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【構築記事】ゾロペルサーナイト

(本記事は全文無料、約3500字、画像7枚です)

こんにちは。ぐんぐるです。

今回は、前回までの記事で紹介した【Queen's commannd】こと、ゾロアーク+ペルシアン+サーナイトを組んだ経緯を書こうと思います。

先に大枠を説明すると、このデッキは主役こそサーナイトですが、構築の順番としてはゾロアーク+ペルシアンが先で、サーナイトは後で入ってきたポケモンです。

それでは、どうぞ。

①使いたいデッキタイプを決める

私はこの春、転勤で忙しくポケカができない期間がありました。
2月~5月の三か月間ポケカから離れている間に、リセットスタンプという強力なカードが登場していました。
BW,XYの頃からNゲーをしてきた私はまず、このリセットスタンプをしっかり使えるデッキで尚且つリセットスタンプが刺さりにくいデッキを使いたいと考えました。

なので、ゾロアーク+ペルシアン+リセットスタンプの組み合わせを使うところまでは比較的スムーズに決定しました。

②サポート、ボールの枚数を決める~参考にしたデッキレシピ

構築において、サポート、ボールの枚数は大事ですよね。
特にゾロアークは、取引が複数回できるようになる中盤以降はドロソが不必要になりやすいですが、ドロソを減らし過ぎると序盤で事故率が上がってしまう、といった点が悩ましくバランスを取るのが難しいです。
また、ゾロアークを安定して立てるためのボールの枚数も悩ましいです。

twitterでデッキレシピを探したり一人回しをしても、しっくり来る枚数がわからないのでチームメイトに聞いてみたところ、カイリさんから「はわさんのルガゾロが安定して回る」と言われました。そのレシピがこちらです。↓

まず、テテフ×2、デデンネ×1がしっかり入ってます。ゾロアもしっかり44入ってますね。
リーリエ×3、シロナ×1とドロソの枚数は少ないですが、ハイボ×4、ポケ通×4、ネスト×3とボールの枚数が多いです。

これを回してみたところ、非常にしっくりくる配分だと思いました。
その理由として、

・ドロソの枚数が少ないので、中盤以降は不必要になりやすい点は気にならない。
・ハイボとポケ通が最大枚数4枚ずつ入っているので、初手テテフリーリエ率が非常に高く、2ターン目以降もゾロアークを立てやすい
・ポケ通4積みがめっちゃ強い。初手で手札につっかえる進化ポケモンを山札に戻すことでリーリエのドロー枚数を増やせる上に、ハイボで切るのと違ってレスキュータンカの負担を減らすことができる。タンカが1枚でも十分なのはポケ通のおかげだと思う。

〇進化デッキの宿命として、1ターン目に使うことのできないカードが多くなるという点があります。はわさんのルガゾロを例にとると、

進化ポケモンだけで10枚(ゾロアーク×4、ルガルガン×2、ペルシアン×1、ベトベトン×1、ヤドキング×1、マタドガス×1)。
トリプル加速2枚
10枚以上のカードが初手は手札でつっかえてしまう。もちろん、他のデッキ同様、リセットスタンプやグズマ、アセロラ、黒帯なども初手に来てほしくないカードです。

ポケ通4積みだと、この初手つっかえ問題が大きく改善されているように感じました。

ということで、サポート、ボールの配分はこれでほぼ決定。

③ゾロアーク+ペルシアンの相棒を決める

世の中にゾロアーク系統のデッキはたくさんありますが、その相棒は数多くいますね。
・ルガルガン、ジュゴン、ギャラドス、ヤドキング、アローラライチュウ、ハッサム、マニューラetc…
挙げるとキリがないかもしれません。
最近のポケカメモ杯では、エボルショックのライチュウやドンカラスも入っていたりして、もうわけかわらんですね。

・私のデッキでは、リセットスタンプ(+ムサシとコジロウ)を使うところまでは確定しています。その上で苦しい相手になるのは、一撃で倒せない大型GXだと考えました。具体的には、4エネついたレシリザや三鳥です。相手の手札を減らしても、これらの大型GXが場に残っている状況は厳しそうです。

