとってのハロプロを、一言で表すと何ですか?」という質問から派生したお話の中でつんく♂さんがおっしゃったお言葉です。なんだかもう胸がいっぱいでした。こんなこと初めてだけど、インタビュー終わった後一人でちょっと泣いた。

仕事で推しに会いたい願望はほぼなくて、むしろ純粋にファンとして楽しめなくなってしまうのではという不安があるくらいだったけど、長年見ていたから聞けることってあるのかも、と気づかせてもらった機会でもありました。

北野篤さんはBEYOOOOONDSのデビュー3曲とか、多くのハロプロ曲のMVなどなどを手掛けている方で、グループや楽曲への愛が伝わってくる方だったので、お話聞けてうれしかったです。

そしていろんなご縁で担当させていただいたので、みなさまに感謝です…!またハロプロ関連でインタビューできる機会があったら全力で頑張ります。

各グループ単独ツアー復活

コロナ禍でなくなっていたグループ単独ツアーが、以前と同じ形ではないにしろ復活したのが嬉しかったです! モーニング娘。、アンジュルム 、つばきファクトリー、BEYOOOOONDSのは参加できました(今年はJuice=JuiceとOCHA NORMAも行きたい)。

ハロコンやひなフェスも好きだけど、ひとつのグループの楽曲を、そのツアーのコンセプトで楽しめる単独ツアーがやっぱり好きで。

モーニング娘。秋ツアーオープニングの1人ずつメンカラ照明が当たって踊るところ、かっこよくて涙が出た。

アンジュはいつ観ても攻めしかないセトリだしほんとに楽しそうでパワーが伝わってくる。新しく出た曲もそれぞれキャッチーでよかった。あと比較的最近入ったメンバーの成長度合いがすごい気がする!

つばきはツアータイトルFomalhaut(秋の星座・みなみの魚座の一等星)にちなんで「自分にとってのFomalhaut」をそれぞれが定義しているのがらしくてよかった。あと最前の席が来たのですが肉眼で確認するメンバー、みんなめちゃくちゃ可愛かった(ハロメンは本当に実物が圧倒的にかわいい)。

ビヨはやっぱりビヨじゃないと成立しないパフォーマンスや曲順が多くて楽しかった。眼鏡の男の子がセトリ落ちしたのが新鮮だったし、そのくらいデビューから時が経ったのも感慨深かった(眼鏡の男の子大好きなのでまた観たいけど)。

いろんなジャンルのアーティストのファンですが、ハロプロはコロナ禍の中、かなり早い段階でライブをできる形で復活させていて、復活後初めて行った2020年佐藤優樹さんバースデーイベント

加賀楓さん卒業コン

こちら、外れたし微妙に予定があったので録画で観ようと思っていたのですが、友人が体調不良で参加できなくなり、急遽行かせていただくことに。

加賀さんは、ハロプロ研修生の頃から知っていて(ハロプロをがっつり追いかけているとなんとなく動向は目や耳に入る)、結構活躍しつつもなかなかデビューできず、かえでぃーデビューできるのだろうか……と心配されていた時期があった記憶があります。だから、13期発表の武道館にいたのですが、モニターに映った彼女のなんとも言えないうれし泣きにはもらい泣きしました。

私は工藤遥さんを推していたのですが、彼女は13期の教育係をしつつ、2017年12月に卒業が決まり、ハロプロだと同い年でもグループの活動を終えて卒業する人、加入したばかりでこれからの人がいて、人生いろいろだなと思った記憶。

勝手に加賀さんはもっと長くいる気がしていたので卒業には驚きましたが、「出来ることは全てやり尽くした」というコメントがかっこよすぎた。

卒コン前に3回に渡るブログで本来セレモニーで読む手紙にあたる部分、メンバーやファンへ向けてのメッセージを先に出すことを発表し「武道館公演では自分らしくできるだけ曲に力を込めたいと思い、この形になりました。」という言葉。

卒業式のお手紙、個人的には楽しみにしている点でもあるのでさみしい気もしつつ、曲にすべてを込めたいというのも事前に伝えるのも、加賀さんらしいなとも思いました。

卒コンの日、パフォーマンスしている加賀さんはずっと楽しそうで生き生きしていて、最後の日もいつものコンサートに近い形でパフォーマンスを全力でやって卒業したかったのかな、と思いました。あと「加賀楓の卒業コンサート」じゃなくて「ツアーの最終日」にしたかったのだろうか。

いちばん印象的だったのは、ソロ曲を歌う前。加賀さんはステージ裏にはけて不在のまま他のメンバーがツアーの感想と加賀さんへのメッセージを。慕われていた加賀さん、涙ながらに話すメンバーも何人もいました。

全員が話し終えた後、衣装を着替えた加賀さんが再びステージに。他のメンバーが横に並ぶところへ歩いていき、それまでのコメントを受けて一言くらいは「ありがとう」とか、何か声をかけたくなるものかなと思いましたが、彼女は一言も発さずGive me 愛を歌い出しました。それがかっこよくて、しびれて涙があふれました。武士のような去り際、素敵でした。

なんだろうな、どっちがいいとかじゃないんです。「◯◯の卒業コンサート!!」を前面に押し出す卒コンも大好き。工藤遥さんの卒業コンサート(ツアー)がめちゃくちゃ工藤遥卒業仕様なのもとてもよかった、楽しかった。

佐藤優樹さんが、パフォーマンス多めな構成は今回の加賀さんと近くて、あのゆるい感じで話しつつ、「つんく♂さん、私に、たくさんすてきな楽曲と会わせてくれて、本当にありがとうございました」のところで涙するのもすごくよかった。

その人らしさが出る卒業式ってどれも尊くて素晴らしい。みんなほんとにモーニング娘。になってくれてありがとうと思うし、幸せになってほしい。

加賀楓さん振り付け動画

加賀さんの振り付け動画もめちゃくちゃよかった。ジャニーズみたくメンバーが振り付けするのありになればいいのになぁ。

ヤンタン モーニング娘。25周年SP(高橋愛、飯窪春菜、工藤遥)

これ、めちゃくちゃ面白かったです! 25年をその年の娘。曲や話題に出た曲(ルパレンジャーのテーマソングやウィアラをサンプリングした米津玄師「KICK BACK」など)をBGMに、番組が用意したモーニング娘。やハロプロ・世の中の出来事を読みつつ3人が話す感じ。

他の2人に比べると愛ちゃんはトークのイメージなかったけど、愛ちゃんのツッコミや合いの手がすごくよかった! 先輩をあだ名で呼ぶのはNGだったという10期の2人に「私そういうの苦手だから愛ちゃんって呼んで!」「私からお願いしたい」と言うのも、急にリーダーになったときの話やその後ガキさんとぶつかった話など、大変だったときの話も笑いながら明るく話すのも素敵だな〜と思いました。

「癒せません」を娘。曲のセリフの入ったくじを引いてやってたのもめっちゃ面白かった(笑)。ハルちゃん、普段のヤンタンだとなんか落ち着いた話し方になったな〜と思っていたけれど、なんだろう、娘。時代の声のテンションになっていて嬉しかったです。

卒業した3人が「モーニング娘。サイド」でお話してくれるのを聞ける機会って意外とないので嬉しかったです。毎週やってほしい。

ちょっとまだいろいろ書きたかったけど長くなりすぎた…! 2023年もハロプロを推していきます。

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ミモレさんでもハロプロ推し記事書きました!

https://mi-mollet.com/articles/-/35281

おそらく初めて公の場でハロプロについて載せていただいたほぼ日さんの記事

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