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花粉症、アレルギーの季節だ。。

先日、東京で雪が観測された。
土日にかけて、大きな寒波が東京を通過して
外で仕事をしている人達は辛い思いをしたことだろう。僕もその一人だ。

しかし、来週あたりから
一気に気温も上がり、春に一段と近づくこと予想される。

そうなると、"あの"季節だ

花粉症である。

花粉症とは花粉が引き起こす
アレルギー反応だ。

今は5人に1人がスギ花粉である
という報告も上がっているほど、
"アレルギー"に弱い人が日本には多いのである。

今日のコラムは、
アレルギーについて述べていく。

先日購入した本に
「腸内フローラを育てれば、アレルギー体質は治る」という一文を見つけた。

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★キーワード
腸内フローラというのは
腸に住み着く細菌群のことである。

細菌類が作る集落が色鮮やかで、花畑の様に見えたので、この名が付けられたらしい。

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そもそも、アレルギー(花粉症)はなぜ起こるのか?

スギ花粉(アレルゲン)が肥満細胞に刺激を、与えて
ヒスタミンや、セロトニンが分泌される。

ヒスタミン、セロトニンが鼻の粘膜を傷つけて炎症を起こす。
結果、鼻詰まりなどの症状が引き起こされるのだ。

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★キーワード
肥満細胞とは
ヒスタミンやセロトニンなどの
化学物質を、多く蓄えた太った細胞である。

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腸内フローラを整えると

食べ物を食べた時に、
アレルギー成分が体内に吸収される(「腸もれ」と言われている)のを妨ぐ事ができ結果的にアレルギー体質を緩和できるのだ。


ここまでの説明で必ず誰もが思うのが、
「アレルギー(花粉症)を、無くす薬はないんですか?」と。


実は花粉症を治す薬は存在する。

寄生虫(サナダムシなど)の作り出す成分が、
アレルゲンにより、肥満細胞を刺激するのを
防ぐことができるのだ。

それを利用して、薬ができました。

しかし、薬には副作用が付き物です。

この薬の場合。

副作用の中でもかなり重い
「発がん性」という副作用があった。
それが発覚し、新薬の開発の研究は幕を閉じた。

小さい頃から、親がこまめな消毒をする、汚いし、病気が怖いから泥遊びや、砂遊びをしてこなかった人は腸内フローラの細菌の数が少なく、アレルギー体質になりやすいのだそうだ。

良かれと思ってやっていたことが、
間接的に自分たちを苦しめていた

とは皮肉なことですね。

高度経済成長で、一気に消毒、清潔ブームが到来した日本。世界的に見てもこんなに無菌にうるさい国も珍しいとのこと。

ただ、100%それがいいわけではない。

すべての細菌を汚いと思うのではなく、
腸内細菌を増やすために、お子様は泥遊びを行い、
良い細菌を体内に溜め込むことができれば、アレルギーに困らない人になれるのだと感じる

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