・レシリザ、三鳥対策によく使われているのは、ヤドキングやユキメノコ、アローラライチュウですね。

ただ、個人的にはヤドキング11+ライチュウ11などで計4枚の対策カードを入れるのは抵抗がありました。対策カードにデッキスペースを大きく取るのはデッキパワーを下げてしまうこと、ヤドキングを使わない試合でヤドンが場に出る(最初のたねポケモンやリーリエのドロー枚数を増やす、ライオットビートの打点を上げるために仕方なく出す)と、全く使わないヤドンがベンチスペースを埋めてしまう、といった点が気になりました。
もちろんヤドキングをうまく使う方法もあると思いますが、ゾロアーク系統のデッキは進化する前に最初にサイドを1枚取られることが多く、非GXを挟んでもサイドが偶数になるだけです。キャットウォークの使用可能回数も減ってしまうのでこれはあまり嬉しくないです。
例:
相手のサイド6→5→3→1→0と進むと、キャットウォークは2回可能
相手のサイドが6→5→3→2(非GXを挟む)→0と進むと、キャットウォークは1回可能

また、単純にキャットウォークは非常に強力で、構築の自由度はもっと高いと感じていました。具体的には、ふしぎなアメを使って2進化を立てる、といったことも可能ではないかと考えていました。

これらの理由から、レシリザ、三鳥対策として他の相棒を探すことにしました。

ゾロアーク+ペルシアンの相棒に求められる能力は、
・レシリザ、三鳥に有利なカードであること
・ダブル無色、トリプル加速エネルギーと相性が良いこと
です。

そう考えてカード検索をしていてたどり着いたのが、サーナイトGXです。

ラルトス×3、サーナイト×2、ふしぎなアメ×2、フェアリーエネルギー×4と合計11枚の枠が必要ですが、とりあえずデッキを組んでみました。
軽く一人回しをして検証。

〇2進化は立つか?
→ばっちOKでした。思った通り、キャットウォークは強い。ただ、それだけだと不安なのでマオ+取引も必要と思いました。

〇サーナイトGXは相性が良いか?
→めっちゃ良い。
サーナイトGXは放っておくとエネルギーが溜まってどんどん火力が上がっていく⇒相手はサーナイトGXを倒さないといけない⇒キャットウォークが使いやすいと思いました。

2進化はデッキスペースを多く必要とするので、この時点で構築はほぼ完成です。はわさんのルガゾロから、
〇ルガン22、ヤドキング11、カミツルギ1、マタドガス1、ムサコジ1、黒帯1、闘エネ1、虹エネ1 の計12枚を抜き、
〇ラルトス3、サーナイト2、ふしぎなアメ2、フェアリーエネー4、マオ1 の計12枚を入れることになりました。

④(本来であれば)環境デッキとぶつける

はい。今回、この項目は全くありません。三か月振りにデッキ組んだので環境デッキなんて組んでません。なので、このデッキがどの程度戦えるのかは全くの未知数のままジムバトとハクタイシティカップに行ってきました。

レシリザ、三鳥とも一回しか戦ってないので、相性判断はできないです。そこそこ戦えそうではあります。

⑤雑感

とはいえ数戦したので気になったことは残しておきます。

序盤から終盤の全ての場面で、無人発電所が致命傷になるので、スタジアムを割るカードは増やすべき。特に、リセットマーシャはボールでサーチできるので2枚入れてもいいかも。フィールドブロアーは道具も割れるので便利ですね、候補だと思います。

・アセロラ、ムサコジ、友達手帳辺りは入れ替え候補かも。というか、他にスペース割ける部分がない。

・プレシャスボール出たら4枚入れたい。このデッキ実はハイパーボールが使いづらいので。不必要なカードは取引で切ればよいし。


⑥デッキ名に関して

Queen's command、意味は女王の命令的な感じです(前々回記事にちらっと記載あり)。
デッキ名を付けようと思ったきっかけは、チームサニーの某かざぐるま氏が、「ピカゼクライライってなんだよ!MTGみたいにデッキ名つけようぜ!」と言ってたのを思い出したからです。まあ確かに、特にTAG TEAMが出てからのデッキ名の略称は好きじゃなかったです。デッキ名を付けるのは、なんとなく愛着沸くし、結構おススメです。

⑦あとがき

・今回は環境デッキとぶつけなかったり、考察期間が短かったりといった理由で、深い内容にはならないだろうなあと思って書き始めました。でも思ったよりも構築の初期段階って書くことありましたね。特にサポ、ボール配分の考察は今後のポケカ人生にも生きていくかもしれませんこれからも、入賞レシピはどんどん参考にしていきたいですね。

・もうすぐ全国大会ですね~。チームサニーは半分以上のメンバーが第一次抽選に落ちしました。ポケカブーム恐るべし…(でもブームのおかげで旭川でポケカできてる感はある)。

・では今回はこれで。みなさん良いポケモンライフをば~( ̄∇ ̄*)ゞ。

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