ホントごめん、でもうるさいか早く終わって欲しいと思うCM「午後の紅茶」

岩田です。はてなブログの過去記事転載です。

ムカつくCM、嫌いなCMってあるじゃないですか、私は当ブログで独断と偏見でそんなムカつくCMを記事にしてきましたが新たなジャンルとしては早く終わって欲しいCMってのが出てきました。

 私は基本的に女性がアカペラ的に歌うCMや女性が大声で叫ぶCMが嫌いでして、それがミックスされてしまったようなCM...それがこれです

「午後の紅茶 あいたいって、あたためたいだ。17冬」になります。

このCMが好きって方はこれより先は読まないほうがよいです。

耳障りな高音

ほんとゴメンなさい、でもどうしてもコノCMの高音だけは耳障りでうるさく聞こえてしまします。

とくに「あー」の部分が頭に残って仕方がない、でもこのCMはソコを強調する...ちょっと勘弁して欲しい。

前バージョンcharaさんの「やさしい気持ち」バージョンの時はここまでウルサイと思わなかったのになぜこうなったのか... とにかく頭にこびりついています。

このように感じてしまう私は少数派なのでしょう、なんたって大企業キリン午後の紅茶のCMですからね、私のようなオッサンの意見など世間に通るわけがない。

キレイで正しい世界を演出したCM

「あいたいって、あたためたいだ。」

こんだけ情報が溢れ回っている今の日本でここまでキレイで正しい世界の住民でいられるってのは小学校までとしか思えません。

もっと具体的にいえば小学生が自分のスマホを手にする時まででしょうか、5年生ぐらいまでだとおもう。

CMのように好きな人に会いたい気持ちは十分に理解できるけど、それなりの年齢ともなればこんなキレイで正しい世界はなかなか存在しないよ...というのが私の考えです。

CMの男女もそれなりの年齢。

ではこのようなキレイで正しい世界をリアルに考えるとすれば今から30年以上も昔、携帯電話もポケベルも無い時代ならありかも?です。

好きな子と同じ空間で時間を共有するならば学校帰りに待ち合わせ、それだって共学じゃないと厳しくて男子校と女子高ってんなら事前に電話でのやり取りが必要ってもんです。

その電話だって相手の家電にかけるわけです、相手の親が電話に出ることを想定しつつの電話になり、男女交際に厳しい親なら本人に取り次いでもらえない。

取次不可ならまだしも相手のお父さんなんかが出ちゃったりして

「君はどこの高校でウチの娘とどのような関係でどこに住んでいるのかね?」

のような詰問をされてパニックになるのが現実でした...って私は何を言っているのでしょうか、まあいいや。

 つまりコノCMはキレイで正しい世界の演出が過ぎる、今の時代に会っていないってな考えです。

あいたい気持ちはスマホで

あいたい気持ち、好きな気持ちを夜空に向かって歌で表現するってのは何とも純粋で美しい、それは分かります。

CMではスターウォーズ最後のジェダイばりにテレパシーで気持ちが届いちゃっている感じ...CMだからね、届いちゃうのもアリかもしれない。

でもねぇ、

これだって現実的に考えればラインでもメールでもいいからスマホで連絡しようよ、夜空に向かって熱唱する前にIT端末を使おうよ。

今の時代は会いたいって気持ちを行動に移すのにハードルが少ない時代じゃないですか、恥ずかしいから文字で「会いたい」って打てなくてもさ、

「今ヒマなんだけど何してる?」

ぐらい打てるしそのような相手とやり取りをしたいアプローチ例文ってやつは世の中の携帯電話普及率が上がった頃から沢山あるんですよね、それは先人たちが作ってきた教科書に載らない文化の一つのはず。

コッチのほうが現実的だと思う。

相手が行方不明とか亡くなっている人とかじゃない限り立ち止まって夜空の星にテレパシーを送る、受信しようとする人は極小だと思う。

...いや、そんなことも無いか、小さい子供だったら夜空に向かってサンタクロースへのお願いとかしそうだもんね。
でもそれじゃあCM作れないもんねぇ... 少数意見だろうけどこのCMは色々と失敗していまっているように思う。

「会いたい気持ち、OKグーグル」的なCMのほうがスマートじゃないのでしょか。

正しい雰囲気の女性の叫びCM

このCMがイマイチ好きになれないもう一つの要素として女性が大声で叫ぶ的な要素があります。

どのCMかはココでは書きませんがイメージとしてはキレイな草原や砂浜のような場所で正しい雰囲気の女性が超薄化粧で白いシャツなんかを着て叫ぶ的なCMです。

そのようなCMの商品はやっぱりキレイで正しく見えるという要素があるはず、

  • 体に良さそう

  • 健康になりそう

  • 清潔な商品

といったイメージを付加価値的に商品に付けるような戦略があるのでしょうか、よくわからないけど多分そんな感じ。

ただ中には叫びがわざとらしく、やりすぎてしまっているCMもあります。

そのようなCMは何度も見ていると逆効果、「こんな女いねぇよw」となりかねませんし、実際にいたとしても極めて少数。

可能性があるとすれば少し酔っぱらっての叫びでしょう、シラフで出来る場合は周囲に他人が確実に存在しない状況しか考えられません。

それだって一人で叫んでいたら一般的には変質者扱いってのが現実、叫び続けていれば近くの民家から通報されると思う。

そんな時のお巡りさん第一声はとして見られてもおかしくはないってこと。

 で、「午後の紅茶 あいたいって、あたためたいだ。17冬」

田舎っぽい場所で女子高生っぽい子が大声で歌っています。

途中お巡りさんとすれ違うシーンもあるけどお巡りさんはスルー、その後に田舎らしき場所は夜になり、女子高生らしき人物は夜空に向かって大声て歌う、もはや熱唱。

これがいかに異状な状況であるか。

正しい雰囲気、歌という名の叫び.... これに違和感を感じる私はやっぱり少数派なのでしょうか?

それでも彼女を少しフォローしてみると、例えば元ジュディー&マリーのyukiさんも歌が大好きで函館の海に向かって歌いまくっていたそうです。

やがて彼女の才能は開花し色々な出会いや運も重なってバンドはBIGなアーティスト、ジュディ&マリーになりました。

私も大好き、どれぐらい好きかと言えば「小さな頃から」をギターで全部弾けるようになるぐらい練習したぐらいの好き度です。

...もう何を言ってるのか自分でも分からなくなってきました。

そろそろキレイで正しい雰囲気の世界が好き勢から袋叩きにされそうな気がしてきました、この辺でやめておきます。

 「あいたいって、あたためたいだ。18冬」がテレビCM開始

キリン 午後の紅茶 「あいたいって、あたためたいだ。18冬」

上白石萌歌さんが演じる冬の恋物語シリーズの完結編で元となる曲は「366日 」になります。

目をつぶってイヤホンして熱唱しまくるといったスタンスは以前のまま。

これはCMなのでこんな状況は考えられませんが、万が一このような人がいたら近寄りがたいとしか言いようがありません。

テレビCMの「あいたいって、あたためたいだ。」については良いといった評価があるものの「不快」「嫌い」「音痴」「むかつく」といった評価もネットでは多く見られるのも事実、

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