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ぐんまの気象

最近は、台風などの影響により、天候が不安定な日々が増えています。雷が頻繁に鳴り響くこともしばしばあります。実際、青森に住んでいた頃と比べると、群馬の地での落雷の発生回数が圧倒的に増えたように感じます。 このようなぐんまの気象に興味をもち、ぐんまの夏と冬の気象について調べてみました。

ぐんまの夏

実際に群馬は雷が多い?

群馬では実際に雷が多いのでしょうか? 少し調べてみると、本当に多いみたいです('_') 群馬を含む北関東地域は、他県に比べて夏に落雷が多いとか。これには、赤城山や榛名山、妙義山などの山々が影響していると言われています。 夏になると、関東平野では太平洋からの湿気を含んだ温かい風が吹くことが増えます。この風が群馬の山々に当たったり、山々に囲まれた平野で温度が上昇することで、上昇気流が発生します。そして、この上昇気流が積乱雲を形成し、雷を引き起こすのです。

群馬が一番多いの?

夏季に限定すれば、群馬では雷が非常に多く発生することは事実です。しかし、一年を通じて見れば、雷の発生頻度は北陸や九州の内陸部など他の地域の方が高いようで、全国的にトップ10には入るほどの雷の多発地域には含まれないようです。

雷と空風 義理人情

上毛かるたの一句。上毛かるたは、群馬を代表する郷土のかるたです。 こんな歴史あるかるたでも詠まれるくらい、群馬の雷は生活に影響を与えています。さらに、この後にご紹介する冬の天気に関しても、「空風」はぐんまの冬の名物として知られています。

雷から身を守るには

雷はどこにでも落ちる可能性がありますが、特に高い場所に落ちやすい傾向があります。近くに電柱、煙突、または大きな木がある場合、できるだけ近づかないようにしましょう。また、傘の先端も雷を引き寄せやすいので、できるだけ低く持つことが安全です。 特に、ゴルフ場など周りに高いものがない場所や、山の頂上など高い場所にいる場合、雷は人に向かって落ちることが多いと言われています。したがって、これらの状況を意識して、避難することが重要です。

ぐんまの冬

からっ風

また、群馬の冬といえば「からっ風」です。
「からっ風」とは、気流が山を越える際に温度と気圧が急降下し、その結果、空気中の水分が雪や雨として降り注ぎ、山を越えた風が非常に乾燥して強く吹く現象を指します。
たしかに、群馬の冬は、風が特に強い特徴がありますよね。 群馬は地形的に傾斜が多いため、自転車通学や通勤の方にとっては風の影響が大きく、時折大変なこととなります💦

メリットもある!

ですがからっ風は、食品の品質向上に貢献しています。湿度が低く風通しが良い「からっ風」の日々を利用して、魚や農作物の「天日干し」が行われます。この乾燥プロセスにより、食品は鮮度を保ちながらも長期保存が可能となり、魚介類や野菜・果物など、地元の美味しい食材が一年中楽しめるようになります。他にも色々活用されていると思います。

まとめ(感想)

ぐんまは夏の雷、冬のからっ風など、他の地域とは違う特徴のある県で、そんなところもぐんまの魅力の一つですよね。
そんな気候を生かして様々なことをしているということも知り、とても勉強になりました。
今週は台風などの影響もあり、雷も多かったですね、、もし屋外で雷に遭遇したら上記のように非難して身を守りましょう!

ご覧いただきありがとうございました。

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