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『シー』

2023/5/29
水沢なお,2022,思潮社.

『美しいからだよ』は砂と魚類だったけど、『シー』は虫と植物だった。むずかしかった。前作のほうが、よめた。

「鱗粉は死んだわたし、死んだわたしがわたしを宙に浮かすの」(p. 61)

「墨流し」pp. 60-66

ハムスターを揉み潰すように親指で下腹部をこねると
ピュピュウと精液が飛び出して
烟るようにわたしだけが反射している(pg.84-85)

「透明な種族」pp.78-88

「放卵希望」と「ミラー」にいいところがあったけど長くて引用できない。お腹空いたな。ねるよ、おやすみ。

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